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■初秋の味覚と羽陽錦爛 秋あがり■

  • ■初秋の味覚と羽陽錦爛 秋あがり■
9月も半ばともなると夕暮れが早くなり物悲しいような気持ちがしてきますが今日の日中は空気が乾燥した爽やかな秋晴れで気持ち良かったですね。

夕餉の食卓には舞茸と挽肉を挟んで焼いた「アケビの肉詰め」が登場して旬を演出してくれましたが、これって改めて見ると材料もお味もまったく違うけどホットドッグに似てますよねぇ。

さて合わせて頂いたのがこの秋弊店のニューフェイス、羽陽錦爛 純米吟醸 秋あがりというお酒。
これが旨いんだなぁ~、アケビのほろ苦さにも良く合います。

実は夏に蔵元にお邪魔した際に秋限定のこのお酒の事を初めて知りまして。(^^ゞ
一升瓶で2,800円は手頃で良いよねって事でスペックを訊ねたら何と出羽燦々の40%磨きの純吟って、おいおいそれって純米大吟醸じゃないの?
実際飲んでみて思ったけど、やっぱこの価格のお酒じゃないですね。

これは凄いの見~ぃつけたと、何とも嬉しいお話しですが昨年などは早期完売だったとの事、あたり前ですよねぇ。
私んとこのお客さんは夏に錦爛純米大吟醸雫酒をお飲みになってる方が多いので、この蔵のお酒のレベルの高さは実証済みなんですが、そのような方々を中心にご指名が多いです。

もう一つ秋の味覚をご紹介、
先日、花鮮ゆうきさんでご馳走になったのがこれ。



鮭の博多押し松茸餡というお料理ですが、同席者異口同音に大絶賛でした。
鮭と白身魚のすり身を白菜でサンドして蒸し上げた物に松茸を添え餡かけにした一品。
上品なお出汁が利いた薄味で銀杏を模ったお飾りも粋な旬の逸品。

一碗に封じ込められた秋模様に職人魂を見た思いが致しました。

嗚呼、し・あ・わ・せ。(^^♪
2009.09.14:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆第8回アルカディア旧車ミーティング◆

  • ◆第8回アルカディア旧車ミーティング◆
ススキが揺れる8月最終日曜日、今年も懐かしいバイクがハイジアパーク南陽に集まった。

残暑がなかった今回は曇り空の絶好のミーテイング日和に恵まれて皆子供に帰って楽しそう。

往年の名車ライラック号に挟まれて福島のMさんが持ち込んだ自慢の赤カブが微笑んでいる。

肩肘張らないローカルな手弁当の旧車イベント、旧知の仲間との気の置けないおしゃべりに時を忘れて。

年に一度のささやかなお楽しみの一時、いつまでも続いてくれる事を願っています。

スタッフの皆さんに感謝、感謝!


YouTube動画 主催者の御挨拶


YouTube動画 愛車自慢コーナー
2009.09.09:maru8:コメント(10):[愛しのオートバイ]

■惣邑スペシャルの選定■

  • ■惣邑スペシャルの選定■
9月中旬から弊店のみで限定販売する秋上がりのスペシャルなお酒の選定に蔵元へ。

斗瓶で囲われた惣邑の雫酒を斗瓶毎に利かせて貰い、その中から官能を頼りに最も優れた物を1点選ぶ。

【利き酒の行程】

1.利き猪口を上から覗き色とテリを見る。
2.利き猪口を鼻に近づけ香り(上立香)を利く。
3.酒を少量口に含み口中に行き渡らせて五味(甘・辛・酸・渋・苦)のバランスと舌触りによる熟度を利く。
4.口中に少量の空気を取り込み酒と併せる事で生じる香り(含み香)を利く。

今回は酒屋女将(女房殿)も参加して二人の利き酒結果を総合評価して選定。
円やかに熟成した二人納得の逸品、仕込み4号を頂戴する事で完結。

9月中旬から限定販売する惣邑選抜雫酒、期待していてください。(^^)/

画像は真剣に利き酒する酒屋女将

◆ご予約はこちらから◆
2009.09.04:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆秋の訪れ◆

  • ◆秋の訪れ◆
唐突ですが貴方はどんな事で秋の訪れを実感なさいますか。

高い空と冷たく澄んだ空気、風にそよぐススキ、脂の乗った秋刀魚焼き、キノコに栗ご飯、そして山形名物芋煮会など。

想像しただけでもどれも心地良く感じるものばかりですね。

けれど私にとっての秋の訪れに避けて通れないのがこの方との再会です。

皮肉にもこの方との再会は秋以外は無いわけで...。

大きな声では言えませんがこの方のお姿に接するだけで背筋がゾクっとなって固まってしまうのです。(・・;)

つまり天敵なのでありまして、長いニョロっとした方とこの方がどうにもダメな私です。

それが事もあろうに秋モードに頭を切り替えた9月初日の早朝に早々のご対面とは。

何もこんなタイミングにお会いしなくてよさそうなもんですけどねぇ。

けれどこれも天の巡り合わせ、さあ秋だぞ!って事なんでしょう。

この秋は天敵から気合いを入れられてのスタートになりましたとさ。(^^ゞ
2009.09.01:maru8:コメント(2):[春夏秋冬]

◆夏の終わりに◆

  • ◆夏の終わりに◆
愛犬とのお散歩コースの中で住宅地に僅かに残る水田。

ガキ大将を先頭に皆で真っ暗になるまで遊んでいた幼い頃はこの辺りは全て水田が畑だったのに。

真直ぐに伸びた緑の稲穂に清々しさを感じて携帯でパチリしたのは7月31日。
この頃は雨ばかりの日照不足で先が思いやられる毎日でした。

あれから凡そ一ケ月、結局猛暑と呼べる夏は来ず朝夕は寒い位の初秋の佇まいに。
水田の稲穂は日に日に色付き頭を垂れて。



この仲間とだったら壊れてもいいから投げたかったという雄星君の涙に胸が熱くなり、九回二死からでもミラクルを信じて戦った文理ナインの直向きさに感動した夏でした。

さあて、天高く馬肥ゆる秋はもう直ぐそこまで来ています。
2009.08.25:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]