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◆文教の杜 丸大扇屋◆雪景色

  • ◆文教の杜 丸大扇屋◆雪景色
師走の忙しさの中、文教の杜に所要でお邪魔した。
暖簾を潜ればそこは別の世界、慌しさとは無縁のゆったりした時間が支配する静寂の空間。
僅かな時間でさえ古き良き時代の造形と文化の香りが心を癒してくれる。
当に‘忙中閑有’を楽しんだ一時、雪の扇屋も素敵ですよ。

◆椋鳥と息子◆

  • ◆椋鳥と息子◆
大荒れの吹雪となった12月22日、息子が下校途中にまったく動けない仮死状態の椋鳥(むくどり)を路肩に見つけ家に持ち帰った。
さてそれからが大変、一方で鳥を暖め、一方では鳥カゴを探し餌の確保、暖められ体温が回復し意識が戻った椋鳥は柿をついばみ元気になった。
この鳥は片目が無いんだと息子に言われ見たところ確かに独眼流だった。
すっかり元気になった翌日、鳥カゴから野に放たれた椋鳥は小枝に停まってピー、ピーと鳴いた後、神社の森に飛んでいったと家内が話してくれた。
中学生の息子の優しい気持ちが家族の胸に染みた心温まる出来事でした。

◆ALWAYS 三丁目の夕日◆

  • ◆ALWAYS 三丁目の夕日◆
‘三丁目の夕日’を観て心が洗われる思いがした。
昭和33年の東京を舞台にした当時の庶民の暮らしや文化がリアルに再現されていた。
終戦から高度成長に至る時代背景の中で活き活きと純真に生きる日本人の姿があった。
現在の高度な満たされた生活環境の中で生きる我々が亡くしてしまった大切なものが一杯詰まっていた。
殺伐とした現代社会の日本人に対して当時をたくましく人間らしく生きた人々の無言のメッセージすら感じてしまう。
一緒に観た母は青春時代が目の前のスクリーンに甦った思いがしたと喜んでいた。
ほのぼのとした人間愛とノスタルジーに満ちた素晴らしい作品だった事の充足感と共に明日への希望が沸いてきた。
この作品を見ながら自然と涙が溢れる心情、これこそ今の我々に最も大切な事だと思うのだが。
できれば家族みんなで劇場へ観に行ってほしい作品である。

→作品の公式ページはこちら

◆三つの秋みーつけた◆

  • ◆三つの秋みーつけた◆
いきつけの文具店で見つけた三者三様の秋。
ほのぼのとした温もりが心地良い。
ホッと安らいだ和みのひととき。
小さい秋みーつけた(^_^)

◆酒蔵紀行フィギュア◆

  • ◆酒蔵紀行フィギュア◆
以前から欲しかった「〆張鶴 純」のミニチュアフィギュアをネットオークションで見つけ落札。
送料込みの入手価格は440円、過去にネットから入手した物としてはもちろん最低価格。
しかし満足度のレベルは上位ランクなのです。
何せこの「酒蔵紀行」サブタイトル「銘酒造形乃世界」なる商品、どこで売っているのかも分らず、届いて初めて知ったのであるが12種あるシリーズ物で開封しないと何のお酒のフィギュアが入っているのか分らないという品物なのです。
つまりこれだけが欲しかった自分のような人が目的物を入手するのは至難の業といってよい状況なのです。
前置きはこれ位にして早速開封、取り敢えずP.Cの前に置いてパチリ、その大きさがご理解頂けるものと思いますが、このように小さいながらも細部に渡っての精密な再現度合いは驚く程です。
本物のお酒と並べて比べたので自信有り。
‘縁は異なもの味なもの’とは善く言ったものですが、今回はちょっとばかり乙で嬉しい「ささやかな夏の御褒美」をもらったような気分がしました。