おさむ茶マイルーム

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 昨日、山形ソラリスで映画「結婚しようよ」を観てきました。
全編に流れる“吉田拓郎ソング”は20曲、1970年代のフォークソング全盛期に青春を謳歌した団塊世代にはたまらない映画だ。健全なある家族(主演:三宅裕司)を中心に、恋愛や夢や友情、そして夫婦愛について静かに語る。ストーリーが
 平板だが、全編“拓郎ソング”でいっぱいの心温まるヒューマンドラマ。
退屈せずに2時間を楽しめたのは、拓郎ソングと良い味を出していた岩城こう一らの活躍があったからか、松方弘樹が好々爺の老夫婦を演じていたのが面白い。
 ラストシーンは、映画館がつま恋コンサートに行ったような錯覚になる「落陽」の大合唱…50歳以上のおやじ必見のB級映画です。

 キタ−−−−−−−(°∀°)−−−−−−−!!!
昨夜、あの「電車男」がTVでオンエアされてましたね。
2ちゃんねるから火がつき、書籍化、映画、そしてテレビドラマと一大ブームを巻き起こした、純情オタク青年の感動初恋物語でした。
 
 実はワタクシ、「電車男」を地で行く事件経験があるんですよ。3年ほど前かな、左沢線に乗って帰宅する時のことでした。
電車が走り出した途端、酔っ払いおやじが女子高校生たちに絡みはじめました。車掌もいたのですが、注意しようとしませんでした。酔っ払いおやじには困ったもんだと思いつつ(オレもかw)、しばらく見て見ぬふり続けてましたが、その女子高校生がアイコンタクトで「助けておじさん!」と訴えてるように見えたので、ここで助けなければ男がすたると、勇気振り絞って立ち上がりました。

 それこそ低姿勢に出てその酔っ払いおやじをなだめにかかりましたが、逆ギレしてこちらに食ってかかってきました。2駅くらい相手をなだめるすかししましたが、だんだんと調子こいてきたので、次の駅でムリヤリ引きずり落としてやりました。つまり置いてきぼりですw。
車内で拍手は起きませんでしたが、女子高校生から感謝雨あられ…今思えばメルアドでも聞いておけばヨカッタかなとw。最近凶悪事件が起きてますからね、相手がナイフでもと思ったらゾッとする事件でした、お粗末!

 昨夜、映画化もされて大ヒットを記録した「半落ち」がオンエアされてました。劇場版を見そびれていたのと横山秀夫作品はそれ以前のも読んでいたので、見入ってしまいました。

 横山秀夫作品は同じく映画化された「出口のない海」もそうでしたが、テーマが重いですね。
 ストーリーは、現職の警察官がアルツハイマー病に苦しむ妻を殺害した、と自首してくる。動機や経過を素直に供述していた梶だったが、妻の殺害から自主までの二日間の行動だけは頑なに語ろうとはしなかった。
 
 ストーリー的になんというか悲しい話でしょう、自分が同じ立場にあったたらどうしよう…?自分を犠牲にしてでも誰かを守りたい、そんな思いを力強く伝えてくれたいい作品でした。

 昨日、”ALWAYS3丁目の夕日”やっと観に行ってきました。笑いあり涙ありで、大満足の時間を過ごすことが出来ました。
土日はずっと予定ありで平日の鑑賞でしたが、すいてて思い切って泣くことが出来ました。

 やはり三丁目を見る人は大体、雰囲気でわかります。「クローズ ゼロ」のお客も大体わかります。あきらかに待合室にクローズ系の20才そこそこの二人組みが待っていました。「あ〜あっちね」という感じでした。
続を見終えて、やっぱりいいなーという感じでその世界に浸っているところに二人組が…心のなかで「君らこっちやったんか〜!」と…映画以上に嬉しくなりました。

 その時代を通っていなくても、ALWAYSはやっぱりどの世代にもALWAYSですね。ひとは当たり前だけど見た目ではわかんないですね。


 山形の風景や名物をモチーフとした「農家の嫁は弁護士!神谷純子のふるさと事件簿3」が明日(8月11日)YTSTVで午後2時からオンエアされるようです。

 すでにTV東京では6月13日に水曜ミステリー9枠で放映済みですが、ストーリーは寒河江市のサクランボ農家に嫁いだ弁護士(浅野ゆう子)が、身近で起きた殺人事件に迫るドラマシリーズの第3弾。今回は、4月に山形市内などで撮影が行われたそうです。

 今回は寒河江ロケありませんでしたが、前回はロケ費用を切り詰めるために職場の若者が動員されたようです。さすが女優浅野ゆう子様は、撮影合間にも日焼け予防に余念がなかったとのこと。筋立ては、あまり期待できませんが、まずは地元ロケということで見ましょう、騙されたと思って…w。
 昨夜、SAYで「スウィングガールズ」帰ってきましたね、劇場公開はたしか2年前?もうTV登場なんだ、早っ!
 上野樹里ちゃんの「ジャズすんべ!」のセリフも印象深かったけど、彼女がテナーサックスを演奏する姿もカッコよかった。クライマックスの音楽祭シーンは、何回見

 確か映画の前宣伝で、山形でもSAY社屋前や落合スポーツCライブをTVで見たけど、もう1回聴いてみたいような…。それは山形が舞台だからでしょうか?ちゃうちゃう音楽の持つ摩訶不思議な魅力でしょうかね。ここは婆薔薇さんの世界でしょうから、コメントどうぞ!

 今年度話題の映画キムタク主演の「武士の一分」を見てきました。下級武士の悲哀を描いた藤沢周平作品3部作の最終編。映画を見終わるまで、この意味がよくわかりませんでしたが、分際、職責、面目、このようなことではないかと思いました。藩主の食事の毒味係をしていて、貝の毒にあたってしまったために失明してしまいますが、これは彼が藩士としての役目を果たせなかったことを意味しています。

 そして彼は、目が見えないために、死を免れないと覚悟します。悲嘆、絶望、諦念…彼の澄んだ瞳が輝き心情を表現する …『目にものを言わせる』という表現がぴったりです。
ホタルが舞う縁側で、『ホタルはもう出たか』という新之丞の問いに、妻の加世(檀れい)の『まだでがんす』と…穏やかで、悲しみを抑え、愛を込めた言葉も涙を誘いました。
いい映画でした。


 今日この映画を見てきました。
「ALWAYS3丁目の夕日」でいい味だした堤真一主演で、話は主人公が過去にタイムスリップする話。

 彼は地下鉄に乗るのだが、
地下鉄を乗り換えるために歩いていた駅の中で、
子供時代に死んだ兄を見る。
それを追いかけると地下鉄の駅を出ることになるのだが、
出て見ると自分が、子供のころの時代の町の風景になっている。
 
 この映画のことは見ていない人のために、これ以上は話せませんが、
自分の人生は自分のもの。そんなことを浅田次郎は訴えたかったのかな?

 昨日、昼過ぎからカミサンと映画鑑賞行ってきました。富司純子×寺島しのぶ親子主演の「待合室」という映画です。
 映画鑑賞といっても会場は映画館ではなくて公民館ホール、自主上映として東北各地を転々と上映しているようです。もちろん公民館なので、音響悪いし椅子はパイプ椅子だしスクリーンは見えずづらいしで、結構疲れました。

 でも、映画はよかったぁ〜。ちょっと泣けましたし、岩手のちっちゃな駅の待合室の話なんですけど、そこに訪れる人たちと”駅前のお店のおばちゃん”との命のノートを通しての文通の話です。これは実際にあった話を元に作成された映画らしいのですが、その駅に一回行ってみたいとかられるようないい話でした。

 最後に綾戸智絵さんが主題歌を歌っているんですが、エンドロールが始まった瞬間、おじちゃん、おばちゃんがいっせいにしゃべりだしたのには引いてしまいましたが…。


 またまた昭和ネタですみましぇ〜ん。先日、居酒屋になつかしい映画ポスター貼ってありましたので、懐かしさのあまり盗撮してきました。女子高校生でないから、許してねw!
よく見ると、長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎と、大映のビッグスターが勢そろい…おそらくこのメンバーからすると正月用向けの作品だったかもしれません。細かいですが他キャストでは、京マチ子、中村玉緒まで、超人気俳優の共演はストーリー云々よりスクリーンを通して「いかにスターを多く見せるか」顔見世の色合いが強かったような気がします。

 あの頃、映画は最高の娯楽ツールでした。大映作品といえば「ガメラ」「大魔神」を思い浮かべますが、それ以前の大映のオハコは勝新の「悪名」「座頭市」「兵隊やくざ」各シリーズ、雷さまの「眠狂四郎」シリーズなど…まさに銀幕黄金時代でした。




 今夜、久しぶりに映画「出口のない海」を見てきました。原作が『半落ち』横山秀夫の小説、脚本が山田洋次、主演が市川海老蔵で映画デビュー作という興味も手伝って、楽しみにしていた映画である。

 ストーリーは、甲子園の優勝投手市川海老蔵が大学進学後に肩を痛めて、エースの座を失う。それでも野球への情熱はさめず。ところが時代は戦争へ…彼の任務は人間魚雷“回天”で敵艦への激突。希望に輝く未来を断ち切られ、二度と帰れない壮絶な使命に向って突き進みながらも、最期まで夢を捨てず、生きるとは何か?何ために死ぬのか?描く感動作…宣伝パンフより転載。

 主人公たちが自らの死をもってまで家族を守りたい、国に報いたいと願う若者らしい心中は痛いほど伝わってきました。休暇で実家に戻った時のシーン、主人公に父(三浦友和)が問いかけた「敵の姿を見たことがあるか」、おそらく敵も知らずに戦争をする愚かさを言いたかったのでしょう。
 最近の戦争映画は戦争を賛美する映画は皆無、みな反戦をスローガンにしてますが、そのテーマが重いだけにその伝え方は極めて難しく、戦争の悲惨さを伝えることが精一杯なのかとも思います。


 昔子供の好きなものベスト3は「巨人、大鵬、玉子焼き」でしたが、その直前の世代はなんてったって…力道山でしょう。戦後敗戦にうちのめされた日本国民の希望の象徴として、外人レスラーをバッタバッタと空手チョップで撃墜、まさしくヒーローでした。今では考えられない隔週金曜日放映(もう一つ枠は「ディズニーランド」番組)でしたが、その2週間の待ち遠しかったこと…カレンダーに印したほどでした。
 そんなヒーロースーパーが朝鮮半島出身と分かったのは、亡くなってからだいぶ経ってのことでした。戦後ニッポンの救世主が、過去に差別し支配してきた朝鮮出身レスラーでは、営業政策上まずかったのでしょう。

 今、その韓国製作の自伝映画「力道山」が公開中ですが、この映画は主役意外は日本人キャストで固められていますが、まぎれもなく韓国映画です。しかし、この映画は、昨今の“韓流”という甘い純愛路線映画とは一線を画し、韓国映画界が日本人に見てもらうために作られ骨太作品のようで、生粋の大和魂を描いた日本映画であるかもしれません。
 力道山は誰よりも、日本人であることを誇りとし、どの日本人よりも日本人であり続けようとした。そして、東京オリンピックが開催される前年の昭和38年、彼はその生涯を終えましたが、まさに、日本人の新たな道しるべが、力道山からオリンピックへと変わったときで、この映画を観ていると、その死は運命だったかのように思えてなりません。

 先先週、NHK・BSで「フォレストガンプ・一期一会」をオンエア、劇場1回、ビデオ2回、4回目の観賞、原作も含めると5回目か、いつ観てもアメリカ映画の底力の凄さに圧倒される作品だ。IQは低いが、母の強い愛を受けて育ったフォレストの人生を、彼が語り続けるという形でストーリーが進みます。フォレストという愚直な青年の30年にわたる半生を通り、追体験することで、自分たちが何を失い、何が見えなくなっているのかを再考させた逸品だと思います。また、時代を象徴する“事件”とヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジー、T・ハンクスの当り役といってもいい。

 作品の中で、歴代大統領と彼を合成したCG技術も驚異的、いじけた児童がかくも立派な人生を積む。そのことで涙を流させるであろうが、本人の善行、その善人性があらゆる不幸を乗り越える、その性格がうれしく頼もしい。今までのアメリカ映画のヒーローと言えば、強くて、頭が良く、そしてハンサムと相場が決まっていました。そうかと思えば正反対に、欠点だらけでルックスも悪く、おまけに劣等感のかたまりで性格的にも屈折しているアンチ・ヒーローが活躍するこういう映画もありかな…と、大感動もの映画ではないが、良い映画であることは確かだろう。



先週の金曜日、日本アカデミー賞授賞式の模様がオンエアされていましたが、ここのブログでも前に紹介した「ALWAYS三丁目の夕日」が12部門を受賞という快挙を成し遂げました。          
 この映画を見た人は、異口同音に「少年の頃にタイムスリップしたようだ」と。みんな、あの頃の日本の生活は貧しかったけれど、心は決して貧乏では無かったことを思い出しながら観たのだと思います。何よりも、あの頃の日常の生活を再現して見せているだけなのに何故か涙が溢れ出て止まりません。あの頃の日本って、ホントに元気が有ったし、人と人の繋がりっていうあたたかな温もりが有ったんですよね。映画が終わりエンドロールが流れている間に冷静さを取り戻そうと必死でした。やがて、上映が終わり映画館を出て、その真っ赤に腫れあがった目をカミサンにごまかすのに、何かチョット照れてしまったような。だけど、カミサンも映画で感動している様子だったし、何にも増して同じ場所で、この映画を一緒に観られたことに感謝したいです。もっと多くの人に観てもらいたい・・・そんな映画でした。
 現代社会は、とかく心が疲れやすい環境にあります。そんな時、観た人の疲れを癒し、心に安らぎを与えてくれるオアシスのような場所になると確信しています。それから、初めから日本アカデミー賞の最優秀賞を取ると思っていた映画でした。それだけ素晴らしい映画なのだと最初から思っていたからね。待ち望んだDVDが六月に発売されるそうですが、買って一生の宝物にしたいなー。

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 最近ビジネス系「東横イン」がマスコミを賑わしておりますが、日曜日に映画界をにぎわしている「THE 有頂天ホテル」を見てきました。三谷幸喜が満を持して取り組んだと評される作品の舞台は「ホテル」、時は、大晦日の夜10時過ぎから年越しまで起こる2時間のリアルタイムストーリー。主な登場人物だけでも23人、実にめまぐるしく場面が変わり、出演者が織りなす9つのエピソードが絡み合い、もつれ合い、クライマックスの年越しカウントダウンパーティーへ向かって怒涛のごとく展開していきます。過去作品に比べると、今回は迷路のようなホテルに、いくつもの部屋……と、ちょっとばかりスケールが大きい。部屋、宿泊客、従業員の数だけドラマが存在するといった具合だ。
 三谷作品常連俳優を筆頭に、主役級の豪華キャストが次々と登場する、いわば幕の内弁当的な面白さなのだ。全く関係なさそうな人同士が意外なところでシンクロするので、目を離す暇も、飽きる事もなく、ジェットコースター感覚で楽しめる本作。新たな三谷ファンも増えるに違いない。
それにしても日本映画史上かつてないオールスターキャスト、主役クラスのスターだけでも十数人。その他にも、現在の日本映画界を担う俳優たちが、これでもかこれでもかと登場します。三十人近くに及ぶ登場人物は、すべてが主人公、かつてない豪華キャスト作品が誕生します。

 その中心になるのは「ホテルアバンティ」の副支配人を演じる役所広司。大晦日、ホテルで起こったあらゆるトラブルを、彼は孤軍奮闘して解決していきます。次から次へと彼を襲う難題の数々。やがて彼自身にも人生最大のピンチが……。
 もう一人、物語のキーパーソンとも言うべきなのが、心に傷を持つ客室係の松たか子、代議士の愛人だった彼女は、二人の関係がマスコミにばれた後、男に捨てられ、今は密かにこのホテルで働いています。そこへ汚職事件に関わってマスコミから追われる、元彼の代議士がやってきます。大晦日の夜の運命の再会。やがてホテルに集まったすべての人々の人生をも大きく変えていくことになっていきます。
 愛がある映画・観終わって幸せになる映画、ここにはあらゆる愛があります。かつての夫婦、かつての愛人、幼馴染、それぞれのかたちは違うものの、共通することは・・・相手を想う気持ち。
それが元で小さなウソや事件は起こりますが、最後には愛の力で助けられます。人生の崖っぷちに立った男達。女の力で救われ、解決へと向います。笑の中にも愛のあふれる映画です。