おさむ茶マイルーム

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「蝉しぐれ」藤沢周平の同名小説を映画化した作品で、舞台は東北小藩の海坂藩、「たそがれ清兵衛」と同じ設定でNKKTVドラマ化されていたのが記憶に新しいところです。ただ「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」と違って、山形弁が使われていなかったのが、ちょっと謎…山形弁は聞き取り辛いから止めたのかもしれないけれど、やっぱり山形弁を使ってほしかった(笑)。
 ストーリーは、藩の派閥抗争に巻き込まれた父、その悲運の死を乗り越え、成長する牧文四郎の姿、おさななじみのふくとの切ない恋を描いた珠玉の名作(パンフレット丸写し)とか…w。
余談なりますが、映画「蝉しぐれ」オープンセットが今も保存されていて、見ることが出来ます。場所は庄内の羽黒町(出羽三山で有名)にあり、映画公開を前に観光ツァーも組まれているようです。
 屋敷のセットは、1年間風雨にさらしてから撮影開始したそうで、製作者のこだわりを垣間見ることができます。映画から観るか!セットから観るか!ワタクシはこの春、映画より一足先にセットを観てまいりました。映画は全国一斉に10月1日公開だそうですから、10月中には必ず行こうかと思っています。


2005.09.29:osamu:count(2,132):[メモ/▼映画&読書感想文]
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