FPのひとりごと

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あれをキャンパスというのであろうか?


街のはずれのどん詰まりのだだっぴろいだけの海辺の砂地に


なんの造形美も芸術性の欠片もない校舎が散在していた


キャンパス近辺にあるべき 喫茶店 雀荘 パチンコ屋 コンビニはおろか


スーパーや銭湯や食堂すらもない 文字通り何もないキャンパスだった


コンパをするのにバスで1時間揺られなきゃって…  どんだけ〜


どうも田中角栄と小佐野健二が結託した不動産取引だったらしいが


学生には迷惑以外のなにものでもなかった



   🏫   🏫   🏫   🏫   🏫




その大学は師範学校の流れを汲んでたりして歴史も由緒もあるのだが


当時の実態は完全なBクラスで 誇れるものはなにひとつなかった


大学のキャンパスって華やいでいてもらわないと困るのだが


この大学のキャンパスに華はなかった その種すらなかった


野暮が服を着ているような学生だらけだった


田舎のお父さんの日曜日のスタイルがそこここに見受けられた


そこに染まりたくなかった僕は自分なりに尖ってみた


長髪+フレアのGパン+Gジャン+下駄履き(カースケかっ!)


U−−−m ヤバいというか イタいというか 尖ってはいますが…



   📚   📚   📚   📚   📚



でも ほんとにうんざりしたのは彼らの精神性だった


たかが二流の国立大学なのに意味のないプライドでにやけ


目指すのは地方公務員   反吐が出た


どうせ公務員を目指すなら国家公務員でも目指し


東大生 京大生らと覇を競わんぐらいの勢いならいいのに


安全・安定の道をひたすら歩き続ける


こういう奴らを『珍香も焚かず屁もひらず』という


香しいお香にもなれず さりとて屁にすらなれず…



   ✒   ✑   ✒   ✑   ✒



我が人生における完全なミスチョイスだった


僕は当然のように学校には行かなくなり 


裏街道を迷走し始める

2021.02.07:tnw:count(3,752):[メモ/保険会社の実像]
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