メモ
![]() |
今日はケルンの大聖堂に入りました。ステンドグラスが有名ですが、ほんとうにすばらしいです。私はドイツ語が全く分かりません。書いてある事が分からないのがたまにキズです。お土産にロザリオを買いました。キャッシャーのおじさんは私の事をスペイン人だと思っているようです。「違う」と言うと、ブラジル人か?と聞かれました。そう。ケルンではアジア人がほとんどいません。今日一日歩き回りましたが、韓国人らしき人に一人会っただけでした。
そして街には楽器屋がたーくさんあります。ギター売り場に行くと、スペインギターが泣きたいくらい安いです。ギターの半分は高めのヤマハで、あとの半分はスペイン産。店員さんいわく「ヤマハは世界一さ!いつも均一なクオリティーを保っている!」
そこで、私は珍しく一目ぼれしたギターに出会えました。弾いてみたら、本当にボサノバの為に生まれたようなギターでした。これは運命だ!ドイツだし(バッハの国だから)。スペインのモレーノという杉ギターです。買ってしまいました。
ホテルへの帰り道、ホテルの隣の教会に入りました。有名らしいのですが、あまり人はいません。すごく気になる一角があり、行ってみるとマリア像だったのですが、左の目から涙の跡がくっきりついています。聞いた事はあるけど…。
思わずキャンドルに火を燈しました。
ホテルへ戻り早速あっという間に一曲作りました。何故私にこんな曲が書けるの?ってくらい今まで書いた事ない感じの曲です。ケルンの地の力でしょう。ますますドイツが好きになりました。
...もっと詳しく
![]() |
窓の外を見ていると、ぜんぜん飽きません。ブリュッセルを抜けて、山の中でふさふさしたおいしいチーズを量産しそうな牛達や、クリスマスケーキについてるような家にたくさん出会いました。ドイツもまだまだクリスマス。ドイツのお家は窓やベランダを飾るのがとても上手です。ベランダをよじ登るサンタのオブジェが人気みたいで、たくさんのサンタ達にも出会いました(^O^)そして、初めて大きくて生き生きした美しい緑のもみの木を見ました。パリのもみのきは日本のもみのきみたいにくたくたですが、ドイツの生き生きしたもみのきの美しさといったら…!
そしてケルンといえばオーデコロン4711(直訳はケルンの水。ナポレオンがパリに持ち帰りヒットしたのだとか。)と大聖堂とサッカーのFCケルンです。日本でも4711はよく見掛けますよね。恥ずかしながらさっき初めて4711を試しました。柑橘系です。お土産に買ったので、もれなく私の友達の誰かに当たる事でしょう。
さすがにお疲れモードなので、ケルシュビールを飲んで寝ます!
領収書のアルファベットを一つ間違っただけで全て書き直すほど、完璧主義の硬い感じの笑みのないドイツ人に迷ったけど(これがフランス人なら間違ったままでしょう。)、一言余計に会話をすると、よく笑う明るい人達でした。
乾杯!!!
![]() |
私の今回の拠点はカルチェ ラタンという所で、サンジェルマン デュプレ地区です。ラタンとはラテンのフランス語読みで、昔から世界各地から文化人が集まる場所だったらしく、共通語がラテン語だったんですって。ラテン語って習得するとヨーロッパの言語を勉強するのに楽ですよね。ラテン語だけ勉強する分には、あまり意味をなさないのですが。
歩いて3分の所にパンテオンがあります。パンテオンってよく知らないけど、建物に書いてある文章を見ると、おそらくマリア様が生まれた場所っぽいです。多分。
パンテオンの近くのカフェに入ると、調子よいおじ様がやさしく接してくれます。カフェのギャルソンってどこへ行ってもみんなこんな感じです。
「パリには旅行かい?明日からドイツに行くの?へー。で、ドイツのどこ?ケルンかい?今絶対君はケルンだなぁって思ったんだよね。」
入口からイタリア人のマダムが入って来ると、「こんにちは、マダム。コーヒーでしょ?絶対マダムはコーヒーだと思ったんだよね!」
ラテンおじ様の接客は延々と喋り続けながら働く、超肉体労働です。
こうしてラテンな午後は過ぎて行くのでした。
![]() |
今日は、私がインテリアを手掛けている店舗用の生地を買いに、モンマルトルにやってきました。ここは世界で一番大きな生地問屋街があります。
前回来た時よりも品数が少なくて残念だったけど、今回は南仏調の明るめの生地をいくつか調達して、郵便局からコリッシモ便(4000円くらいで、渡される段ボールで世界どこでもエアーカルゴで送れる。フランスでお買い物をした時には便利です。国内用と海外用があるので、必ず日本へ送る事を伝えましょう。)で日本へ送りました。
生地屋に来ると、流行が分かるというもの。未だ根強い日本アジアブームはまだまだ続いているようです。なんとひらがなのプリント生地や、「鳥、魚、人」などのプリント生地まで発見!そして、鮮やかな和紙が生地屋で売られているんですよ。
でも今日一番の目玉だったのは、雪の中を歩いていた学生らしき男の子が着ていた「武士魂」と描かれたコートでした。雪のパリに武士を見ました。
南国育ちの私は、雪が珍しくて仕方ありません。メープルの葉っぱに降った雪がとてもかわいかったので、思わず撮りました。
![]() |
そして生まれて初めて、つぎはぎ感溢れるフォッカー社の飛行機に乗りました。ただ機内食が激ウマでした!ピスタチオとフルーツ入りのパンにブルーチーズとはちみつが挟んであります!おいしそうでしょ!
今日は時差で眠いので、もう寝ます。おやすみなさい(._.)パリのホテルの天井、昔からある木材をいかした作りになっていてまさにアンティークそのものです。きっと18世紀とか、その辺りのものだと思います。
![]() |
そして忘れかけていた悩みと強い頭痛に襲われました。音楽で命は救えない…。外科医ってすごいなぁ…。
しかしあの鳩は、どうして隣のi君の部屋のベランダではなく、うちのベランダに降りたのか…という疑問がわきました。うちのベランダでトンビに襲われたとは考えにくいし。伝書鳩だからベランダに助けを求めたのです。もしi君のベランダだったなら、きっと一週間くらい気付かれずに弱ってしまっただろうに…。鳩なりに住人を察知するのかもしれませんね。あの鳩にものすごい生命力を感じました。
と、その時、自宅の電話が鳴りました。獣医さんでした。足輪の中に連絡先が入っていて、飼い主に連絡先がつき、今から迎えに来てくれるとの事でした。あぁ、本当によかった。見知らぬ土地で一羽で過ごすより、大好きな飼い主さんと過ごすなら、どんな結末になろうが鳩はきっと幸せです。また大泣きしました。
あの人間みたいな表情の鳩の事が一日頭から離れませんでした。そして、音楽では命は救えないという高い壁にぶち当たり、広い砂漠にぽーんと投げ出されたような心境になりました。ある日突然、助けを求めて飛び込んできた鳩に、何か深い意味合いがありそうな気がしてなりません。鳩さん、また大空を飛んでね。 一方、野性味を失いつつ日一日と退化しているであろう犬のミーナ。皮肉にも羽毛布団がお気に入りです。今年もサンタの衣装でおめかし中。皆様へ素敵なクリスマスが訪れますように。 尚美ミーナより
![]() |
すぐに獣医に電話をしました。すると、「とにかくすぐに連れて来てください」と言われました。正直、鳩を触るのは初めてだし怖いです。どうしたらいいんだろう…と半泣きで窓の外を見ると、鳩は首をかしげました。何だか哺乳類みたいで本当にかわいく見えました。「どうしたの?」って顔をしています。人間みたい。 人科の医者に相談して、思い切ってバスタオルで鳩を包んで、出血部分を上にして、車で動物病院まで連れて行きました。途中で目を閉じてしまわないように声をかけていると、鳩はじーっと私を見つめました。そして運転している友人をじーっと見つめていました。子供みたいです。 ようやく獣医の受付に着きました。愛犬家の男性がうれしそうにドッグフードを買っていました。そして、会計を済ませて振り向いた彼の硬直した顔に、こっちがびっくりしましたが、よく考えると、パジャマにボサボサヘアーの女が血まみれの鳩を半泣きで抱っこしていれば仕方がありません。
獣医さんに鳩を手渡した瞬間、涙がどっと出てきました。鳩さん、ここまで生きててくれて本当にありがとう…。「トンビにやられたんだね。重傷だから無理かもしれないけど、やれる事はやるからね」と獣医は言って、医者の友人と鳩のオペについて、実物を使って説明していました。医者って本当にすごいです。
治療費は獣医がもってくれました。治療費を鳩の飼い主に請求すると、飼い主は引き取りに来ないのだそうです。悲しくなりました。「では、何かあったら尚美さんに電話します」と獣医さんは言いました。とにかくこの鳩が幸せになりますように…。大泣きしながら獣医を後にしました。 つづく…。
![]() |
私たちが演奏した曲は、あらかじめ指定された「ヘンリー8世」というイギリスのバンドのカバー曲。 録音前夜に携帯越しにMDにマイクを立てて、ゴローさんに原曲をかけてもらい録音して、歌詞はファックスしてもらいました。 歌詞を見てびっくりしました。 「僕はヘンリー8世さ。僕の奥さんは過去に七回結婚していて、夫の名前はみんなヘンリーだった。だから僕はヘンリー8世さ」という内容です。 私は気がずーんと重くなりました。こんなの歌ったら、イギリスのロイヤルからクレームどころか、一生入国禁止…それどころかテロの標的になるかもしれない…。小田原が危ない…かもしれない…!私は急いでゴローさんに電話しました。「私、この曲歌っても大丈夫でしょうか?」するとゴローさんは「歌えって言われたから歌ったって言えば大丈夫よ。」と、白でも黒でもないグレーな返答をくれました。まぁ、いっか。
録音当日の朝を迎えました。 原曲を聞くと、ヘンリーがヘネリーに聞こえます。電車で原曲をチェックしながら不思議に思いました。ゴローさんに尋ねると、イギリス田舎の訛りだと教えてくれました。ふーん。なるほど。確かにウェールズの訛りとか聞き取りにくいしなぁ。個人的には、アントニオバンデラスが主演している「ZORO」で話されている様なスペイン訛りの英語が好きです(^o^)どうでもいい? 録音では、迷いましたが原曲どおりヘネリーと歌いました。そして手元に届いたサンプルを見て、私達の曲のタイトルがHeneryになっている事に気付きました。他のみんなはHenryなんだけど…。 もともとヘネリーだったのか、訛りだったのか、あえてヘネリーにしたのかは分かりませんが、とりあえずほっとしました。 おかげで今日も、小田原の街は何の標的になることもなく平和です。あぁ、とりあえずよかった。ミーナと喜びに手を取り合い、アルバムを聴いているのでした。
...もっと詳しく
![]() |
![]() |
そしてライブの後、道端でおしゃべりをしていると…ガサガサ音がするので振り返ると、なんとTICO.MOONに頂いたドイツパンの袋に、お散歩中のダルメシアンが顔を突っ込んで物色していました。うちのミーナが頭を過ぎりました。お誕生日だし一個ならあげるよ。 そして女性三人で広島風お好み焼きの店でお誕生会をしました。渋いでしょ。カルピスで乾杯しました。あー、幸せ!!!またあさってからのレコーディングがんばります!
...もっと詳しく
![]() |
今日のショットはナオゴロも参加した掃除機ヘンリーのトリビュートアルバム。この話はまた今度!
...もっと詳しく
![]() |
神社にお友達と参拝をして、帰ろうと最後の鳥居をくぐろうとしたら、誰かに肩をトントンされました。 振り向くと光り輝く馬に乗った神様が立っていました。 呆然としていると、神様は言いました。「先程はおさい銭でもらいすぎてしまったので、お返しします。」 と言うのです。 予想外の言葉にしばし呆然としました。おさい銭を返してほしいなんて、発想すらありません。 神様は私がおさい銭箱に入れた500円玉(なぜかこの時点では黄金に輝いている)を手にしていました。そして私の手の中にそっと返してくれたのです。 500円玉は私の手の中で普通の硬貨に戻りました。
夢はここで終わりました。本屋の夢辞典で調べてみると、「神様から金品をもらう」という項目を発見しました。 あーっ、これだ!と思いみてみると、予期せぬ幸運がある…という事でした。ふっ、ふっ、ふっ…何かいい事あるかなぁ(^o^) その後、よーく考えてみると、この前おさい銭箱に、確かに500円玉と100円玉を一枚づつ入れた事を思い出しました。もしかしたら神様は100円でいいよ、って言いたかったのかもしれません。 神様に出会ってみたいという方は 、600円おさい銭に入れてみたら、もしかしたら夢で会えるかもしれませんよ。会えなくても尚美は責任を負えませんのでご了承くださいね。
![]() |
copyright/naomina
しかし…ブレーメンの人は笑ってはくれません。しかもホテルの人以外、誰も英語は喋りません。同じドイツなのに…全然違うのです。そこで尚美の提案です。ブレーメンの駅前にも駅前留学やお茶の間留学を設立すればヒットするかもすれません。どうでしょう?
ドイツの田舎に行くと、最初よそ者に冷たいと聞きましたが、こういう事らしいです。
さて、今からドイツ人のペテルさんと待ち合わせです。ペテルさん、生粋ブレーメン人。どうしよう…。冷たかったら…。せっかくギター持って来たのに…。演奏して笑ってくれなかったら、フラメンコのマラガのタンゴ弾いちゃうかも。(気分はアディオスだから。)
という訳で、レッドブルを飲んで元気を出していってきまーす!写真はブレーメン駅です。アディオース!