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◆大晦日◆

  • ◆大晦日◆
いよいよ後数時間で今年もお終いという所まできましたね。

色々あった一年間でしたが何とか無事に年越しを迎えられそうです。

お世話になった皆様には本当に感謝、感謝です。

通年ならばクリスマスには届いている筈のこのお酒も今年は数日入荷が遅れてしまい、家族皆が大好きな葱鍋とご近所にある遍照寺の大銀杏の銀杏を肴に味わいました。
多々ある搾りたて生酒の中でもフレッシュ、フルーティという点での群を抜く香味は今回も健在で、家内と二人思わずニンマリ。(^^♪

こうやって大好きなお酒の数々を皆様にご案内できる事の幸せをしみじみと感じて過ごす年の瀬です。

残り数時間、御来店頂くお客様に精一杯の接客をして有終の美を飾りたいと思います。

今年も一年間この拙いブログにお付き合い頂きありがとうございました。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
2011.12.31:maru8:コメント(2):[春夏秋冬]

◆店頭にて◆師走その弐

  • ◆店頭にて◆師走その弐
明日はクリスマスイブ、何とクリスマス寒波なるものが来ているそうで、ロマンチックなイメージとは裏腹の猛吹雪になどならない事を祈るばかりです。

さてこのところ当店のネット通販でも‘年越しのお酒’のご注文が多くなってきていますが気になるお酒は売り切れしないうちに確保というのは誰しも思う事なんでしょうね。

それでは前回の‘師走その壱’以後の入荷酒を順にご案内致しましょう。

先ずは人気の裏・雅山流シリーズから新酒しぼりたてコンビ、「香華」と「祥華」、庄内の銘酒蔵の双璧「くどき上手 純米大吟しぼりたて」と「楯野川 合流」、年末ギフトにも最適な「九朗左衛門 純米大吟三年熟成」、そして大変お待たせのこのお酒、年越しにお勧め「羽陽錦爛 純米大吟醸雫酒」、最後は年末に間に合って本当に良かったと思います、造り手の特別な気持ちが籠ったこのお酒、「磐城壽 季造り しぼりたて」。

この後も楽しみな入荷がありますのでトップページをマメにチェック願えれば幸甚で~す。(^^♪
2011.12.23:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆磐城壽に思う◆

  • ◆磐城壽に思う◆
12月19日大安、故郷から離れ山里長井の地で醸された‘磐城壽’ 待望の新酒一番酒が初出荷の日を向かえた。

3月11日の大震災で津波が襲い酒蔵の全てを流出するという悲運を乗り越え、故郷の酒を造り届けようとする造り手の強い信念が籠った酒である。

この晩、自分も楽しみにしていた‘季造り しぼりたて’を味わうべく酒と向き合った。

先ずはこの凛とした佇まいに感じ入るものがあり、レッテルを凝視してみる。

すると“The Fishermen's Toast”なる横文字が躍っている。

‘漁師達の祝杯’という意味なのだろう横文字と同歩調するかのような波頭、光を放つのは太平洋に輝く朝日か。

このレッテルを見ているうちに見たことも無いはずの漁師町の入り江の情景が脳裏を過ぎる。

地酒を志して間もなく二十年、多くの銘柄に接してきた中でここまで地元を意識した潔さを感じさせるものはあっただろうか。

古より故郷浪江の民の食文化を守ってきた自負心が醸す魂の酒。

そんな実直な浪江の人達が醸す酒ならば背筋を伸ばし、真剣に利かせて頂かなくてはならない。

霞が架かったような薄にごりの酒をグラスに注ぎ口に運ぶ。

瞬間に口中に広がる綺麗な甘味、結構な厚さを感じさせながらもクドサの欠片も残さない切れ味の良さ。

米のエキスを最大限に引き出した旨味が新酒ならではの新鮮な香味を伴なって口中を駆け巡る。

とても初めての蔵で造った最初の酒とは思えない完成度とレベルの高さである。

この地の水を熟知し蔵癖を掴んだ暁には更に酒徒を唸らせる酒が醸出される事は間違いないだろう。

奇しくも震災がご縁となってお付き合いが始まった大介専務が杜氏を勤める鈴木酒造店。

山紫水明、水と緑と花の町 長井。

この地を第二の故郷と定め、家族で酒造りを続ける磐城壽を地元の酒販店として精一杯応援して行きたいと思う。
2011.12.20:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆店頭にて◆師走その壱

  • ◆店頭にて◆師走その壱
秋の紅葉をゆっくりと愛でる間もなく気が付いたら今年も残すところ半月となってしまいました。^^;

さてさて酒屋にとっての12月は忘年会にクリスマス、御歳暮に年越しとお酒の出番が多くなる月という事でそれはもうとにかく忙しい。
そんな月だからこそウマイ!と云わせる逸品を揃えて頑張る所存です。σ(^◇^)

先ずは現在入荷済みのお酒をご案内致しましょう。

フレッシュな生まれたて新酒の限定酒「冬の月」、「惣邑しぼりたて生原酒」、「直江杉しぼりたて生原酒」、「雅山流 純米吟醸 彩月しぼりたて」そして「〆張鶴しぼりたて」、ワインでは無添加、無濾過の生ワイン「ほいりげ」、焼酎では限定酒「芋麹全量」など。

そしてこの冬初入荷のこんな酒。




ご存知加賀の銘酒、「菊姫のにごり酒」。

好物の竹輪の肉巻きフライやモツの煮込みは勿論、何と茶碗蒸しとも良い相性。

しかしこのクオリティにしてこのプライスは反則技としか云いようがない。(@_@。

いやはや美味しいお酒が目白押し。

ご用命お待ちしております。

次回その弐もお見逃しなく~。
2011.12.14:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆直江杉の上槽◆

  • ◆直江杉の上槽◆
12月5日、長井市内9店の酒販店で組織する清酒直江杉販売店会が醸造委託している‘純米吟醸 直江杉’の新酒上槽に合わせ会員店対象の上槽見学会が行われました。

画像はフネと呼ばれる装置にモロミを詰めた酒袋を重ねる作業風景です。
これを上段まで積み重ねて行くわけですが四人一組での作業はお相手との呼吸というかリズミカルなタイミングの取り方が要求される作業でもあります。
それと冷たさで指先の感覚が麻痺しちゃう事もしばしば。^^;

さてそうこうしてうちに槽口(フナクチ)からは待望の新酒の荒走りが流れ出てきましたよ。



この新酒を無濾過本生原酒の状態で瓶詰めしたお酒がいよいよ13日に発売となります。(^^♪

直江杉しぼりたて生原酒’お酒と一緒に長井郷の冬浪漫をグラスに浮かべて味わって頂ければ幸甚です。

ご予約はこちらから
2011.12.05:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]