FPのひとりごと

FPのひとりごと
ログイン

山とある仕事の中に ボクの好きな仕事が一つあった



旅費交通費の精算業務だ



社員が出張後に出してくる請求書をチェックして会計に回す業務



チェックは誰に対しても平等でなければならないので



相手が新入社員だろうと役員だろうと容赦なく厳しくチェックした



疑義があれば直接その部署まで出向き問いただした 不正は許さんぞと



唯一偉そうにできる仕事であった



事情聴取と称して各部署巡りをするのであるが



目的はもう一つ 💛 当然 女子社員巡り! 隅々まで☑だ



職場の花を見つけては 用もないのに油を売った



どこにいっても おおむね反応は良好なのだが



開発部のMちゃんの歓待は特別だった



最初はちょっとはにかむのだが 



話し始めると飛び切りの笑顔がはじけた



小柄でスリムでキュートな開発部の看板娘だった



ある日 給茶室で竹下(景子)先輩から



『Mちゃんを飲みに誘ってあげて💛』と頼まれた



いやいいんだけど 同僚のFがMちゃんのことを気に入っていたはず



なんかごちゃごちゃでめんどくさいんで 



≪竹下―M−F−ボク≫をひとまとめにして新宿に飲みに行った



北の家族で竹下先輩はMちゃんをボクに ボクはFをMちゃんに売り込んだ



話がまとまるはずがない



Mちゃんは帰り道の新宿駅の東口を泣きながら帰った



心が痛んだ



青春は時に残酷だ(って俺が薄情なだけか…)

2020.12.18:tnw:count(2,672):[メモ/すきだったのに・・・]
copyright tnw
powered by samidare
▼この記事へのコメントはこちら

名前

件名

本文

URL

画像

編集/削除用パスワード
※半角英数字4文字で自由に入力下さい。


手動入力確認イメージ
※イメージ内の文字を小文字の半角英字で入力して下さい。



 ※ 投稿後、すぐに反映されます。