◆椋鳥と息子◆

  • ◆椋鳥と息子◆
大荒れの吹雪となった12月22日、息子が下校途中にまったく動けない仮死状態の椋鳥(むくどり)を路肩に見つけ家に持ち帰った。
さてそれからが大変、一方で鳥を暖め、一方では鳥カゴを探し餌の確保、暖められ体温が回復し意識が戻った椋鳥は柿をついばみ元気になった。
この鳥は片目が無いんだと息子に言われ見たところ確かに独眼流だった。
すっかり元気になった翌日、鳥カゴから野に放たれた椋鳥は小枝に停まってピー、ピーと鳴いた後、神社の森に飛んでいったと家内が話してくれた。
中学生の息子の優しい気持ちが家族の胸に染みた心温まる出来事でした。
2005.12.25:maru8:[酒屋おやじのお気に入り]

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