おさむ茶マイルーム

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 昭和30年代に流行した子どもの遊びの一つに、日光写真というのがありましたが、子ども心に何とも不思議で、興味をそそられた遊びの一つで、地球ゴマとともに科学玩具の代表でした。
日光写真は日光による 化学変化を利用し、種紙の字や絵を感光紙に写し取る青写真の一種で、絵を反転するとあらあら不思議!あこがれのスターやヒーローの写真げ出来上がり。
 日光写真は、何も写っていない印画紙に絵柄の印刷された薄い紙(種紙)をのせて光を当てると、その絵柄が紙に写しだされるというもので、仕かけは、光が当たると感光して色が濃くなる紙にある。10分くらい太陽の光に当てておかなければならなかったので、その待つ間わくわくしたものだ。 
  種紙と呼ばれる絵柄の印刷された紙には、人気の漫画キャラクターや時代劇、テレビの人気者などが描かれており、白い部分が光を通し黒く、黒い部分が光を遮って白く印画紙に写し出されるわけである。
 おおむね50歳以上の方は子どもの頃に体験し、40代は学校の理科の実験や、学習雑誌の付録について記憶にあると思うが、これ、定着液を使用しないので、せっかく焼き付けて完成しても、 数日で消えちゃったものです。
これらなつかしいこども玩具もTVの登場とともに、ブラウン管から離れなくなったせいでしょうか
次々と姿を消していきました。

2006.04.12:osamu:count(2,887):[メモ/▼昭和な時代]
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