おさむ茶マイルーム

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 最近のデパ地下がグルメスポットとして脚光を浴び、さらに様々なテナントが軒を連ねるスタイルになっているけど、子どもの頃日曜日にデパートへ行くというのは年に1回か2回の一大イベントで、大食堂で昼ごはんをたべるというのはその中でもクライマックスだったのです
 ショーウインドウのサンプルを見ながら何を食べるか悩むあの一時は、至福の瞬間でした。入り口に向かうとの食券売りのお姉さんがいて、基本的に相席の大きなテーブルに着くと、ウエイトレスのお姉さんが片手で食券を切り、半券を残して行くんですよね。テーブルの中央にはお盆に湯飲みが重ねてあって、セルフで土瓶からお茶を注いで飲む。あの土瓶って懐かしいなぁ。
 ちなみに私の記憶しているご馳走で一番ビッグだったのは“海老フライ”。当時はおそらく輸入の養殖ものなんてなかっただろうから、天然の車海老だったのかな?今考えると親も随分ぜいたくさせてくれたものだと、あらためて感慨ものです。そのデパートの大食堂も次々と消えていく運命とか…また昭和の遺産が消えていくようで、一抹の寂しさを覚えているのはオヤジたちだけでしょうか。


2005.11.30:osamu:count(1,636):[メモ/▼昭和な時代]
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