ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

コメの大変な暴落が始まっている。
「原因は業務用を中心とした消費量の落ち込みと、今まで持越した在庫量とが重なって、市場価格を更に押し下げ、生産原価をはるかに下回る価格となっていること」(JA山形おきたま職員)。
それは、コメ作りの大規模化を進めて来た法人経営の農家にとっても、我々の様な家族経営農家にとっても、どの層の農家にとってもやって行けない価格となっている。
「これでまた離農者がたくさん出るだろうなぁ。」と先のJA職員は言う。
これまでもコメ価格の原価割れは長年続いていて、そのことが増え続ける離農者の原因になっていたが、今年の価格の落ち込みは更にひどい。
 「でも、なんで静かなんだ?農家の誰も大騒ぎしてないよな。」
「ええ。きっとみんな諦めているんだべな。それに農家だけが苦しいのではなく、商工業者などを含めてみんなが苦しいのは分かっているから・・。」
だからみんなが我慢しているのではないかと言う。
 その言葉に、かつて良く聞いた「ゆでガエルの話」を思い出した。水槽の中のカエルに、熱い湯を加えたら、びっくりして逃げ出すが、徐々に時間をかけて温めて行けば、ゆでガエルになるまで逃げだそうとしないというあの話。
 そのことは、すでに絶望している水田農家にのみ言える事ではなく、無権利状態におかれている都市の非正規労働者や、女性労働者などにも言えるのではないか。この両者に共通していることは、自分を取り巻く深刻な事態が、政治や社会の仕組みの問題としてではなく、自分の個人的な努力の足りなさ、力不足にあると思っていること。そう思い込み、自分を責め続けていることなのではないか。
 もしそうなら、それは違う。そう思わされているだけのことだ。それは政治や人為的に作られてきた社会の仕組みの結果なのであって、それらを変えれば境遇を変えることが出来る。未来を変えることが出来る。社会や経済の為の一つの駒の様な状態から、人の為の社会や経済の仕組みに替えていく。事は単純にそういう問題なのだ。
 求められていることは、「ゆでガエル」直前とも言える俺たちの様な人々が、農村と都市の枠組を越えて連携し、ともに生きて行ける、生き続けて行ける社会を求めて「世直し」の1歩を踏み出すこと。そのための声を共に上げていくこと。そこからだろう。黙っていたのでは殺される。
 農業の現場から追い立てられる(られた)農民と、労働の現場から追い立てられる(られた)労働者とがのっぴきならない暮らしを抱えて相互に助け合おうとする。同時に、共同の未来に向けて歩み出そうとする。そんな「貧民連合」を作れないか。
 夢かもしれないが、そんな構想を単なる絵空ごとで終わらせない知恵者はいないか?
 こんなプランを具体的に実現しようとする情熱の持ち主はいないか?
 私たちはまず、少数の友人たちと「コメと野菜でつながる百姓と市民の会」を立ち上げた。
 検索してみて下さい。


▼<新米のご案内です。> 1、品種;「ひとめぼれ」と、「コシヒカリ」、それにもち米の「黄金もち」です。 2、肥料;自然発酵鶏糞とレインボー堆肥中心で育てました。化学肥料は使用していません。 3、農薬(殺菌剤・殺虫剤);使用していません。 4、除草剤;一回のみ使用。あとは除草機を動かし、田んぼの中を歩きました。 5、価格;品種問わず、白米、七分とも10kgあたり5,000円(送料別)、玄米は4,600円です。もち米も同じ価格(3kgは別価格)です。 6、保管と発送;お米はモミのまま貯蔵し、夏は低温倉庫で保管します。毎月10日が到着日。風味が損なわれないように発送直前に精米しお届けいたします。 7、お申し込み;同封の(添付の)用紙に月ごとのお届け量をご記入しお送りください。また、毎月お届けする方につきましてはAとBの二つの品種パターンがあります。隔月や不定期のかたはこの限りではございません。 A;「ひとめぼれ」と「コシヒカリ」とを交互にお送りします。 B;どちらか一方の品種に限定します。 注文用紙にAかBかのどちらかをお書きください。Bの場合は品種名をお書きください。作付け面積は6;4で「ひとめぼれ」が多くなっています。よって、途中からどちらか一方になるかもしれません。あらかじめご承知おきください。 また、10月分は生育の速さの違いから全てが「ひとめぼれ」となります。 ご注文はメールかファックスでお受けいたします。 田んぼは昨年より少し増えました。お仲間にご紹介いただけたらうれしいです。 8、ご注文の変更;品種、つき方、量の変更などは前月の月末までお知らせ下さい。 9、お支払い;郵便局の振込み用紙を同封いたします。  <ウラへ> <オモテより> 10、お米の発送;お米のお届け日は毎月10日着にいたします。新米は10月中にはお届けで来ますが、稲刈りが始まらなければ分からないところがあります。できるだけ10日にお送りできるよういたします。 11、申し込みの取り消し;いつでも自由に行えます。   土・いのち・循環の下に       菅野農園     2011,9 この記事へのコメントはこちら
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