立春の日の朝に合わせて搾る酒がある。
飲み手への想いを込めて自らラベルを手貼りする入魂の酒である。
たかが酒なれども酒屋の心意気がぎっしりと詰った酒である。
2月4日、この日を特別な日と位置づけて「酒屋の原点に立ち返る」大切な一日。
午前四時、夜明け前の暗闇の中愛車のエンジンに火を入れる。
出発前しばしの暖機を行いながら路面の状況を確認。
積雪の少ないこの冬、昨年とは打って変わったように何と路面が乾いているじゃないか。
気を良くして一路寒河江のお蔵へと走り出す。
一番乗りで駆け付けた今年の立春朝搾り。
このお酒の意味を理解してご予約頂いた全ての方に春の息吹が詰まった招福の一瓶を無事にお届けしなくては。
そんなプレッシャーを感じながら時間との闘いが求められる一日。
だからこそ無事に届け終え責任を果たした時の解放感と充実感は格別なものがある。
‘ご苦労さま、テレビさ映ってだけぞ、朝早くて大変だっけなぁ、まんず神棚さ上げでが、なんぼ旨いんだがぁ、今晩楽しみだごどぉ’
労いと感謝の言葉が心の奥底まで染みるのは立春ならではである。
「千代寿立春朝搾り」やはりこれは年に一度の特別な酒なのだ。
ぜひご覧ください→YouTube★千代寿 立春朝搾りオープニングセレモニー★
さて今年の立春の一日を振り返ってみようと思います、ご笑覧ください。
ラベル貼りの作業も終盤を向かえほっと一息、今年は除雪作業が少ない為か少々太り気味の酒屋おやじ。
大切な朝搾りを愛車に積み込むの図、慎重に、慎重に。
蔵元の心尽くし、立春朝ご飯は格別の美味さ、おにぎり3個をペロリと平らげ豚汁もお替りを頂いて。
お届け第一号は今年も白鷹町のI様、帰路に伺うのに好都合な場所にお住まいが在り着店前にお届けしました。
責任感から解放された立春の夜は恒例の‘立春朝搾りを楽しむ宴’が「そばきり八寸さん」で催され。
この日の朝搾りの他に365日熟成の朝搾り、更には730日熟成の朝搾りも登場した圧巻の3本揃い踏み、更に「東光 純米まろやか」が華を添えたラインナップ。
当夜のお料理はというと、八寸名物そば焼味噌にお出汁の利いた鴨鍋、浅葱とツブ貝の辛子酢味噌和え、菜の花の胡麻和え、うるいの冷や汁、お造りは鮪に金目鯛、鱈の昆布〆、コゴミ、タラノメ、ギョウジャニンニクといった山菜の天麩羅は当に立春に因んで春を感じる心尽くしが嬉しい酒肴の数々。
そして〆は初めて食した「牡蠣蕎麦」。
牡蠣から出た濃厚なだし汁と蕎麦が熱々で供されたとても贅沢な一碗。
最後にとっても嬉しいサプライズ、ごちそうさまでした。
‘立春に春を運ぶ朝搾り 町の酒屋の心意気’
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■とろりんグルト■
君は‘とろりんグルト’を知ってるか~。
まるでアルプスの山奥でハイジが造ってくれたような・・・
ヨーデルが聞こえるような癒しのお酒なんだぜぃ。(^^♪
今や冬場の人気アイテムとして絶大な支持を誇る銘酒‘冬の月’を醸す嘉美心酒造が手掛けた拘りのヨーグルトリキュール。
それが‘とろりんグルト’なんですよねぇ。
どうですか、このユニークなラベルデザイン。
可愛い牛のイラストと童話チックな文字が何ともホノボノとしたイメージを醸しだしてます。^^
遠い記憶の片隅にある‘ひょっこりひょうたん島’を思い出しましたぁ。
そんな‘とろりんグルト’の気になるお味は?
どれも嫌みがなくてスルスルと飲めちゃいますね。
一体どこがお酒なの?って感じです。
そうこれは美味しいヨーグルトドリンクそのものですね。
‘とろりんと、ヨーグルトひとくち飲んで頬染めて’
な~んちゃって。
まるでアルプスの山奥でハイジが造ってくれたような・・・
ヨーデルが聞こえるような癒しのお酒なんだぜぃ。(^^♪
今や冬場の人気アイテムとして絶大な支持を誇る銘酒‘冬の月’を醸す嘉美心酒造が手掛けた拘りのヨーグルトリキュール。
それが‘とろりんグルト’なんですよねぇ。
どうですか、このユニークなラベルデザイン。
可愛い牛のイラストと童話チックな文字が何ともホノボノとしたイメージを醸しだしてます。^^
遠い記憶の片隅にある‘ひょっこりひょうたん島’を思い出しましたぁ。
そんな‘とろりんグルト’の気になるお味は?
どれも嫌みがなくてスルスルと飲めちゃいますね。
一体どこがお酒なの?って感じです。
そうこれは美味しいヨーグルトドリンクそのものですね。
‘とろりんと、ヨーグルトひとくち飲んで頬染めて’
な~んちゃって。
◆日よけのれん◆
後一週間、二月四日は立春の日です。
旧暦の二十四節気では立春から始まり、春分、夏至、秋分、冬至の四つの時期に春夏秋冬それぞれの盛りを迎え、大寒で締めくくられて一年となっていたのだとか。
立春とは初めて春の兆しが現れてくるころのこと。
この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が春一番。
そんな立春の朝に合わせて搾るお酒、「千代寿 立春朝搾り」を一人でも多くの方に味わって頂きたい思いからご覧のような大判で告知させて頂いています。
この大判の物体、現代の名称は‘吊るしタペストリー’と呼ぶそうですが本来は暖簾に分類される物であり、‘日本の暖簾、高井 潔 著’の暖簾の形では‘日よけのれん’として分類されています。
その説明文では「切り込みの垂れをつけず、大風呂敷のような一枚布の上下に乳をつけ、上端を軒先に、下端を道路側にせり出させて固定したもの。
風にあおられるとパターンと音をたてることから‘太鼓のれん’とも呼ばれる。」と記されておりました。
純白ベースの中央に赤地の白抜き文字が目を引き清楚な印象さえ感じる秀逸なデザインだと自負しております。
作製してくれたのは‘デザイン・アート赤間’赤間重美氏。
細部に亘る注文にもきちんと応じて頂き素敵なタペストリーを作ってくれました。
感謝!
彼の看板屋としてのセンスの良さと丁寧で緻密な仕事ぶりには感心させられる事が多々あり勉強になります。
流石はプロフェッショナル、良い仕事してくれますね。
旧暦の二十四節気では立春から始まり、春分、夏至、秋分、冬至の四つの時期に春夏秋冬それぞれの盛りを迎え、大寒で締めくくられて一年となっていたのだとか。
立春とは初めて春の兆しが現れてくるころのこと。
この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が春一番。
そんな立春の朝に合わせて搾るお酒、「千代寿 立春朝搾り」を一人でも多くの方に味わって頂きたい思いからご覧のような大判で告知させて頂いています。
この大判の物体、現代の名称は‘吊るしタペストリー’と呼ぶそうですが本来は暖簾に分類される物であり、‘日本の暖簾、高井 潔 著’の暖簾の形では‘日よけのれん’として分類されています。
その説明文では「切り込みの垂れをつけず、大風呂敷のような一枚布の上下に乳をつけ、上端を軒先に、下端を道路側にせり出させて固定したもの。
風にあおられるとパターンと音をたてることから‘太鼓のれん’とも呼ばれる。」と記されておりました。
純白ベースの中央に赤地の白抜き文字が目を引き清楚な印象さえ感じる秀逸なデザインだと自負しております。
作製してくれたのは‘デザイン・アート赤間’赤間重美氏。
細部に亘る注文にもきちんと応じて頂き素敵なタペストリーを作ってくれました。
感謝!
彼の看板屋としてのセンスの良さと丁寧で緻密な仕事ぶりには感心させられる事が多々あり勉強になります。
流石はプロフェッショナル、良い仕事してくれますね。
◆除雪◆
積雪量が少ないこの冬、果してそれの良否は如何に。
我身を例に採れば直接的には‘除雪に取られる労力と時間が少なく助かっている’という事ではあるのだが。
但し間接的にはどうだろうかと考えてみれば。
冬場の除雪で収入を得ている方々が少なからず居られる地域な訳で..。
つまり降る物が降らないと金回りが悪くなり地域経済は何かと宜しくない傾向になるのは間違いなく。
余りの大雪も困りますが程々に降って頂く事は必要なんだと思う今日この頃です。
さて例年と比べて少ない雪とは言っても除雪からまったく解放されたという事はないわけで、家屋の場所によっては手を掛ける事が必要な状況も発生するのが雪国の冬。
画像は花畑へと続く母屋の裏口、この冬も赤ベコ君が大活躍しております。
我家は道路に面して東向きに店舗を構え後方に母屋が連結する典型的な昔ながらの商家のレイアウト。
建屋の後方の花畑は屋根雪の格好の雪捨て場となるのが常なのであります。
今回のミッションは裏口に垂れ下がった硬く重い氷雪と化した物体の切断と片付け処理。
それでは約一時間の作業の全貌をご紹介致しましょう。
先ずは作業前の絵、手前に見える先端が青い物はアルミの脚立。
ここから屋根に上ります。
お次は迫出した物体を下から見た絵、厚い氷の層が形成された上部に雪が載った物。
続いては意を決しスコップを突き刺して切り離した軒先。
更には落下させた直後の物体、上下が反転して落下した事を物語る割れた氷の層の凄まじさ。
この厚い氷の板を小さく割ってスコップで投げ飛ばす作業は流石にキツイ。
氷を片付けた後は頼れる赤ベコ君の出番です。
最後は少し離れた所から撮った作業後の軒先風景。
大汗かいて頑張った達成感と安堵感に浸る一時は何とも心地良いものですねぇ。
我身を例に採れば直接的には‘除雪に取られる労力と時間が少なく助かっている’という事ではあるのだが。
但し間接的にはどうだろうかと考えてみれば。
冬場の除雪で収入を得ている方々が少なからず居られる地域な訳で..。
つまり降る物が降らないと金回りが悪くなり地域経済は何かと宜しくない傾向になるのは間違いなく。
余りの大雪も困りますが程々に降って頂く事は必要なんだと思う今日この頃です。
さて例年と比べて少ない雪とは言っても除雪からまったく解放されたという事はないわけで、家屋の場所によっては手を掛ける事が必要な状況も発生するのが雪国の冬。
画像は花畑へと続く母屋の裏口、この冬も赤ベコ君が大活躍しております。
我家は道路に面して東向きに店舗を構え後方に母屋が連結する典型的な昔ながらの商家のレイアウト。
建屋の後方の花畑は屋根雪の格好の雪捨て場となるのが常なのであります。
今回のミッションは裏口に垂れ下がった硬く重い氷雪と化した物体の切断と片付け処理。
それでは約一時間の作業の全貌をご紹介致しましょう。
先ずは作業前の絵、手前に見える先端が青い物はアルミの脚立。
ここから屋根に上ります。
お次は迫出した物体を下から見た絵、厚い氷の層が形成された上部に雪が載った物。
続いては意を決しスコップを突き刺して切り離した軒先。
更には落下させた直後の物体、上下が反転して落下した事を物語る割れた氷の層の凄まじさ。
この厚い氷の板を小さく割ってスコップで投げ飛ばす作業は流石にキツイ。
氷を片付けた後は頼れる赤ベコ君の出番です。
最後は少し離れた所から撮った作業後の軒先風景。
大汗かいて頑張った達成感と安堵感に浸る一時は何とも心地良いものですねぇ。
■千代寿 立春朝搾り■春を告げ福を呼ぶ酒
旧暦の二十四節気は立春からはじまり、大寒で締めくくられて一年となります。
二月四日は立春の日。
春の始まりを寿ぐめでたきこの日の朝に搾り上がったばかりのお酒で、一足早い春を感じてみませんか!
‘ 千代寿 立春朝搾り 'このお酒は節分の夜から一晩中、もろみを搾り続け、立春の早朝に搾りあがったばかりの生原酒を無濾過、無調整のままで瓶詰した純米吟醸酒です。
私自身が酒蔵に出向き、ラベルを手貼りしたお酒を「寒河江八幡宮」に詣でご予約頂いた皆様の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願してお払いを受けて持ち帰る招福の「御神酒」でもあります。
巳年の今年、縁起の良いこのお酒を飲めば福財に恵まれる年になるかも。 !(^^)!
日頃お世話になっている方へのサプライズギフトにも最適です。(^^♪
ただいまご予約承り中!
二月四日は立春の日。
春の始まりを寿ぐめでたきこの日の朝に搾り上がったばかりのお酒で、一足早い春を感じてみませんか!
‘ 千代寿 立春朝搾り 'このお酒は節分の夜から一晩中、もろみを搾り続け、立春の早朝に搾りあがったばかりの生原酒を無濾過、無調整のままで瓶詰した純米吟醸酒です。
私自身が酒蔵に出向き、ラベルを手貼りしたお酒を「寒河江八幡宮」に詣でご予約頂いた皆様の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願してお払いを受けて持ち帰る招福の「御神酒」でもあります。
巳年の今年、縁起の良いこのお酒を飲めば福財に恵まれる年になるかも。 !(^^)!
日頃お世話になっている方へのサプライズギフトにも最適です。(^^♪
ただいまご予約承り中!