みそプロジェクト

米沢市の高橋さまのみそひともじです。


  小野川はほたる育む自然の川に未来も光る愛の温泉


  小野川はほたる育む緑と川に星の光も未来も光る


  小町の湯 源氏平家とひめぼたる 心と未来光育む


  小町の湯 だれをしのんで光るのか あわい一夜の旅の思い出


  小野川にうまいものあり日本一 ふくいく香る手造りのみそ


以上、高橋陽一郎さまの作品。


  小町の湯 湯けむり恋し ほたる君 君をさそって想い出さがし


  ほたる君 君をさがしに小町の湯 夜空に光る 川のせせらぎ


  小野川で数えきれないほたる火に小野小町をしばし しのばん


  ほたる火に夜空の星もうるんでる君と歩けば水も清らか


  小野川でみそとほたるのおもてなし いで湯のけむり君と楽しむ


  数えても数えきれないほたる火に二人の旅はロマンロードに


  小野川は源氏平家にひめぼたる 未来も光るみんなのお宿


  小野川はほたる育む小町の湯手造りみそで女将ふるまう


  小町の湯 川のせせらぎほたる里 手造りみそに母の温もり


  小野川は小町訪ねた恋多き夜空にあわい ほたる舞いとぶ


以上、高橋幸枝さまの作品。
山形市の阿部多美恵さまのみそひともじです。


  いやさかのうたげの後の祝い歌 小野川の宿にひびきけり


  湯かげんや味かげんもいらぬ女の城 定年間近の姉を列れ行く


  ひっそりと温め続けた職場の花ほたる舞い飛ぶ小野川に嫁す





鶴岡市の粕谷栄久さまのみそひともじです。


  暮れ泥む風情床しい山の湯に小町をしのび妻と訪う(おとなう)


  小野川のまちを歩めば床しさの遠い昔の小町憶はゆ


米沢市の山田勝子さまのみそひともじです。

  アサツキを春呼ぶかおりと待つ友に買い来て雪の尼湯につかる


  帰郷する子の好物の味噌汁に心はずみて山菜きざむ


天童市の結城庸之さまのみそひともじです。


  忍び逢ひし日の小野川を辿らんと思ひ募れど妻は今亡く


  
米沢市の尾崎千鶴子さまのみそひともじです。


  湯けむりはこころやわらぐ小野川の清しき蛍にこころほぐれし


  女将さんの手作りみそに小野川は平成の華やぎ その心意気