おさむ茶マイルーム

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 不覚にも3日ほど風邪で寝込んでしまったため、ブログ更新もサボってしまいました。また寒気強まってるようですので、ご同輩もくれぐれもご用心を!
 ところで最近、我が家では健康志向が強まり、玄米食と併用(ワタクシは食べませんが…)するようなりました。炊きそこないの玄米ご飯を加工したのがこれ。怪我の功名というか、結構これがイケてました。玄米ご飯をぼた餅状につぶし、それを焼いて揚げただけのものですが、名付けて「オリジナル中華風玄米揚げ餅」、上にバターをのせ醤油をたらすと甘味と香ばしさが口いっぱいに広がり、無国籍的な得も言われぬ味でした。これなら酒のつまみにもいけそう。
2月10日に迫ったトリノ五輪開幕に向けて、女子フィギアにスポットが当てられているが、実は金メダルの最短距離にいるのは、五百メートル世界記録保持者で初出場の加藤条治(日本電産サンキョー=山形出身)だといわれている。
 若干二十歳で、最近めきめきと力をつけた加藤条治選手だが、武器となるのは、世界一巧みで、加速に優れたカーブワーク。「あのリズムの良い、跳ぶようなスケーティングは教えて身に着くものじゃない。天性だ」と、元男子五百メートル世界記録保持者の鈴木恵一日本スケート連盟強化部長は舌を巻いたという。一流スケーターとしては細身だが、それを独自の技術でカバーできるのが強みだ。
 W杯前半戦で3勝を挙げたのに「カーブは調子が悪い」と漏らしたという。失敗の少ない選手ではあるが、わずかな狂いが生じれば順位は大きく後退するので、そうならないように願うだけだ。


 山形では昔から「鯉の甘煮」を正月に食べる習慣ありましたが、最近はスーパーでもとんと見かけなくなりました。鯉は古くより滋養強壮によいと、母乳の出が良くなる食品として出産時に「鯉の甘煮」を食べさせたそうです。その他に利尿効果、むくみを取る作用、貧血防止、高エネルギー食品として、体力回復などに効果があると言われています。寒河江でもこだわりをもってる鯉屋がガンバっており、昨日久しぶりにその店から買っていただきました。心なしか精が付いたような気が…(笑)。
 全国から渓流釣りファンを集め、初のキャッチ&リリースをルール化した区間を設けたことでも知られる大井沢、月山と朝日に抱かれたとても魅力的なエリアで、都会からセカンドライフを送ろうと移住してくる方もいるほどだ。自宅から車で50分、ドライブがてらにちょうどいいその大井沢にある温泉「湯ったり館」に初めて行ってきた。館内は地元西山杉がふんだんに使われていて、居心地がいい。 入ってみての印象はクセがなく、あっさりサッパリとした感じがするのだが、なんと蒸発残留物、11,590もある。つまり「濃い」ということ。ちなみに蔵王温泉で2,000ちょっとだ!ただし、源泉温度が38.2℃。10人ほど入浴すると狭い感じのする湯船で濃い食塩泉ですが、残念なのは、循環されたお湯で来訪者が多いため疲れた感じのお湯になってしまっていることです。
浴室は、石造りの湯船の「朝日の湯」と木造りの湯船の「月山の湯」となっています。
入浴料は大人300円(休憩室200円)、今なら雪見風呂として雄大な自然も楽しめます。やっぱ、冬は心まであったまる温泉サイコー!


いや〜、新酒の時期が今年もやってきましたね。先週末、バウンドテニスサークルの新年会で日本酒を久々に飲んでみた。新発田市のBT仲間からお土産にいただいたもので、どぶろくを彷彿させる菊水酒造(新潟県新発田市)のにごり酒 菊水・五郎八。秋冬限定もんらしく、こってり甘口。しかも、アルコール度数がなんと21度、それでいて、とろりとした口当たりはいいわ、うまいは、酔うわで、奪い合い…あっという間に完飲。これうますぎで、飲みすぎたらヤバイって感じ。
 冬はやっぱり鍋に限りますな〜。この時期山形の定番鍋といえば、寒たらを丸ごと使った「どんがら汁」で決まりですが、シケでたらもお高いらしくて、昨夜の鍋将軍のメニュー裁定はリーズナブルな「かも鍋」でした(-_-;)。おそらくスーパーで安かったたのでしょう…間違いない!はっきり断定できるところが悲しい〜。

 我が家の「かも鍋」の具は大雑把、かも肉の他は冷蔵庫にある具材で間に合わせるため、これといったレシピは無いが、ダシだけはこだわって高級昆布を使うようにしている。鴨肉とつみれ肉に、白菜・大根・人参・青ねぎ・えのき・ぶなしめじ・豆腐など、…薬味にゆずこしょうをたっぷりかけると、口いっぱいに広がる絶妙のハーモニーが…まいう〜!

 それでは昨夜の鍋モニター報告です。

*かも肉が思っていたよりやわらかく食べやすかった。
*ミンチの骨入りのダンゴは、他に無い食感でグッド。
*かも肉から出た玉油のうまみが野菜に沁み込み、とてもうまかった。
*最後に「うどん」を入れて食べましたが、やや食べ過ぎの感がありました。

 総合評価は65点といったところでしょうか。「次回は、キムチ鍋がいいな〜」と、カミサンに聞こえるように小声でつぶやき、箸を置きました(笑)。


 昨日お昼に、村山市の通称「そば街道」14あるうちの7番目の店『リバーハウスはやぶさ』を通りかかったので、寒ざらしそばを初めて食してきました。
寒ざらしそばとは、前年の秋に収穫した新蕎麦を貯蔵しておき、1月の大寒の日を目処としてその日から2週間程清流に浸し、その後厳寒の戸外で紫外線の強い冬の太陽の光と吹きつける寒風に晒して乾燥させた玄蕎麦を言うそうです。この寒ざらし玄蕎麦の粉で作った蕎麦は、甘味をたたえ香りも豊かでまろやかな味わいを持つと言われておりますが、確かに独特の風味がありました。
 これはつけ肉そば。温かいつけ汁で食べる。ちなみに写真は大盛り、量が半端でありませんでした。

 昔、街頭紙芝居というものがあったのを覚えているだろうか?TVが普及する前は、我ら世代にとって何よりも楽しみのひとつでした。自転車で紙芝居のおじさんがあらわれると、自転車の後ろには子供たちの列が出来、競って拍子木を奪い合ったものだ。(拍子木を鳴らす係りをやるとタダで紙芝居が観られたから)
そして路地裏に響きわたる拍子木の音!「カン!カン!カン!紙芝居がはじめるよ〜!」
 この、街頭紙芝居はビジネス!水あめや、お菓子(当時は5円)を買わないと見れない。買えない子は、遠くから紙芝居おじさんの声だけきいていました。
 ただ金色のがい骨マスクのヒーローが活躍する人気の「黄金バット」は、いつもいい所で毎回終わっていたため、翌日も来るように仕掛けられていました。
 今思えば、すべての登場人物の動きや声色、効果音まで実演者が一人でこなさなければならない紙芝居おじさんの、熟練した実演は大変な技術でした。戦後の子ども文化を彩った紙芝居も、いまではほとんど目にすることのできませんが、また観てみたいと思いませんか?

 さみいねえぇ、毎日ったく〜、北海道はまだシバレるんでしょうけど…。正月映画でなおかつこの酷寒時期になると思い出されるのが映画『網走番外地』シリーズ。「新・網走番外地」シリーズとあわせると18作で、半数近くは観ただろうか。網走刑務所を舞台に大雪原の脱走、トロッコによる追跡劇、列車による手錠切断など、和製「ダイハード」のようなハラハラドキドキ映画でした。脇役も田中邦衛や嵐寛寿郎など男臭いキャストで固め、高倉の骨太なヒーロー像は確立していった時期でもありました。今の高倉健の映画から想像も出来ない荒くれ者役で、荒唐無稽のストーリーでしたが、当時のせつな的な世相を反映して、若者の共感を呼んだのかもしれません。渋い二枚目の寡黙なヒーロー像となるのは70年代後半以降である。
 そして映画が終わっから外に出るとき、一様に健さんになりきって肩をいからせて出るのが常でした(笑)。そして、珍しく健さんがシャガレ声で歌った主題歌もヒットしましたが、内容が内容だけに放送禁止になってしまったようです。

春に春に追われし 花も散る
酒(きす)ひけ 酒ひけ 酒暮れて
どうせ 俺らの行く先は
その名も 網走番外地

遙か遙か彼方にゃ オホーツク
紅い 真っ紅な ハマナスが
海を見てます 泣いてます
その名も 網走番外地


 山形の冬の風物詩といえば、あったか「あじまん」で決まり。「あじまん」というのは、薄い皮の中に大量のあんこが入った、大判焼きや今川焼きみたいなお菓子で、あんこ入りの\"あじまん\"だけじゃなくて、最近はカスタードクリームやチョコなんかが入っているのもありバリエーション豊かになってきました。
「あじまん」は、昔は、ちょっとした食料品店のどこでも「あじまん」を焼いていたものだが、しかしその後衰退の一途をたどり、今や山形のチェーン店のジョイというDIYショップの入口付近のプレハブ店舗に行かないとお目にかかれなくなった。昔寒い日など、焼きたての「あじまん」は最高のご馳走で、一口ほうばると心から温まり幸せ感に浸ったものでした。
 今日は、思いっきりローカルネタでございました。。m(_ _\"m)

 寒河江でだんごといえば三吉屋にきまっている。今時珍しく、5個ついている。種類は、焼きだんご(醤油)、ぬだ(じんだん)、あんこ、ごまの4種類だが、醤油だんごは、昔ながら常時囲炉裏(炭)で焼いているのが嬉しい。醤油だんご以外はオーダ後にトッピングしてくれる。
 三吉屋といったら醤油だんごです、文句なし絶品です。スーパーで売られている甘ったるいだんごとは、一味もふた味もちがいます。遠く市外から買いに来る人も多く、三吉屋のだんごはほどよくしょっぱくて最高!


 朝、窓を開けて「また雪かよ〜」が日常会話となりつつある昨今、今冬の寒波は異常である。この世に生を受けて半世紀以上なるが、12月に屋根の雪下ろしをしたのは初めてである、しかも2回も…。他県の人には雪景色も風情あるものと思われますが、毎日つきあう者にとってはやはり厄介なもの。肉体的、経済的負担は計り知れないものがある。 今更、時代錯誤だと無視されそうだが、昔の人たちは先人の厳しい言いつけによって、通行人の難渋を思い、朝食前に雪を払い道を砿保したものである。自主的というより言い伝えられた作業で「嫌々ながらも」毎朝励行したものである。
 範囲は自分の屋敷分が除雪(道つけ)の対象となっていた。自宅前が大通りに面している所は勿論大通りの雪を払い、人が通る小道ですら屋敷(畑など)が隣接している所は、雪を踏み固めて通れるようにしてから学校に通ったものである。祭日の晴れた日は各家の雪下ろし日となり、朝の挨拶は屋根の上からであった。今はいずれも年老いた戸主たちによる作業となってきた。
若い人たちの姿が見えず、中学生や高校生のいる家であってもこれらの現象が続いている。
 ある会社の工場長の話「長年、社員全員が屋根に上って一斉に雪を下ろし、工場のガラスを磨き、新年を迎える準備をして正月の休暇に入ったものである。ところが数十年前から"雪下ろしに雇われたのでもなく、ガラス磨きに雇われてきたものでない。そんな仕事は別に人を雇ってやってもらえばいい"と拒絶され唖然とした」と述懐する。
 中国や韓国を例にあげるまでもなく日本全体が「学歴優先社会」である。小生の思い過ごしではあるまいかといささか気が咎めるものだが、雪払いや雪下ろしなどは労働者の仕事だとして若い世代の社会観は「ダサイ仕事」「ランク以下の労働」だと見ているのではあるまいか。昭和は遠くなりにけり てかー。
 

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 明けましておめでとうございます。今年も新年に相応しくないB級でのスタートですが、年末の30日に山形のラーメン店人気投票で常に上位にランクされる「吉野屋」にどんなものか食べに行ってみました。お店の前まで行ってみると、そこには信じられない光景が…。な、なんと山形では珍しい行列が…昼時ということもありましたが、さすがに驚きました。
 待たされた期待が膨らものです。まずスープ一口…うまい、最後にニンニクの香ばしさが残る味。麺は中太ちぢれ麺で、スープとよく絡んでうまい。チャーシュー、トロトロ系じゃないですがやわらかく仕上がってました。支那そば系では群をぬいた完成度だと思いました。味はしっかりしていて、あっさりという訳ではありませんが、後味はすっきりでアキの来ないラーメンです。お客さんも次々訪れ、人気の高いのも納得、05年度最後の「ラーメン食べある記」でした、ジャンジャン。

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 年末年始に入ると、様々な企画TV番組も楽しみの一つですが、昨日80年代の音楽特集番組で久々に「大橋純子」の勇姿に遭遇しました。当時、日本人離れした歌唱力(特に高音部分)と音楽センスにビックラこいた記憶が残っています。今でも実力派シンガーという言葉は、彼女のような人のためにあるのではと、頑なに信じているワタクシです。
 なつかしいついでにインターネットで調べたら「元々ボサノヴァが好きだった彼女は、地元北海道の短大時代、先輩のバンドのリードヴォーカルに抜擢されR&Bに目覚め、上京後にレコード会社のオーディションに合格し'74年ソロデビューを果たした」とか…。その後、"大橋純子&美乃屋セントラルステイション"を名乗った時代もありましたね。「たそがれマイ・ラブ」が代表ヒット曲ですが、ワタクシ的には、結婚式で今もよく歌われる「シルエット・ロマンス」が大好きです。
 先日行われた「第50回有馬記念」、ゼッタイに負けるわけがないと断言したディープインパクトでしたが、最後の直線で抜け出した4番人気のハーツクライにマサカの敗戦!ダントツの1番人気で誰もが勝利を信じて疑わないなか、中山競馬場にかけつけたほとんどのディープインパクトファンの悲鳴が聞こえそうです。 
 ワタクシTV観戦していましたが、ディープインパクトはまずまずのスタートを切って、道中は最後方を追走し引っかかるそぶりも見せず、スムーズのようでした。4コーナーでは、早くも先頭を射程圏内に入れたものの、直線で菊花賞のような伸びが見られず「ヤバイ!」 と注視しつつも結果は半馬身及ばず。「今日は飛ばなかった。普通に走ってしまった」とレース後の武豊の談話。あの名馬&名騎手を以ってしても、勝負にゼッタイという文字はないんですね、反省です。