獅子宿

この獅子頭は、とある川西町の豪農のお宅の蔵が安置場所になっていて、明日蔵入りする前に特別にお願いして見せていただきました。一番古い獅子は赤い白鷹町で見られるような形で、明治後期に制作され、このお宅の近所に住む指物大工が手がけた獅子頭という。この写真の獅子頭が、次に作られた獅子で昭和30年代に制作され、おそらく長井の獅子彫師竹田吉四郎のものと思われます。最近の獅子は地元の大工さんで金子さんという方の作ということです。獅子頭も立派ですが獅子を安置する箱も立派で「舌切り雀」の話に出てくる欲深い婆ちゃが選んだ、お化けが入っているでっかいツヅラのようでした。


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