美術館大学構想

『西雅秋ー彫刻風土ー』水上能舞台におけるインスタレーションイメージ
コメント:「気溝には落ちこんで行く。そして気柱が舟と流されながら鬼(鬼瓦)までも突き上げる。外の展示こんなイメージです」西雅秋

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先に開催した西雅秋氏の特別講演でも周知した通り、この夏、現代美術家の西雅秋氏が本学に滞在し、山形をテーマにした大規模な現地制作に着手します。今回紹介したのは、西さんから届いたばかりの作品プランのスケッチです。

このスケッチによると、全長7メートルの最上川の川舟(木製)を能舞台に移設し、その中に山形県内の鋳物屋から収集した仏頭を中心に、山形を象徴する「かたち」を石膏で鋳抜いたものを大量に積み上げていくという、実に壮大なインスタレーションが示されています。
美術館大学構想室では、この夏期休業期間を利用し、スケッチに示された作品を西さんと一緒に制作してくれる学生スタッフを大募集しています。これは単なる「お手伝い」ではなく、西雅秋というアーティストと、参加者とのコラボレーションによるアート・プロジェクトであると認識ください。
サポートの詳細は以下の通りです。

□西雅秋滞在期間:8月28日(月)〜9月9日(金)約2週間
□活動内容:山形を象徴する「かたち」のリサーチ+収集
      シリコン・石膏による型取り+鋳込み作業
□活動場所:研究棟116号室・西雅秋特設工房

*事前説明会を8月3日17:30〜図書館の学習室(1F奥の小部屋)でおこないます。皆様お誘い合わせの上、ぜひご参集ください。

連絡先/美術館大学構想室学芸員・宮本武典
miyamoto@aga.tuad.ac.jp/023-627-2043


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