おさむ茶マイルーム

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 さみいねえぇ、毎日ったく〜、北海道はまだシバレるんでしょうけど…。正月映画でなおかつこの酷寒時期になると思い出されるのが映画『網走番外地』シリーズ。「新・網走番外地」シリーズとあわせると18作で、半数近くは観ただろうか。網走刑務所を舞台に大雪原の脱走、トロッコによる追跡劇、列車による手錠切断など、和製「ダイハード」のようなハラハラドキドキ映画でした。脇役も田中邦衛や嵐寛寿郎など男臭いキャストで固め、高倉の骨太なヒーロー像は確立していった時期でもありました。今の高倉健の映画から想像も出来ない荒くれ者役で、荒唐無稽のストーリーでしたが、当時のせつな的な世相を反映して、若者の共感を呼んだのかもしれません。渋い二枚目の寡黙なヒーロー像となるのは70年代後半以降である。
 そして映画が終わっから外に出るとき、一様に健さんになりきって肩をいからせて出るのが常でした(笑)。そして、珍しく健さんがシャガレ声で歌った主題歌もヒットしましたが、内容が内容だけに放送禁止になってしまったようです。

春に春に追われし 花も散る
酒(きす)ひけ 酒ひけ 酒暮れて
どうせ 俺らの行く先は
その名も 網走番外地

遙か遙か彼方にゃ オホーツク
紅い 真っ紅な ハマナスが
海を見てます 泣いてます
その名も 網走番外地


2006.01.10:osamu:count(2,141):[メモ/▼映画&読書感想文]
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