naomiの写メール日記〜ブログ版〜

趣味
美しい季節、春。
日増しに春を感じてきます。人によって春の感触は違うと思いますが、花粉ではれぼったくなったまぶたに春を感じている私でした。

おととい「ターシャの庭」という写真集を買いました。アメリカの田舎の広大な敷地で花と暮らす、絵本作家のMISS ターシャ テューダーの庭の四季を収めた写真集です。
彼女いわく、「水仙の花が大好きで、今年も何百球か植えたわ。」ですって。
私は今年、50球くらい植えたけど…若い私でも腰がきつかったのに、おばあちゃんのターシャはその何十倍という数を植えていたのです。すごいなぁ。
もちろん昨年の球根を掘り起こして保存しているのだと思います。ちなみに私も今年こそは球根を掘り起こして、倍くらいに繁殖させようと意気込んでいますが、やっぱり難しいですよね。
疑問その1。オランダの広大なチューリップ畑でも、やっぱりすべての球根を掘り起こして株分けしているのでしょうか?それともそのままでしょうか?
疑問その2。園芸所で売られているジャガ芋のタネイモは食べられるのでしょうか?
私の春の疑問でした。
私の春は、ガーデニングです。
私の部屋で育てているヒヤシンスのつぼみが顔を出しました。ものすごい生命力!
ここ一ヶ月ハマってかぶりつきでよく観ているDVDが「オペラ座の怪人」です。これが、音楽も映像も最高なのです!
イギリスにいた友人がロンドンの劇場で買った、劇場版のCDを貸してくれました。十五年前のものですが、ヒロインのクリスティーヌ役はなんとサラ ブライトマンです。劇場あがりの歌い手さんは本当に歌がうまいですよね。
歌詞カードはミュージカル一本分なのでもちろん分厚いのですが、なんと最近出たDVDの台詞や歌詞とまったく同じです。それだけ忠実に映画に再現されたという事でしょう。
見逃してしまいましたが、劇場の大画面で見たかったなぁ。映画の方の主演三人は吹き替えなしで歌ったのだそうです。よくこんなの歌えるなぁ!と思ってしまいます。
それもさる事ながら、怪人役のジェラルド バトラーも、ラウル役のパトリック ウィルソンもかっこよすぎるくらいかっこいいのです。うーん、やっぱり役者さんですね。ちなみに私はラウル派で友人は怪人派です(^O^)

皆様はどちらでしょうか?今日の写真はお気に入りのドイツのパン、ベルリナー。よーく油を切ったアゲパンに粉砂糖がかかっていて、中には果実感の残るベリージャムが入ってます。
モーツァルト生誕250年を迎えた日、10時間の歌いっぱなしレコーディングをしてきました。これはやった事のある人しかわからないと思いますが、体力的な事より、精神的にでろでろになりました。今にも発狂してしまいそうです。あやうく音楽が嫌いになってしまいそうですが、気がつくと頭の中にはメロディーが絶えず巡っています。モーツァルトの頭の中ってどうなっていたのでしょうか?
そんな時に限って、レストランや本屋など行く先々で、レコーディングでどろどろになるまで歌ったあの曲がBGMで流れています。いい曲だけど、何だか呪われた気分です。

気分転換に頼まれていたカーテンをミシンで作り、取り付けに行きました。南仏調のファブリックを見ているだけで、まるでコートダジュールにいる気分です。南仏のエズで買った太陽の香のするフラゴナールの香水を手首につけて作業していくうちに、だいぶ復活してきました。

翌日取り付けに行くと裁断を間違っていたらしく一枚だけやたらに長くなっていました。持って帰ってまたミシン縫いするのも面倒だったので、その場で手縫いしました。

出来上がったカーテンを見て、手縫いの美しさに驚きました。なんて美しいのでしょう!シンプルだけど深いもの。ミシンもいいけど、人の味わいのある手縫いって最高ですね!
気付くと、発狂寸前だった心は、裾だけ手縫いのカーテンによって見事に修復されました。

そういえばパリのホテルのベッドカバーは全て手縫いでした。うれしくて写真まで撮ってしまったのですが、せっかくの機会なので皆様にもお見せしますね。
自分デザインのリネンファブリックを目指し、ラフではありますが有り合わせのモノトーン生地でトートバッグ サンプル第1号を作ってみました。 ナオミといえば、ボサノバ。ボサノバといえばギターという事で、ギターをモチーフにしてみました。 高校生の頃からボサノバが大好きでしたので、ギターのモチーフ雑貨は探していましたが、案外ないもの。あんなにかわいい形なのに、なぜないのかが不思議でした。 作って早速デザイン学校に通った経験のある友達に見せたものの頭ごなしの大不評…。音楽の世界だと、「いいねぇ。あそこはこうで、ここはそうした方がよくない?」と優しく根回しが来るのですが、デザインの世界とはまったく異なるのだと思いました。おそろしや。 多少の配置はずらすものの、そのものの中だけで完結してほしくないし、持ち手や生活に溶け込んでほしい。やっぱり自分の感性で作るとこんな感じになってしまうのでした。

一日持って歩きましたが、リネンのやさしい感触が私は大好きです。頭の中ではいろんなデザインがざっくざっく溢れているので、地道にサンプル作って御紹介しますね。ちなみにサンプルはまわりの友達に回ると思うので、私の友達は覚悟しておいてください。

リネン用のHP作成の為、葉子さんとおそろいのi bookを購入しました。早速デジカメの画像を取り込みましたが、マックの画像ってきれいですね。
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今年の始め、とあるクリニックの内装を手掛けました。モンマルトルで生地を買ってきて、ジャブジャブ丸洗いできるカーテンやクッション、ひざかけを作ったり、オブジェを作り白壁にデザインしたり。その時は音楽と同じ、趣味特技の延長だった訳ですが、「どこのデザイナーさんですか?」と、予想外に問い合わせが多くびっくりしています。他人から見れば斬新なのかもしれません。 30才になったら自分で何かを始めたかった事もあり、自分のブランドをたちあげようかなぁと只今思案中です。 私自身、ハウスダストアレルギーがレベル3である為、第一に体に優しく、絶対に丸洗いできる物である事。 身の周りにあると、心が優しくなれる物である事。 なるだけ皆様にフィットして頂く為、紙タグにとどめ、布タグは付けたくないなぁ…など。 いろいろ考えていますが…現実はどうかるか…です。 また奮闘ぶりを報告したいと思います。

ハワイ在住のおばあちゃんが、久しぶりに日本に帰ってきたお土産に、何と1キロものコーヒー豆と、2キロものチョコレートシェークの粉をもらいました。よくぞここまで手持ちで来れたなぁ…と感心しました。気力とは大切だと教えられました。
F1日本グランプリ決勝の日の朝、5時30分に起きてサーキットに向かいました。15万人が一斉に移動するのでなかなか電車に乗れないのです。お天気も快晴です(^o^) 会場に着くと、山中のサーキットはとても華やかなパーティー会場と化していました。鮮やかなたくさんの旗が青空の中を優雅に泳いでいて、緑が映えて美しいです。15万人もの人間がいようが、最先端の技術を駆使し、億単位でつぎ込んで作ったマシーンが走ろうが、自然が一番強いし、すべてを包み込んでくれる大きな力が溢れています。 レースが始まる前に、腹ごしらえ!テントのショップでタコスやビールを買って、パレードを眺めました。国旗持参のブラジル人の観客がたくさんいます。ブラジルはモータースポーツが盛んな国の一つで、現在世界最多の3人ものブラジル人F1ドライバーがいるのです。 EXILEの国歌斉唱で、かぶっていたキャップを胸にあてて目を閉じました。

今まであまり意識した事がなかったけど、日本人に生まれて、日本の歌の中で、日本の地に立つ事にとても感動を覚えました。すべてが静まりかえった時間でした。

そしていよいよレースはスタート!似たような車が、物凄い速度で同じ場所をくるくる回るのだけなのですが、生で見るとそれぞれ手にとるように個性があります。
日本人の佐藤琢磨くんもがんばってたけど、世界のトップドライバーの輝きにはヤラレました。冷静沈着さもスピリットもユーモアもいる、音楽と同じです。

最後の最後まで1位から3位が分からないおもしろいレースでしたが、ファン歴二日のライコネンが優勝しました!

帰りは小田原まで各駅停車の新幹線でビール片手に帰りました。また来年も行きます!
ついに鈴鹿サーキットにやってきました。朝6時35分にうちのマンションの下に集合し、友達と新幹線に乗り、10時半に到着しました。残念ながら小雨です。ゲートをくぐって席まで歩く事30分!ようやく座れました。確かに全長6キロ近くあるサーキットなのでとにかく歩くしかありません。中の雰囲気はもうフェスティバル!ワクワク気分です。 ついに予選が始まりました!よく聞く事ですが、ものすごい音!爆発音が続く感じ。前回のレースで下の順位だった方から走っていくのですが、しだいにお天気が悪くなりました。佐藤琢磨くんが走るとものすごい拍手です。みんな日本人の彼を応援しているのです。 ずっと琢磨くんファンだった私でしたが、まさかの出来事が発生!ラ、ラ、ライコネンがかっこいい!!! やっぱり絶頂期であるだろう人間の輝きは違いますね。降り出した大雨に前回上位だったドライバーはかなり不利になり、意外な結果になりました。

今回一番驚いたのは、速度が本当に速いこと。当たり前なのですが、家から見える「のぞみ」より全然速かったです。
明日はいよいよ決勝レース。
今夜は名古屋に泊まるので、絶対にチキン食べます!
一日ですっかりライコネンファンになったのでした(^o^)
東京ボサノバの朝…私が何をしていたかというと、友人に頼まれていたクリスマスのオーナメントづくりです。 ブラジリアンがたくさんいる場所に飾るため、ちょっぴりブラジル風に作ってみたのです。 南半球のクリスマスなので、蝶々のオーナメントも入れて、ポルトガル語で刺繍してみました。 異国の地で母国語に出会う事は、うれしいものですよね。 外国で「よこうそ」とだけ書かれた看板を見つけたことがありました。おそらく、ようこそ、と書きたかったのだと思います。ホテルなどできちんと書かれた日本語を見ても、あまり何とも思わなかったのだけれど…。一生懸命手書きで書かれた「よこうそ」の看板に、とても感動したものです。 日本人なのにどうして外国語で歌うの?とよく聞かれますし、作品を発売していく上で最大の壁です。カタコトでもいいし、間違っていても、この看板の様に誰かの心を元気づけてくれたなら本望です。

地球を半周して、遠い日本で生活をするブラジリアンの皆様へ、このオーナメントに願いを込めて、私からのクリスマスプレゼントです。

そういえば毎年恒例になりつつあるナオゴロのクリスマスアルバムが、また今年もディスクのデザインを一新し、発売になります。私にとってのクリスマスの幸せとは、みんなの幸せを心から願う事だなぁと思います。
毎日がこうであれば一番よいのですが。

今日は友人の家に遊びに出かけました。手土産はお手製のクッション二つ。はぎれを使って秋ものクッションを作ってみました。 昨日入手した、ドイツ製の頑丈なマルチバスケット(これは便利!芯を抜いて折り畳むと厚さ1cmになるスグレモノ!フチと持ち手は羽の様に軽いスチール製。持ち手にゴムが巻いてあります。全10色。)に入れてお出掛けしました。 実は最近、ファブリックの虜になっているのです。 そもそも発端は、パリのホテルの古い椅子のクッションの部分に、上から新たに巻かれた青い布を見てからです。別に、はしっこを縫う事もなく、無造作に巻かれた青いウールの布。 はしっこは縫うものだと思い込んでいましたが、意外と大丈夫みたいですね。 それ以来、ヨーロッパのファブリックが大好きになり、いろいろな国の伝統織物の本を読みあさりました。ドイツの生地も素敵だし、北欧の赤や白も美しいけど、やっぱりフランス派です。

ミシンを購入して以来、家中手作りグッズだらけになり、今では友達に強制的にあげてます…。そのかいあってか、ちまたで好評をはくしている…と思いたい今日この頃です。私も将来、雑貨屋さんやろうかなぁ。
最近はまっている洋書の小説を紹介します。
アルケミストという作品で、作者はMR パウロ コエーリョ。超売れっ子ブラジル人作家で、本屋さんの洋書のコーナーに行くと、彼の本は必ずいくつかあります。 自分の意思で羊飼いになった少年が、いろんな場所に旅していく話。生きていくという事は、毎日新しい事を見つけていく事だ…というところが大好きです。文章も、出てくる物事もシンプルなのですが、たくさんの意味を持ち、奥深さがあります。星の王子様と共通点があるかもしれません。あまり話すと、これから読まれる方の楽しみを奪ってしまうので、内容はこの辺で。 写真左はアンブレラ マンという作品で、最近話題の「チャーリーとチョコレート工場」や「スキン」の作者ロールド ダールです。イギリスのウェールズの方らしく、さすがアンブレラ マンですね。

最近の洋書は、読みやすさレベルという数値がついています。
悲しい事に、私の時代は英検だったので、TOEICの感覚はまったく分かりませんが、この小説は TOEIC 740〜 らしいです。たまに知らない単語が出てくるものの、高校までしか英語の授業がなかった私でも普通に読めるので、そんなに難しいレベルではないと思います。
洋書は値段が高いので、洋書フェアの安い時にまとめて買っちゃいます。印刷されたドル値段を見ると、それと同じか少し安いくらいで買えました。得しちゃいました!

今年の秋もカフェで読書を楽しみたいと思います(^o^)