おさむ茶マイルーム

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 昔、街頭紙芝居というものがあったのを覚えているだろうか?TVが普及する前は、我ら世代にとって何よりも楽しみのひとつでした。自転車で紙芝居のおじさんがあらわれると、自転車の後ろには子供たちの列が出来、競って拍子木を奪い合ったものだ。(拍子木を鳴らす係りをやるとタダで紙芝居が観られたから)
そして路地裏に響きわたる拍子木の音!「カン!カン!カン!紙芝居がはじめるよ〜!」
 この、街頭紙芝居はビジネス!水あめや、お菓子(当時は5円)を買わないと見れない。買えない子は、遠くから紙芝居おじさんの声だけきいていました。
 ただ金色のがい骨マスクのヒーローが活躍する人気の「黄金バット」は、いつもいい所で毎回終わっていたため、翌日も来るように仕掛けられていました。
 今思えば、すべての登場人物の動きや声色、効果音まで実演者が一人でこなさなければならない紙芝居おじさんの、熟練した実演は大変な技術でした。戦後の子ども文化を彩った紙芝居も、いまではほとんど目にすることのできませんが、また観てみたいと思いませんか?

2006.01.11:osamu:count(1,939):[メモ/▼昭和な時代]
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