ＦＰのひとりごと

人間を攻撃型⇔守備型に分類すると
私は　間違いなく攻撃型に分類される
（あっち方面でＳってことじゃないよ　為念）
これ　攻めに回ってるときは強いが
受けに回ったときは弱いことを意味する

実際　弱いんです　攻められると　特に女性に
女性の方から言い寄られることなんて
我が人生において　たいへん希少なる体験ではあるが
そういう場面に出くわすと　情けないぐらい右往左往してしまう
逆の立場だったら　　　『タイプじゃない！』　と
ズバっと言ってもらった方が楽だと思っているのに
自分がその立場になってしまうと　ぐずぐずになってしまう

学生生活５年目の春を迎えたある夜　深夜１：００すぎ
築５０年を優に超えた“お化け屋敷”を誰かがノックした
ドアを開けたら　“お水仲間”の女の子が立っていた
特別仲のいい子じゃなかったので『はーっ？』って感じだった
彼女いきなり　『今晩泊めて・・』ときた
とにかくびっくりしたが　こんな時間に帰すわけにもいかんと
部屋に入れることにはしたが　もうかなり頭の中は混乱していた

お水仲間ではあるが　私が客としていく店に勤務していた　彼女は
たしか　お店にいた従業員の男と付き合ってたはずなんだが
私の部屋を深夜に一人で訪ねてきて泊まっていきたい真意が読めない
ただの“据え膳”ならありがたいだけの話なんだが・・・・

2010.02.11：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

恋の鞘当？！②

デパートでのバイトで戸惑うことがある
部署とか場所に番号がついていることだ
トイレとか休憩室とかを直接言わないで
『○番行ってきます』みたいに表現する
客にわからないようにする社員同士の公式的な符丁だ
館内放送にも“秘密”があるがバイトには教えてくれなかった

デパートのバイトが終わっての夜の繁華街では
よく従業員同士のカップルに出会ったが
えっ　なんで　この二人が！みたいな組合せが多かった
それ自体も興味深かったが　組合せが瞬時に変わるのも目を見張った

何ヶ月単位という比較的長い期間でのバイトだったので
何人かは飲みにいくような仲のいい従業員ができた
デパートでのバイトでは女性従業員の“シンパ”のいるいないは死活問題だ
女性従業員の社内情報は“ものすごい”としか言いようがない
たとえば『Ａさん(女性従業員の名前)は？』とたずねると
Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｃ　という男性遍歴を事細かに教えてもらった
出会いから別れまでの経緯　お付き合いの“深さ”まで知っていた
自分の小さな人脈の範囲内だけで“事情”を聴いても
人間関係が絡みに絡んで　頭の中がクラクラした
だって　職場で仲のいいＡさんとＢさんが昔付き合っていて
お互い別の人に乗り換えた後　また別の人と付き合って結婚し今は不倫中
みたいな話がゾロゾロ出てくるんだもん　わけがわからんて

不思議と言うか特殊と言うかちょい“アブ”なのは
過去の恋愛遍歴がまるっきりバレてても手を出してくるところ
職場内のＡとＢと付き合っていたのを知っていて手は出せない　普通は
だけどこの業界はそのへんがまるっきりあっけらかんとしていた　男女とも
自分はこういう世界は決して嫌いではなかったが積極的にもなれなかった
でも　○さんがいま“空き家”という情報をいただくと利用させてもらった
なんのことはない　仲間やんか　まあそんなところだね

で　恋の鞘当は？　　　

2010.02.10：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

恋の鞘当？！①

ウォータービジネスにズッポリはまりこんでた学生時代
学校関係のお友達は数えるほどしかいませんでしたが
お水系のお友達は源氏名しか知らん人も含めれば相当のものでした

夜中に繁華街を歩いていると　そこここから『NABEちゃん！』の声
その界隈では有名人でしたが　学生であることを知っているのは
ほんの一握り　学生だってば！　と言ったって誰も信じてくれなかった

どんな業界にも　その業界なりの“恋愛事情”というのがある
９時－５時の会社であれば　どこもそんな大差はないが
サービス業系で勤務時間がイレギュラーな業界には独特のものがある
その際たるものが水商売ではあるが　デパート業界とかもなかなかのもの
派遣店員（いわゆるマネキン）として　いろんなデパートに出没したが
密室で繰り広げられる恋愛模様はかなり特殊で若干“アブ”だ

デパートでは土日祝祭日は書き入れ時だ
さらに営業時間も１０時ー８時と普通の会社より微妙にズレてる
ということは外界との接触時間が圧倒的に少ないということになる
故に　恋愛事情も『内部調達型』『タコ足配線型』になる
なによりすごいのは“内部の情報網”だ
バイトに入った途端に人物情報が社内に行き渡っている
気になる子がいて　社内通用口で待ち伏せしていると
情報網から彼女に伝わって　違う出口から逃げられたりした
バイト仲間にしか言ってない情報がなんで漏れてしまうんだ
逆に全然知らない女性に待ち伏せされることもあったが
私の名前も年齢も住所も知っていた

　　この情報網ＣＩＡ並だ！！

2010.02.09：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

世の中あまり便利でも・・④

『海と少年』　『通りすぎた夜』

３０数年も探していた私にとっての幻の名曲
それが　イッキに２列も　ジャスト“ＢＩＮＧＯ！”
世界中の他の誰にも理解できない自分だけの至福だ

ネットの世界の利便性の向上は革命的だ
ＩＴ革命は産業革命に匹敵するパラダイムシフトだ
１０年後のテクノロジーの進化を的確に予想できる人はいまい
到底不可能と思われていることがらくらく可能になる
昭和３２年生まれの男にとって　ここ２０年ぐらいは　その連続であった
大体　携帯電話なんてそれが存在してるだけで画期的なことだし
インターネットで買物できるなんて想像することさえできなかった
グーグルが中国から撤退するとかしないとかが話題になってるが
ネットの普及による情報の共有化が政治の世界にまで影響を及ぼしている
中国はグーグルに検閲をかけなかったら国家の存立が揺らぐのではと
本気で考えている　実際そういう事態があってもちっとも不思議ではない

とにかく　ＩＴは便利だし　ものすごい　のは間違いない

でも・・

せっかく探し当てた幻の名曲
もちろん“好きな”曲ではある　いまでも
が　なんだか違うんだなー　抱いていたイメージと
自分で勝手にイメージを膨らませすぎたのはもちろんだが・・

一生探せなかったら　いいイメージのまま棺桶に入れてもらえたのに
探し当てたばっかりに　普通の好きな曲になってしまった
知らなきゃよかったことって　あるんだと思う誰にとっても
それが　望めばなんでもわかってしまうという世界
それどころか　望まなくても知らしめられる世界？？
これがますます加速度的に進化してったらどこまで行ってしまうんだろう

世の中あまり便利でも・・・

2010.02.02：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

世の中あまり便利でも・・③

トランザム　　これもかなりマニアックだねー
だいたい言ってる私が実態をよく把握していない
ロックっぽいテーストの歌謡曲をやってたバンド？
ボーカルのちょっとハスキーで野太い声が好きだった
記憶の糸が　どういう風に絡んでトランザムにたどり着いたのか
いまとなっては　まったく知る術もないが
トランザムを一つのキーワードにすることで捜索は困難を極めた

水越けいこ　の　『海と少年』で勢いづいた私は
こっちの捜索も一気にかたをつけようとした

『トランザム』＋歌詞　　ヒットしない　　やっぱり

じゃあということで

『オフコース』＋歌詞　　ヒット！！　　　やったー！！

曲名は　『通りすぎた夜』　であった

You Tube で掘り当て　３０数年ぶりに聴いた
まちがいない　これ　これ　これ　この曲だ！　
感涙にむせびながら　Ｋ子さんの記憶もよみがえってきた

【Ｋへ　聴いてみい　絶対Ｋ子さんを思い出すから・・】

フルコーラスを３回連続で聴いた
で　確かにいいんだけれど　ちょっと違和感を感じ始めた
勝手に膨らんでしまったイメージとはちょっとちがうし
なんだか全体に抑揚がないし　“チャラい”
ムード歌謡として敏いとうとハッピー＆ブルーが歌ってもＯＫみたいな？

ドバーっときた感動に　後からじわじわと“わびしさ”が襲ってきた
これって　どうなんだろうと思い始めてきたのであった

2010.01.30：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]

世の中あまり便利でも・・②

もう１曲はけっこう難問でした
なにせ誰が歌ってるかわからないんだもの
歌詞の一部だけは　はっきりと覚えていましたが・・

(パーティー会場で)
『・・・軽く会釈をするたび　ピアスが光る・・・』

こんだけ！？
これを聴いたシチュエーションもはっきりしない
海辺の観光地でアーケードか産直の市場みたいなところ？
なんかの合宿か慰安旅行かなんだかよくは覚えていないが
団体で行ったどっかの旅先の食堂のようなところから聞こえてきた

なんで　この曲に３０年来固執してきたかというと
この曲を聴いて　マドンナＫ子さんをイメージしたから
歌詞の流れを要約すると・・
ある男が　別格中の別格の美しい女性に夢中になっている
彼女をなんかのパーティー会場で目撃したが
人ごみを縫って優雅に歩く姿は異彩というかオーラを放ち
会場にいた男どもの視線を独り占めにする
そこいら中からかかる声に　軽く会釈をするたびピアスが揺れる・・

Ｋ子さんは　こんな“タカビー”なイメージにはそぐわないが
なぜか　このとき　Ｋ子さんを強烈にイメージしてしまったのだった
頭の中でＫ子さんを主役にしたＰＶを製作し一人悦に入っていた
そしたらそれが自分の中で　はまりにはまったということ

ここから探求の旅が始まったんだけれど
まずもって　誰が歌ってんだかよくわからない
曲調はオフコースっぽいんだけれど小田の声ではない
とすると・・　ああ　トランザムか！　と思うようになった
これがよくなかった
だいたいトランザム自体の情報がほとんどない
で　あきらめざるをえなかったわけであるが・・・

2010.01.29：tnw：コメント(0)：[メモ/選択の妙]