ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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ツバメ 2022
あ、あれはツバメではないか?
天空を切るように飛ぶツバメらしき姿を見たのが4月の始め頃。その日から24時間、玄関の戸を開けて待つ日が始まった。
4〜5日たったころ、1羽のツバメが玄関の中まで入り、休んでくれるようになった。やって来たのは1羽だけ。たぶん、先乗りだろう。まず1羽だけ早く来て、やがて2羽で暮らす準備を始めるに違いない。そう思いながら更に4〜5日たった。早朝に出かけて行っては、夕方に帰って来る。やっぱり1羽のままだ。泊まるのも1羽だけ。
そんなある日の朝、玄関からにぎやかなツバメの声が聞こえて来た。2羽になっている。そして盛んに何かやり取りしているようだ。「お、ついにツガイになったか!良かった、良かった。巣作りの打ち合わせでもやっているのかな。」
ほほえましい気持ちで様子を見ていた。
そのツバメ(たち)が二羽とも消えてしまったのはその翌日からのことだった。2週間ほど経つがまだ帰って来ない。どうしたのだろう?相変わらず、いつでも帰って来れるようにと、玄関を開けて待っているが、依然としてやって来ない。後からやって来た1羽が連れて行ってしまったのだろうか。
「ね、あんた!あっちに行こうよ。あっちの方が居心地はいいからさ」「いや、毎年ここで巣作りをして来たのだからここで良いよ。」「フン、あんたがそう言い張るならあんただけここに居たらいいさ。私は向こうに行くからね。」「お、おい、ちょっと待てよ・・。」
賑やかな会話はそんなことだったのかもしれない。近くの電線からツバメの声が聞こえる度に、ようやく戻って来てくれたか!と、空を仰ぐ毎日だが、まだ来ていない。(写真は昨年のもの)
2022.04.25:
kakinotane
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天空を切るように飛ぶツバメらしき姿を見たのが4月の始め頃。その日から24時間、玄関の戸を開けて待つ日が始まった。
4〜5日たったころ、1羽のツバメが玄関の中まで入り、休んでくれるようになった。やって来たのは1羽だけ。たぶん、先乗りだろう。まず1羽だけ早く来て、やがて2羽で暮らす準備を始めるに違いない。そう思いながら更に4〜5日たった。早朝に出かけて行っては、夕方に帰って来る。やっぱり1羽のままだ。泊まるのも1羽だけ。
そんなある日の朝、玄関からにぎやかなツバメの声が聞こえて来た。2羽になっている。そして盛んに何かやり取りしているようだ。「お、ついにツガイになったか!良かった、良かった。巣作りの打ち合わせでもやっているのかな。」
ほほえましい気持ちで様子を見ていた。
そのツバメ(たち)が二羽とも消えてしまったのはその翌日からのことだった。2週間ほど経つがまだ帰って来ない。どうしたのだろう?相変わらず、いつでも帰って来れるようにと、玄関を開けて待っているが、依然としてやって来ない。後からやって来た1羽が連れて行ってしまったのだろうか。
「ね、あんた!あっちに行こうよ。あっちの方が居心地はいいからさ」「いや、毎年ここで巣作りをして来たのだからここで良いよ。」「フン、あんたがそう言い張るならあんただけここに居たらいいさ。私は向こうに行くからね。」「お、おい、ちょっと待てよ・・。」
賑やかな会話はそんなことだったのかもしれない。近くの電線からツバメの声が聞こえる度に、ようやく戻って来てくれたか!と、空を仰ぐ毎日だが、まだ来ていない。(写真は昨年のもの)