警護の演技力も獅子舞には必要ですね。闇雲に押してばっかりではいけないし、すぐに入っちゃったら面白くもなんともありません。いかにも本気を出しているかのごとく盛り上げなくてはならないのです。実際のお祭りの獅子舞やビデオでいろいろ勉強する事ですね。警護の「威厳」を出せればすごいんです。最近そういった警護って少なくなりましたね。先日前歯の抜けている警護見ましたがあんまり威厳は感じられませんでしたよ。何処の警護だったかな?
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警護の持ち方で獅子振りが苦しかったり楽だったりします。警護が警護掛かりを経験してみるとわかるんです。警護の肩が獅子振りの腰に決まっていないと獅子の腰が折れ獅子が立ってしまいます。獅子がもっと後ろに反って警護が腰をもっと落としてくれればいいのですが・・・。でも足が綺麗に揃ってさすが母獅子の見せ場ですね。しかし幕が短いね。今日重くて長ーーーい幕と取り替えます。10メーターもあるんです。
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優しいお母さんたちばっかりなので、警護に遠慮してるのかな?お獅子の表情もまだ穏やかです。獅子頭をもっと前に出して食いつきそうな体制にすると攻撃的な荒々しい獅子になりますよ。まだまだ皆さん上手になりそうでワクワクします。 子供の頃、兄弟でとか友達どうしでふざけててだんだん「ほんきこ」になって喧嘩になっちゃったーってことありましたよね。警護掛かりもそうなんじゃないかな。獅子は神社に入りたくなくって、最初は嫌だ嫌だと抵抗する。何回も警護に掛かっていくうちに必死になって抵抗する。その様が面白いんですね。でも「本気を出す」ことってこの年になるとなかなか無くなってすぐ妥協してしまいます。自分はどうもこの警護掛かりでは本気を出してしまって絶対負けたくないって思って、後から「大人げなかったなぁー」なんて反省します。でも神様や見ている人たちにとってはその一生懸命さや真剣さに感動を呼ぶんだと思う。そして「来年もまた見にこよう」ってね。まぁいろいろ個人個人で見方は違うし様々な警護掛かりがあっていいと思いますね。お獅子ファンの皆さんはどうですか?
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古木の整形外科の治療後の美容を担当いたしております「獅子宿点趣」と申します。このたびこちらの患者さんの大手術が無事成功し傷跡を修正しお化粧工事を完了いたしました。しかし、私は色んなことを頼まれる物だと思いますよ。一番最初は米沢の大きなナシの木だったなぁ。猿の被害で瀕死の状態だったんです。この木を現代の技術で蘇えさせるという仕事です。いやいや私の仕事は再生工事の後のお化粧です。今まではトタンを貼って完了でしたが、今では腐った内部を除去し、防腐処理をしてポリエステェル樹脂で空洞化した部分をふさいでシリコンで表面処理をするんです。その部分を化粧して傷跡を目立たなくするといった仕事なんです。東根の大ケヤキや白鷹の釜の越し桜なんかもお化粧させていただきました。やっぱり年とってくると化粧を濃くしないといけないって言うのは人間と同じですねぇ。
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