おさむ茶マイルーム

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 先日、作曲家の宮川泰さんが亡くなりましたが、昭和30年世代のワタクシどもにとっては、音楽の楽しさを伝えてくれた偉大な伝道師でもありました。そこで思い出されるのがザ・ピーナッツがメインでTV黄金時代を築いた「シャボン玉ホリデー」、クレージィキャッツとのかけあいは伝説のバラエティー番組として、今でもおやじ世代の心に焼き付いていますが、その音楽担当が宮川泰さんだったようですね。
 代表作は「恋のバカンス」「ウナセラディ東京」「逢いたくて逢いたくて」「若いってすばらしい」「宇宙戦艦ヤマト」等ですが、メランコリックな「ウナセラディ東京」なんて、今でも聞いたら胸キュンなりそうです。番組テーマ曲も「しゃぼん玉ホリデー」が秀逸でした。

 昔のTV番組は人それぞれに思い出、思い入れがあると思うのですが、「シャボン玉ホリデー」で生まれた植木等のギャグ「お呼びでない」これが大いに受けた。毎回違ったシチュエーションで登場するも、落ちでこのギャグが取り入れられるようになった。谷啓の「がちょ〜ん」とギャグの双璧をなしていました。

 そんなシーンを思い出しました。
ルパシカ服を着た男声コーラスが「ボルガの舟歌」を歌っている。
「えい、コーラー ♪〜、えい、コーラー ♪〜」
そこへ工事人夫姿の植木氏登場。
「おかちゃんのためなら、えんやコーラー、もひとつおまけにえんやコーラー」一瞬、周りの冷たい雰囲気に気づいて、「ん? お呼びでない、お呼びでない? こりゃ、また失礼!」ありゃありゃありゃー、コーラス隊、全員ズッコケる。

2006.03.28:osamu:count(1,964):[メモ/▼昭和な時代]
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