初秋の気配が漂い出した9月初旬の朝、弊店のみで限定販売する秋上がりの惣邑スペシャルバージョンの選定に蔵元へ。
斗瓶で採取され一夏を経過した惣邑 羽州誉 純米吟醸の雫酒3点を仕込みタンク毎に利かせて貰い、その中から官能を頼りに最も優れた1点選んだ。
【利き酒の行程】
1.利き猪口を上から覗き色とテリを見る。
2.利き猪口を鼻に近づけ香り(上立香)を利く。
3.酒を少量口に含み口中に行き渡らせて五味(甘・辛・酸・渋・苦)のバランスと舌触りによる熟度を利く。
4.口中に少量の空気を取り込み酒と併せる事で生じる香り(含み香)を利く。
画像はご多忙の中、選定の準備をしてくれた蔵元の専務兼杜氏の伸行さん。
今回も昨年同様に酒屋女将(女房殿)も参加して二人の利き酒結果を総合評価して選定。
どのお酒も高レベルで甲乙付け難い逸品揃いながら味乗りが一歩リードしていた仕込み30号を頂戴する事で完結。♪
半年の熟成を経て円やかに秋あがりした‘羽州誉米’ならではの雫酒の‘ひやおろし’です。
円やかに熟成した選定酒を口にして思わず笑みがもれる酒屋おやじ。(^.^)
この秋お勧めする美酒の大本命、惣邑選抜雫酒仕込30号、ぜひご賞味ください。(^^)/