ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
☂緑がよみがえりニワトリたちが外で戯れ・・ うれしそうに日向ぼっこをし、草を食んでいる。 この光景はいい。 近くの草場に腰掛け、ニワトリたちを眺めていると数羽が寄ってきて、私の靴をツンツンと突っつく。 裏山では朝日連峰の緑は毎日のようにせり上がり、ツバメが飛び、春の風は髪を揺らして通り過ぎて行く。 いい光景、いい季節、いい時間。 さあ、もうじき田植えが始まる。 |
朝の5時ともなればあっちからもこっちからもトラクターの耕耘の音がゴウゴウと聞こえてきます。 この活気は田植え時期と稲刈り時期の年に二度だけなのですが、高齢化しているとはいえ農民はイキイキしていて、 俺が主役だ、文句あっか? 年寄りたちのこんな顔を見るのは久しぶりです。 彼らは早起きが得意だから、率先して田んぼに飛び出して行くわけで、若い衆はその音で目が覚めてしまう。 寝てなんかいられません。 そんなわけで、村の活気は年寄りたちが引っ張っています。 |
ようやく芽がで、苗が育ち始めました。
4月20日に撒いた種です。 これは「ひとめぼれ」。 田植えに向けて息子の春平は田んぼに発酵鶏ふんの散布を行っています。 裏山の朝日連峰では残雪をてっぺんに押し上げるように ブナやナラの緑が頂上を目指して伸びて行きます。 田植えは5月20日からの予定です。 ...もっと詳しく |
東北の地域は都会の「植民地」ではない。
都会の「部品」でもなければ「家来」でもない。 もちろん、そのおこぼれを期待して生きる「ポチ」ではない。 東北に生きる我々は断じてそれらの後継者ではない。 地域を部品にすることで心が痛まないのは、自らが何かの部品だからだ。家来だからだ。植民地だからだ。ポチだからだ。 いま、われら東北の地域は、「部品」であることから自立しなければならない。この自立はいつか日本自身の再生につながるはずだ。 大言壮語に聞こえるだろうか? だとするならば君の時代認識が間違っている。 いまは大きな時代の転換期なのだから。 誇りを取り戻す時代、 希望を創りだす時代なのだから。 ...もっと詳しく |
食とエネルギーと住の置賜自給圏に向けて3市5町から、予想をはるかに上回る300名を超える人たちが集まった。
その中には置賜3市5町の首長さんたち、国会議員、教育長・教育関係者、旅館組合、青果物卸組合,生協、森林組合、観光協会、・・いよいよスタートだ。 6月には社団法人「置賜自給圏推進機構(案)」として二段目のロケットに点火する予定。 ただこの中にJAの職員がお付き合い程度にたった一人だけというのが気になるところだ。 総会の様子はこのアドレスでわかります。 https://picasaweb.google.com/101120986435784579598/20140412 |
新しい地域づくりが始まった。 食、エネルギー、教育、住の自給圏を目指す動き。 発信地は山形県置賜地方。置賜は3市5町。かつての上杉藩と重なります。 農と食をつなぎ、森林資源と住をつなぎ、森と水とエネルギーをつなぎ、学べば学ぶほど故郷から出て行ってしまう教育ではなく、ふるさとで暮らすことを志そうとする学び、学びの自給を創りだそうとする・・「置賜自給圏構想」。 いよいよ胎動します。 あの山の向こうに「もう一つの日本」がある。 設立総会は 4月12日、pm1;00〜3;30 米沢市「伝國の杜・ホール」 http://okitama-jikyuken.jimdo.com/ |
TPPと同じだ。日本と違うのは国の未来のために若者が必死で行動していること。ぜひ、下のアドレスをクリックしてみてください。 熱いものがこみ上げてくる。 隣の台湾で大変な10万人規模の歴史的な事がおきて大きな声で「日本人助けて」とネットで大きく出てること皆知ってください。 国民党の馬総統が中国と結んだ協定がひどく、日本と経済交流止めて中国と優先的にすることに日本と繋がりを大事にしろと大規模デモがおきてる。何故日本は見過ごす。応援すべきのは今じゃないのか。なぜ日本のマスコミは報道しない。Facebookに良心あるなら台湾を助けよう。 http://youtu.be/nCaQJCkt8wk この協定は中国が台湾の土地を買える権利も含まれています。この意味わかりますか |
ケーブルTVに出てきた。
レイバーネット・・「労働者の労働者による労働者のためのTV局」と言っていた。 話しの内容は「減反」。 http://www.labornetjp.org/tv (見ることができないということだったので 替えました。) 思ったことの半分も話せないまま 50分間は終わった。 |
今年の確定申告は、始めて息子が事業主となって行ったという意味で
我が菅野農園にとって大きな節目となった。 玉子もお米も耕作権も通帳も・・すべて完全に息子の名義に替えた。 私が父から農業(農作業)を引き継いだのは26歳だった。 以来今日までの30数年間、我が家の中心となって働いて来た。 やがて長男が生まれ、育ち、そして・・・引き渡した。 息子は31歳。これで「タスキ渡し」が終わった。 あぁあ!長かったなぁ。 雪が融けたら川に魚釣りにでも行こうかな。 この4月から、俺は息子から給与をもらって働くことになる。 ...もっと詳しく |
沖縄の「琉球新報」の社説だ。
宮古の友人市議が送ってくれた。 守るべきは何かをきっちり定めた「立ち位置」がすばらしい。 権力への迎合が一切ない。 このさわやかさ。 ひるがえって志を失ってしまったかに見える 日本のマスコミを考えてしまう。 ぜひに、お読みいただきたい。 以下 島尻氏発言 暴政容認は辞職しかない 2014年2月7日 夜郎自大と事大主義はここに極まった感がする。 県選出の島尻安伊子参院議員が米軍普天間飛行場の辺野古移設を阻止すると主張する稲嶺進名護市長を「権限の乱用」と批判、反対運動をあらかじめ弾圧するかのような「対策」を政府に迫った。 島尻氏は2010年の参院選で県外移設を公約に掲げて再選した。しかし、西銘恒三郎衆院議員に次いで公約を破り積極的辺野古推進派に転じた。有権者を裏切った政治家が議場に立つのはおかしい。速やかに議員辞職すべきだ。 参院選当選直後の本紙インタビューを思い起こしてほしい。辺野古反対を掲げて稲嶺進氏が初当選した名護市長選に触れ「地元の合意はなくなった。民意は辺野古反対。自民といえども地元合意なしに米軍再編を推し進めることはできない」(10年7月13日付「琉球新報」)と明言している。 稲嶺氏は先月、辺野古阻止を掲げ大差で再選された。島尻氏が4年前に語ったように「民意は辺野古反対」で一貫している。公約を破った島尻氏に市民が選んだ稲嶺氏を攻撃する資格はない。選挙結果を受け入れないのは民主主義の否定と同じであり、「言論の府」にいる資格もない。 また、反対運動に対する「危険な行為に先んじて対策を打つことが必要」という主張は、犯罪前に身柄を拘束する「予防拘禁」の発想に近い。思想ではなく犯罪行為を処罰するという刑事法体系の基本原理から逸脱し、戦前の治安維持法を想起させる。 民意を無視して国家権力の乱用を許せば独裁政治と変わらない。よりによって県選出議員が国の暴力的な政治、市民運動弾圧を勧めるかのような発言をしたことは言語道断だ。発言撤回を求める。 公約を破った後の島尻氏は、自民所属国会議員や県連に圧力をかけて公約を撤回させた政府・自民党と一体化している。米軍普天間飛行場の県外移設を求めて一つになった沖縄の民意を、国のお先棒を担いで内部から崩すような行為は目に余る。 沖縄の戦後史は、日米両政府の意向に忠実な代理人たち(政治家、経済人など)が必ず存在していたことを教えてくれる。70年続く「軍事植民地状態」を終わらせ、「自己決定権」を行使する沖縄の未来を展望するとき、国家権力の代理人はもう要らない。 ...もっと詳しく |
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今朝もタヌキがやって来ました。
明け方の3時半。ニワトリ達の大騒ぎで飛び起き、懐中電灯をもって鶏舎に駆けつけると、タヌキがあわててと逃げていくところでした。明け方とはいえ、まだ暗く、人々が寝静まっている中に、突然に始まる一千羽の大合唱って想像できますか?
なかなか・・な。
周囲の民家では何事かと起きだし、あっちでもこっちでも灯りをつける。胃が痛くなるような切なさ。申し訳なさ。
「もうタヌキは帰って行ったから静かにしてくれ!」
こんなことを言いながら鶏舎の周りをまわるのです。
しっかりと防御柵を施していますから、決して侵入できないし、タヌキがニワトリにありつくことなどはほとんどゼロなのに、ここのところ毎日のようにやってくるのです。
お前たちなぁ!いい加減にしろよ。
わが鶏舎はすでに彼らにとって「動物園」になっているのかもしれません。
子ダヌキたちを連れて「あれがニワトリっていうものだよ。おいしいよ。」と。そうだとしたらことは教育ですから、たとえタヌキとはいえ、やみ雲に妨害することはできません・・などとなるわけがない。どうしてやろうか・・、ほとほと困っています。