年が明け七草も過ぎて早いもので明日は10日です。
このところ積雪が少なく過ごし易い年始を送ってこれましたが雪国の冬はこれからが本番。
このまま春を迎えるなどどいう事は間違っても有りえないでしょうし、きっと格闘の日々が待ってるんでしょうね。
さて皆さんは‘ 読みもの 長井物語 ’というサイトをご存じでしょうか。
置賜地域地場産業振興センターが運営しているこのサイト、確か昨年初夏の頃何気なしにネットサーフィンをしていてたどり着いたと記憶しています。
近代長井地域の生い立ちから現代までの過程を今に伝える貴重な写真が沢山掲載されており懐かしい昭和の長井にタイムスリップできる素敵なサイトです。
そんな長井物語の中でも興味の中心は‘ 長井の歴史的建造物 ’のページ。
このページの更新が楽しみで毎日のようにチェックしてるというわけです。
手前味噌なお話しで恐縮ですが‘ 長井 古写真物語1 長井駅前歓迎門 ’という写真を見ていて当店のルーツに関わる物を発見しました。
鳳凰のような鳥が左右を飾る‘歓迎’の文字の下、楕円の広告が並ぶ左端にご注目。
ここに見て取れる文字、「飯豊 丸八 梅津利八 梅正宗 長井支店」恐らくこれに気付いたのは小生だけでしょう。
というよりそんな細かい部分まで興味の対象にはならないと思います。
とは云うものの、これを見つけた時はホントに嬉しかったですね。
実はこの梅正宗というお酒を造っていた酒蔵のお嬢様が小生の祖母でありまして、蔵に勤めていた祖父と長井で所帯を持って小売酒屋を開業したというわけなのであります。
この写真が撮られたのは昭和10年、酒の販売が免許制になる数年前の事ですから祖父母が立ち上げた我店が当時は梅正宗 長井支店を名乗っていたのかも知れません。
何時か親戚の長老にでも確認してみなくっちゃなりませんね。
そんなこんなで個人的にも発見があったこのサイト、ご興味のある方はご覧頂ければと思います。
心地良いノスタルジーに浸れる事享け合いです。(^^♪