FPのひとりごと

FPのひとりごと
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私が 週二回 入浴でお世話になっている障害者施設がある
リハビリセンターを退院してだから もう3年は通っていることになる

ここのスタッフの方々とは気心が知れ合っている
3年という期間もあるが 文字通り“裸の付き合い”だもの当然だ


ここに 我が高校の後輩でメチャ仲のいいヘルパーさんがいる
後輩といったって 歳は一回りぐらいしかちがわないはずで
彼の年齢は たぶん 四十代の中盤だろうと思われる(聞いたが忘れた)
都内の有名私大を卒業して どっかに勤めてからUターンしてきた
性格は“まじめ”そのものだが 明るさも茶目っ気もある
入所者との関係を見ていると スタッフの日頃の仕事ぶりが見えてくるが
けっこうナーバスな入所者にイタズラしても本人も回りも和んでいる
よほどの信頼関係が構築できていなければありえないことで
彼の日頃の献身的な仕事ぶりが容易に想起される

彼が 四十代中盤の彼が 一昨年に結婚した(初婚!)
いやー おめでたい! 実に おめでたいことだ!
少し“方向性”を疑い始めていたところだったから安心した

お相手を聞いてびっくりした 同じ施設の知ってるヘルパーさんだった
別に“職場結婚”に“いちゃもん”をつけるつもりはない
そんなもん 若いんだからドンドンおやりになればいいのだが
彼女の年齢が問題だ  だって二十代(後半)だぜっ!!
うちは 夫婦の年齢差が6才で『犯罪!』と言われたのに
ここ どうすんの? えっ! 倍半分に近いんだぜっ!!
まあ いろんな意味で? 大丈夫?と思っていたら
無事に第一子がお生まれになったので そっち方面?は大丈夫だった


先日 施設からの帰り際 彼が情けない顔で近寄ってきた

  『聞いてくださいよ・・』

彼は妻子を連れて 近くのコンビニに出かけたのだが
長男を抱いた彼を見て レジの若いおネーチャンがこう言ったんだって

  『かわいい“お孫”さんですねー』

強烈なストレートを食らってグラグラしてるところに

  『“娘さん”きれいですねー』

必殺のアッパーカットまで食らってTKO!!!


あまりに落胆する彼を前に かける言葉を失う私であったが
中年の☆よ ガンバレ! と 心の中で祈らずにはいられなかった
がしかし
彼の視線が途絶えたとき 私の心に悪魔の囁きが聞こえた

  『 ざまみろ 』
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今 オフィスに1台もパソコンがない
などという労働環境は日本では到底考えられない
というより 一人一台の方がより一般的かもしれない
いやーーー 隔世の感だねー


30年前のオフィス・・
机の上には 黒電話 内線配置図 (大型)電卓 鉛筆削り(回すやつ)
引出しの中には そろばん 定規 三角定規 コンパス 筆記用具
便箋 社内便箋 方眼紙 罫線紙 指サック 国語辞典 漢和辞典・・
別室にタイプライターがあり 専任のタイピストがいた
その隣にテレックスルームがあり また別のオペレーターがいた
想像できない? タイプライターにテレックス 見たことないものねー
さすがに もうこの世界になると『タイムトンネル』ものだ

オフィス環境の進歩は劇的と言わねばなるまい
例えば 保険のチラシを作るとする
20年前なら オール手書きだ
保険会社で介護費用保険などいうものを売り出したとき
勝手に『シニアライフ・サポートプラン』などとペットネームをつけ
勝手に“お手製パンフレット”を作成してはアチコチにばら撒いていた
今ならコンプラで絶対許されない(当時もダメだったんだろうけど・・)
“手作り”だから 絵心 字の巧拙 センスが問われるのだったが
好き勝手にデザインできて “直し”も自由自在ではあったので
私なんかにとっては 結構楽しい作業ではあった

そこから パソコンの時代がやってきて紆余曲折を経る
紆余曲折と一言で言ったが これは脂汗と涙なくしては語れない
例えば・・
昔のパソコンには キーボードの左上に『BREAK』というキーがあった
赤色(→危険)のキーで『押してはダメ!』と教えられていたが
こちとら素人だもの 押しちゃうわなー そりゃー
それで インプットしたデータがすべて飛んじゃった などという惨事が
一度や二度とかのレベルではなく起きていた(→起こされていたby me)
パソコンより人力の方がスピードも効率も数倍良かった時代だ

しかし 時は流れ 今や 情報・データ・画像・音声・動画・・・
なんでもかんでも ネットで取り放題だ
画像や動画や音声なんかを取り込んだ“パワポ”のおかげで
こんな障害者でもセミナーでプレゼンができちゃったりする ありがたい
しかも 昔有料だったものが最近はみんなタダ(フリー)だ
FPとして欲しいデータも大概のものはあるし やはりフリーだ
住宅ローンの返済額計算なんて 昔は専用の計算機が必要だったのに
いまや ネットのそこいら中にフリーソフトが存在する
FPといえば『ライフシミュレーション』と言われるぐらいだが
これも 昔は手計算だったのに いまやフリーソフトだらけだ
たぶん この流れは止まらないんだろうけど
こうなると ネット上の“儲け”ってどうなるんだろう
なんだか結局 “広告料”しか残らないような気がするが・・


私の頭は外向きの《発散・展開》系だ
ある地点から 発想が次々飛び跳ねていく系統だ
飛び跳ねていくたびに勢いがついていくので
スタート地点を忘れてしまうことがよくある
飛び跳ねる距離が長いほど快感も大きくなるので よく調子に乗る
だが
ということは
ある地点に留まって じっくり考えるということができないと同義だ
試験勉強とかの“ここ一番”というときに限って
普段 絶対読まない小説とかに目が移り あまつさえ熟読してしまう
これってなんなんだろうねー 天邪鬼の一種なんだろうけど
自分の体内に 自分に対する天邪鬼を抱えるってのも変な話だ
集中ができないというのは “まとめ”ができないということに繋がる!?
ということで
とにかく
 
    “私はまとめられない!”  のだ

だから 最後はいつもヘロヘロになり シリーズも完結しない

今回も とてつもないぐずぐず感と残尿感の中で終わってやる

まいったか!・・・?


さて (この一言で 今までの迷走はなかったことになる)
なぜか FP相談料の料金設定をやらねばならんことになった私
弁護士の相談料を参考にさせていただこうと 早速ネットへ!
好奇心もあって 最近CMで有名になっているITJさんをまず開けてみた

U−−−m 格調高い(たぶん金をかけた)サイトだ
30分でドラフトを練り上げ 料金をたたいた我がサイトとは大違いだ
ホームのど真ん中に 『借金に関するご相談はこちら』 とある
いやいやいや なかなか手際がよいではないか
で そこをクリックしてみると なんと いきなり

  『借金問題の初回相談無料』 とある

ウッヒョー ドッヒャー ムッヒョー そんなセッショーなーーー
“弁護士さんの相談料の七掛けか・・”などという皮算用がぶっ飛んだ
だめでしょう! 弁護士さんが“タダ”にしちゃっちゃー
我々(というか私個人)の立場というものがないでしょう(関係ねーか)
もう指に唾を付けて 狸の数を数えてはほくそ笑んでいたのに・・
ここで 我が“フリー・クーポンカード構想”は宇宙の藻屑となったのだ
ま “空気のタダ券”みたいなもんで 元々そんな価値もないのであるが
欲しいなどという奇特な方(変人)がいらっしゃれば差し上げますよ ハイ!
もしかして お隣の『八寸』さんで食券になる(かもしれません)
そりゃー 職権乱用だ! って?(石だけは投げないでください!)


私の“FPタダ券”は 高い敷居を取っ払うなんちゅうもんじゃなく
FPの“看板”と“メニュー”を広く知らしめるためにと考えたものだ
まあ 結果としてFP業務の売上増につながるのかもしれないが
最初から そこのところを目標としているわけではない
もっと多くの人にFPという仕事を知ってもらいたいだけだ

 『亭主の残業がなくなって ローンの支払いがきついのよ・・』

そんな時 気軽に寄ってほしいんです(銀行には言いたくないでしょ)

 『2年後の結婚費用に200万貯めたいが・・』

殖やしたり 減らしたり? 利用したり と様々アドバイスできます


命の次に大事なもの?  そりゃ“愛”と私は即答するが
(私を含む?)多くの人々の本音は “お金”だ
ま 命の次は言い過ぎでも ナンバー3までには入るでしょう

 『よーく考えよう お金は大事だよー』

お金というのは あってもなくても悩みは尽きないもの
一人で悩んでないで 庶民派FPになんでも相談してください!


なんとなく“中締め”の雰囲気だけど・・・
ラストオーダーまだでした!・・?

このシリーズ
確か 『フリー・クーポンカード』 からの
FP相談料の料金設定に悩んだところから始まったはずだったが
“おやぢ殿”の鋭いツッコミに遭い 軒下に一時“雨宿り”させられた
がしかし それをいいことに “長逗留”になったのは“既定路線”だ
って えばってる場合じゃないが・・
(ここのマニアックなファンにしかわからない表現で・・ 申し訳ない)

“タダ”っちゅうのは 値段が付いてるからこそ値打ちがあるんで
最初から料金のないもの(=タダのもの)を殊更タダにしてみたって
それじゃあ まったくもってありがたみというものはない
そこで FP相談料というもんの料金設定をすることにした
業界が未成熟なので 標準料金モデルのようなものもない
ということは 公序良俗に反しない範囲なら青天井というわけだ
とはいっても 弁護士の相談料より高いというのは
まあ 大FPの私には許されるのだが 世間様が許しはしない
そこで 弁護士業界の相談料を参考にさせてもらうことにした


ここ数年の弁護士業界のCM進出はすごい
サラ金の『過払い請求』が表面化してからだ
(“カバライオン”・・ 私でさえ ここまではチャカせない)
CMに女優やタレントを使うイメージ戦略からの集客って
今 攻め立てられてるサラ金業界が昔使ってた戦略なんだけどねー・・
弁護士ったって そりゃ商売の面は否定できないわけで
そういうCMをやっちゃいけないとは言わないし
私だって財力が伴えば 堀北真希ちゃんなんかをキャスティングし
『資産運用なら FPナベちゃんよっ!』などというベタなCMを
ゴールデンタイムにジャンジャン流してみたい気持ちはあるので
弁護士のTV・CMをまるごと否定するわけではない
でも 確実に儲かる分野の集客に弁護士がCMを打つってのは
やっぱりどう考えても違和感と不信感が残る
そこは 弁護士としての矜持が問われるといっても過言ではなかろう

だったら あんた FPとしての矜持はどうなの・・・って?

だから・・
 
   堀北真希ちゃん・・  
            FPナベちゃん ・・・

矜持は“今日中”に“経師屋”さんに! ぬぁんちゃって!!


      『  ・・・・・・  』
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思春期の僕にとって
それが例えボサボサだろうがジャワ原人だろうが
髪を伸ばすということは 『反抗』の表れだった
盗んだバイクで走り出し 夜の校舎の窓ガラスを壊す・・
こういうのをガチ反抗というならプチ反抗だね せいぜい

ちょっと小理屈を言わせてもらえるのなら
自分を押さえ込もうとする“体制”ってやつに反抗していた
それは親であり教師であり学校であり大人社会に対してだった
そういうプレッシャーからフリーになりたかったんだ
なぜかって? 若者はいつだってハングリーでアングリーなのさBABY!

中学生の頃に フォークソングのブームがやってきて
僕も周りの連中も みんな巻き込まれていった
新御三家(野口・西条・郷)やミシェル・ポルナレフしか知らない中学生に
ギター一本で好き勝手に歌いまくるスタイルは“目から鱗”級の衝撃だった
でも 四畳半フォーク全盛の時代になると さすがに嫌気が差していた

“君もみるだろうかー いちご白書を〜 二人だけのメモリー
 どこかーで もう一度〜”   って

んなこと言われたって知らねーよ! 勝手にしょぼくれてろよ!
団塊の身勝手さがプンプン臭い出してからは気持ちは一気に萎えた


で その間隙を縫って 自分史的にはロックが台頭してきた
最初はビートルズだったが ローリング・ストーンズを経由して
なぜか ディープパープルに着地した 理由? んなもなしらん!
ハードロックのばかでかい音と攻撃性と突き抜けたあほらしさが好きだった
ラジオやカセット(ラジカセではない!)でボリュームMAXで聞いた
自分も勿論聞いていたが 大音量を流すことも快感になっていた
“こんなの聞いてる不良なんだぜ 俺は!”みたいな・・

ディープパープルでは
『SMOKE ON THE WATER』が有名だし 私も好きな曲なのではあるが
なんといっても我が青春を駆け抜けた『HIGHWAY STAR』が忘れられない
この曲 ハイウェイを車でぶっ飛ばして雄叫びを上げてるだけの曲なのだが
ひたすらアップテンポで大音量でナルシストなところがたまらない
あの高揚感(エクスタシー)は スピードだけのものとはとても思えない
当時のことだから ドラッグなんかもキメキメだったんだろう

この曲の歌詞で忘れられないのは サビんとこの

  “ See me fly ! ”

  “ おいらがブッ飛んでんのを見てくれよ(BABY)! ”

どう見ても ラリってるとしか思えないが
高速−レッドゾーンならではの感覚 なかなかである・・


でもって 結局 なんなのよ  って?

いや だから 『フリー』 → 『フライ』
フライ級のギャグと言うことで 笑って許して ねっ!

このシリーズ
Free→Free Sex→中央フリーウェイ
→フリー・クーポンカード ときて“おやぢ殿”の妨害が入り
そこからなぜか『不良』という意味不明路線に入り
不良→GS→ビートルズ→長髪→反抗→おばちゃんパーマ
という『雨降れば桶屋が儲かる』の雨→“桶屋の儲け”みたいな
シュールでブラックボックス的で精神分裂症的展開になってきた
だって 『フリー』 → 『おばちゃんパーマ』 だよ!
この論理的関連性を演繹的に証明することはスパコンでも無理であろう
いや待てよ!
フリー→ゆるい→ゆるい下半身→おばちゃん→おばちゃんパーマ
なんのことはない チョー簡単にできてしまうではないか!・・?
この高田純次的展開 いつものこととはいえ 我ながらみごとだ!


大学1年のときに 初めてパーマをかけた
長髪といったって 実態は ほとんどジャワ原人か落武者だったので
それが“ウザイ”“ムサイ”“汚い”というのをやっと理解したのだった
とはいえ 三十数年前の新潟市のはずれの ごく普通の住宅街に
“ヤングボーイ”が大きな顔をして入店できる美容院などあるわけがない
たまたま 同じアパートの同僚が近所で“巻いてきた”というので
私もご相伴に預かり そこの美容院に行かしてもらうことにした
そこは なんとなんと私の部屋の窓から見えるご近所美容院だった
もう忘れちゃったが ○○○美容室というかなりベタな名前で
○○○には そこの経営者の下の名前が入っていたりした

当時 私の生活圏には 男子禁制の女子寮が数棟はあった
女子短大系か専門学校系の女子寮だが その存在だけで燃えた(萌えた)
夜になると寮生の手引きなどもあり 電柱昇りなども厭わず侵入を試みたが
あのスリルと共犯意識と期待感と“お忍び感”はえもいわれぬ快感だった
ところが 同じ“女の牙城”とはいえ 美容院は全然勝手が違う
当たり前だが燃えないし というよりは かなりおっくうだった

意を決して入店した

『いらっしゃいま・・・』

店員の声がよどむとともに 鏡越しのおばちゃんたちの視線が熱い
もちろん歓迎の視線などではない 不躾な視線で“なに この若い男!!”
喫煙中の部室に入ってきた女子マネのようもので 歓迎されるわけがない
昔の美容院というのはパーマをかける時 例外なく“お釜”に入った
ロットを巻いてパーマ液をかけてから どでかい“お釜”をかぶせられた
あれがたまらなかった
両隣の“おばちゃん”が女性セブンなどを読みつつ“チラ見”する中
“ガマの油”のガマよろしく 目のやりどころもなく“釜茹で”だ 
しかしまあ鏡に映る我が姿の情けないことといったらこの上ない
シャンプー後に タオルを額の上で結んで髪を覆われたが(わかる?)
女性がやってるのを見たことはあるが・・ あれ 男としての恥辱だった
とにかく 散々な思いをしてやっとのことでできあがったのだが
鏡を正視するのが辛いほどの見事な“おばちゃんパーマ”だった

『これでよろしいですか?』  って

よろしいわけはないのだが どこをどう直していいのかもわからんし
まず とにかく その場を逃げ出したい衝動に駆られ店を飛び出た
我が部屋の鏡でパーマヘアをじっと見る・・
やっちゃった なんて生易しいもんじゃない 号泣したくなった
願望は原田真二風であったが 現物は・・ 大仏かオカンか  Uu


自主休講が一週間以上続いたのは ある意味止むを得ないことであった
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