ＦＰのひとりごと

私　年齢のわりには
髪の毛はフサフサで　白髪もそれなり
朝　額の生え際をシェーバーで剃ってるぐらいなので
我が人生で　髪の毛のことで悩んだことはない
その分？体毛は薄目で　胸毛など影も形もない

数年前の公民館の飲み会で
胸毛フサフサのアラフォー男に

『一度でいいから胸毛を生やしてみたい』と言ったら

『こんなものなんの役にもたたない』
『それより髪の毛がほしい』と言われた

なるほど・・　と思っていたら

『だいたい　こんなもん(胸毛)どこで見せるんだよ』
と追撃ちをかけてきた

だよな・・髪の毛は毎日　他人の目に晒されるが
胸毛を見せられるチャンス？はほとんどない
これみよがしに見せていたら公然猥褻物陳列罪？だ
私が　もし胸毛フサフサで　頭部が“アメリカン”だったら
やっぱり彼のように思うのが当然だろう
髪の毛か胸毛を選べと言われれば・・やっぱ髪の毛だよなー

加山雄三みたいに両方“ある”人もいるが
（ちょっと髪の毛は怪しい・・・ア○ラ○スとか？）
まあ普通はホルモンの関係で両取りはかなり困難だ

いまでも　胸毛フサフサでビーチに寝そべりたい気持ちはあれど

所詮　　ないものねだり　　であった

2009.11.01：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

ごく私的な好き嫌い⑧

ニュースキャスターで　私の今一押しは
日テレ系『ウェークアップ』の辛坊治郎アナだ

『ズームイン朝』に　ちょこっと出てた頃は
どちらかと言えば“トラきち”のキワモノ系という印象だったが
『ウェークアップ』での彼は正真正銘のニュースキャスターだ

彼のいいところは　まずしっかり勉強しているところ
勉強して自分のものにしているからテーマがよく見えている
しかも　そのテーマに対し自分の考えをしっかり持っている
だからピンぼけコメントをしたコメンテーターには逆襲する
政治や経済に関する知識・見識はときに専門家以上だ

次に見事なのは　コメンテーターのさばき方
みんな一家言あるし　自己アピールが入るコメンテーターもいる中
それが誰であれ　コメントが長すぎたり　焦点がぼけてくると
スパっと止めてしまう　そのタイミングが見事だ
しかもコメントを止めるときの“拾い方”これもまた見事だ

キャスターは中立であるべき　これはその通りだが
生身の人間性がにじみ出てくるところ　これは止めようがない
『サンデーモーニング』の関口宏には彼の浅薄な人生観がにじみ出る
『ウェークアップ』の辛坊治郎には彼の真摯な人生観がにじみ出る
学究肌のひたすらまじめな専門家なら　ＮＨＫにごまんといるが
辛坊は　関西人特有の笑いのセンスとアクの強さも持ち合わせてる
日テレさんは彼を一介の局アナとして採用したんだから
いい買物をしたというか　宝くじに当たったようなもんだね

ますますの活躍を期待してやまない

2009.10.31：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

ごく私的な好き嫌い⑦

ＴＶのニュースキャスターで
こいつ頭悪いなーと思った二人

一人は　桂文珍で　もう一人は　みのもんた

文珍は理解力が乏しく　頭の柔軟性もないので
ニュースの題材を自分の目（単眼）でしか見られなかった
なのでゲスト陣のコメントにほとんど対応できなかった
最後は途中のプロセスを一切無視して“自分の結論”に着陸
彼には悪いが　端っから無理なキャスティングだった

みのもんた　は要領はいいが頭が悪い
それに全然勉強していないし　ニュースをなめてる
雰囲気と感性だけで喋るから　感情的にならざるをえない
喜怒哀楽を大げさに表現することで視聴者に媚びている
ワイドショーのファンにはうけるかもしれないが
まっとうなニュースキャスターとしては到底認められない
バラエティーをやらしたら天下一品なんだから
そっちの方の世界で堂々と生きていけばいい

報道ステーションの古館はどうしてしまったんだろう
あまり見る機会はないが　ほんのたまに見ると
昔の奔放で縦横無尽に言葉を操っていた彼はどこにもいない
暗くて小難しい顔をこしらえて　変に常識的な口調で話している
彼の良さはマニアックでエキセントリックで人を食ったようなところだった
今の彼には　昔の良さはまったくない　ほとんど別人になってしまった
もちろん葛藤はあったんだろうが　方向性を誤ったとしか言いようがない

なかなか難しい仕事なんだねー　ニュースキャスターって

2009.10.30：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

人生８勝７敗がいい！？

雀聖といわれたギャンブラーにして作家の麻田哲也
彼は生前『人生は９勝６敗がいい』と誌上で言ってた
勝率にして６割　ギャンブルならそんなところなんだろうねー

９勝６敗＝クンロクといえば　大相撲の万年大関の代名詞
横綱を狙うには白星が足りず　さりとて陥落の心配もない
ある意味　一番安泰なポジションであることはまちがいない
本来なら　このクンロクが人生においてもベストなのであろう
しかーし
実人生においては　どうなんだろう
負越しは　こりゃーどうみてもまずい
やっぱり勝越しだけは譲れない線だと思う
でも　半世紀も生きてきて思うのは
クンロクはちょっと勝ちすぎかな　っちゅうこと
千秋楽で７勝７敗の相星で最後の取り組みを迎え
相手に土俵際まで押し込まれて　得俵で踏ん張り
最後の最後に　相手の勇み足で星を拾って勝ち越す
こんなところが“いい人生”の標準ではなかろうか

いままでの人生で私は何人の人と知り合ったんだろうか
飛込み営業の相手まで含めたら物凄い人数になるが
仲のいい順から１００人ぐらいに絞って
彼らの人生を行司として勝敗をつければ
まず　ずーっと勝ちっぱなしという人　これはいない
次に　ずーっと負けっぱなしという人　これもいない
必ず　どこかで勝敗のバランスが取られている
でも　勝ちが続いている人　負けが込んでる人
こういう人は　確かにいる
でも　どっかで“潮目”がきて運勢が反転する
谷深ければ山高し（逆だっけ？）で
どん底を経験すれば反転して　頂点もやってくる

わが人生は　深～い谷を経験して不戦敗が続いた
っちゅうことは　あとは勝ちっぱなしだぜ　ハハハハ
　

2009.10.29：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

ごく私的な好き嫌い⑥のつづき

落合博満

監督になってからちょっと変だ
かなりの違和感を感じる

プロ・スポーツなんだから
勝ち・負け　がすべてで強けりゃいい
そりゃーそのとおり　それに文句はない
実際　中日を強いチームにして
毎年　優勝争いに絡んできている
日本一にもなった
“オレ流”のマネジメントと選手育成は
選手時代といっしょで　見事！というしかない
でも
最近の彼には　スポーツマンとしての潔さがない
ＣＳ開幕戦前　原監督は彼の目を見て握手を求めたが
彼は　それを無視して“あっち向いて”握手した
相手の目を見て堂々と宣戦布告すればいいのに
本心はわからないが　相手チームに対する尊敬の念がない
巨人がペナントで優勝しても　ＣＳを勝ち抜いても
巨人をたたえるコメントを絶対しない
負けたときは素直に負けを認め　相手をたたえるのがスポーツマンシップ
ドラゴンズのちびっこファンが　あんな態度とコメントに
どういう思いをして育っていくのか　考えてほしいものである
マスコミ嫌いも　ちょっと困ったもんである
確かに一部のマスコミは　理不尽なことを勝手に書く
ましてや　天才のやることを理解できない記者は多い
だからといって　『なにもない』『勝ち負けがすべて』と言って
まともなコメントを発していかないのは許せない
マスコミの外側には　多くの野球ファンが存在する
その中には　当然ドラゴンズファンもいる
ファンは負けた理由　次戦に向けての戦い方を知りたいもの
それをないがしろにしてプロスポーツは成り立たない
野球の本場　アメリカから来たボビー・バレンタインの
ファンを大事にする姿勢・コメントこそプロフェッショナル

もう一人の天才監督　野村克也
彼は落合とは正反対だ
マスコミをうまく利用している
ほんとは狡猾で腹黒いのにマスコミを味方につけて
その外側にいる野球ファンにもうまくアピールしている
今回の更迭劇なんかはいい例で　同情票を一手に集めた
おまけにちゃっかり終身名誉監督の“ボーナス”までいただいた
落合に野村になれとは言わない
でも　見習うところは見習うべきだ
いまのままでは　選手時代の栄光が地に堕ちてしまう

2009.10.27：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

ごく私的な好き嫌い⑥

落合博満

現中日ドラゴンズ監督で日本有数の名打者
三冠王を通算３度も取った打者は彼しかいない

孤高と反骨の人である
ロッテの監督だった金田正一に打撃フォームを酷評された新人時代
それでもめげずに“オレ流”を貫き通し大輪の花を咲かせた
２０００本安打を達成して名球会に入会しないのは彼だけだが
名球会の親玉が金田正一であることと無関係ではあるまい

人気も実力もないロッテで　観客もまばらな川崎球場で
黙々とプレーし　誰にも文句の言えない実績を積み上げた
強靭な精神力がなければ　絶対にできないことだ
誰にも負けない向上心と反骨心
それを鍛えた肉体の中に押し隠し
残した実績で外野を黙らせてしまう
クールなだけではない
情熱的に入団を誘ってくれた長嶋さんには
彼を胴上げするという一心だけでケガを省みずにプレーした
うーーん　実にカッコいい　男の中の男である
生き方を含め　大好きな選手であった　あった・・・

2009.10.26：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]