酒蔵見学の帰り道、前日同様酒田市にてお昼を食べた。
酒田のラーメンは魚系のダシが特長と聞いていたが中々食べる機会に恵まれず今回が初めて。
酒田に詳しい同行者が選んでくれたのが「満月」というお店で有名店なんだとか。
「酒田ラーメンとしては魚ダシが強くなく、あっさり系なんで今日のような二日酔いに近い体調の時は無難だな」とのアドバイスに全員がすぐさま同意してのお昼という事になった次第。
日曜という事も手伝って1時を回った店内は満席状態の大繁盛、見渡せばほとんどの方がワンタンメンかラーメンを食べている。
同じお味との事なので650円也のワンタンメンを食べてみた。
細めんに魚ダシが主体のあっさりスープ、5,6ヶ入ったツルツルのワンタン、それに薄切りの柔らかチャーシュー、メンマに刻みネギとシンプルな構成、朝から空っぽの弱った胃袋にはほんとに優しいラーメン。
強烈な自己主張が無い代わりに毎日食べても飽きないような安心感を覚える味わいを感じ、店の前までできた行列をすり抜け店を後にした。
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◆“とんや”の厚切りロースかつ膳◆
秋田の酒蔵見学へ向う途中お昼に食べたのが酒田市の平田牧場直営店、とんかつ専門店「とんや」の厚切りロースかつ膳 1,575円也。
今や全国にその名を轟かせる「平牧三元豚・ヒラボクサンゲントン」、そのロースかつをじっくりとかみ締めてみた。
まず天然塩でお肉の旨みを味わってくださいとメニューに書いてあったので塩だけで一切れを戴く、薄いころもながらカリッとした歯触り、その後に脂みが少ない何とも柔らかいお肉!、サクサクとした食感、風味は繊細でクセというものが感じられない。これが噂の平牧三元豚かと思わず納得してしまう。
トンカツが大好物の息子の顔が目に浮かび、これを食わせたら何て言うだろうかと想像してしまう。
一緒に卓を囲んだ3人の仲間も同様に大満足の様子、20分程待ったかいがありました。
ダンチュウやサライでも紹介され山形産の高級豚として注目を集めるこのお肉、噂に違わぬ本物でした。
ごちそうさま。
今や全国にその名を轟かせる「平牧三元豚・ヒラボクサンゲントン」、そのロースかつをじっくりとかみ締めてみた。
まず天然塩でお肉の旨みを味わってくださいとメニューに書いてあったので塩だけで一切れを戴く、薄いころもながらカリッとした歯触り、その後に脂みが少ない何とも柔らかいお肉!、サクサクとした食感、風味は繊細でクセというものが感じられない。これが噂の平牧三元豚かと思わず納得してしまう。
トンカツが大好物の息子の顔が目に浮かび、これを食わせたら何て言うだろうかと想像してしまう。
一緒に卓を囲んだ3人の仲間も同様に大満足の様子、20分程待ったかいがありました。
ダンチュウやサライでも紹介され山形産の高級豚として注目を集めるこのお肉、噂に違わぬ本物でした。
ごちそうさま。
◆“そばきり八寸”の せいろ◆
地元長井市は水清き里、従って酒も旨いが蕎麦もまた旨い。
船越、かく長、はせ川屋、何れも名が通った名店揃いの長井市で‘これは良い’と思わず唸ってしまうのがこの蕎麦。
見た目にはごく普通の日本蕎麦ながら一箸摘んで汁につけて口に運べばこの言葉に込めた深い意味が解ってもらえるはず。
ご主人曰く「たかが蕎麦だから」と謙遜して次を語らないが、「されど蕎麦」に対する情熱と職人魂がひしひしと伝わる逸品。
歯触りも良くスルリと喉を過ぎてゆく上品な蕎麦は毎朝自家製粉し、蕎麦粉の状態に合わせて手打ちするのだとか。
旨みが凝縮したような「そばつゆ」はこの蕎麦とベストマッチ、蕎麦湯を注しての美味さはダシがしっかり効いた「そばつゆ」ならでは!箸休めの一夜漬けをつまみながらの「この蕎麦湯」はもう一つの楽しみ。
派手さの無い鄙びた料理「日本蕎麦」、それゆえにその違いは確かに微妙ではあるのかも。
しかしこの「一枚のせいろ」の味わいからは高次元な本物だけが持つ品格を感じる。
「たかが蕎麦、されど蕎麦」、“そばきり八寸の せいろ”は当にこの言葉がドンピシャ当てはまる。
【 そばきり八寸 】 長井市館町南15-65
TEL 0238-84-7308 せいろ 700円
船越、かく長、はせ川屋、何れも名が通った名店揃いの長井市で‘これは良い’と思わず唸ってしまうのがこの蕎麦。
見た目にはごく普通の日本蕎麦ながら一箸摘んで汁につけて口に運べばこの言葉に込めた深い意味が解ってもらえるはず。
ご主人曰く「たかが蕎麦だから」と謙遜して次を語らないが、「されど蕎麦」に対する情熱と職人魂がひしひしと伝わる逸品。
歯触りも良くスルリと喉を過ぎてゆく上品な蕎麦は毎朝自家製粉し、蕎麦粉の状態に合わせて手打ちするのだとか。
旨みが凝縮したような「そばつゆ」はこの蕎麦とベストマッチ、蕎麦湯を注しての美味さはダシがしっかり効いた「そばつゆ」ならでは!箸休めの一夜漬けをつまみながらの「この蕎麦湯」はもう一つの楽しみ。
派手さの無い鄙びた料理「日本蕎麦」、それゆえにその違いは確かに微妙ではあるのかも。
しかしこの「一枚のせいろ」の味わいからは高次元な本物だけが持つ品格を感じる。
「たかが蕎麦、されど蕎麦」、“そばきり八寸の せいろ”は当にこの言葉がドンピシャ当てはまる。
【 そばきり八寸 】 長井市館町南15-65
TEL 0238-84-7308 せいろ 700円
◆立春朝搾り◆ 春を迎える祝い酒を楽しむ会
2月4日は立春の日。
春の始まりを寿ぐめでたきこの日、
朝に搾り上がったばかりのお酒をその日の晩に楽しむ会を開催しました。
今年で3回目となった恒例のこの会、「旬の酒を楽しむ会」の冬の例会として行っているもので今回は9名の酒仙が参加。
搾りたての純米吟醸無濾過本生原酒である「千代寿 立春朝搾り」と共に合わせたメインのお料理は萬年青さん特製「鱈ちり」、ポン酢に紅葉おろしでいただきました。
今年の立春朝搾りは過去最高の出来との評価を頂き、酒屋冥利に尽きる嬉しさ!、確かにくっきりとした味の輪郭とキレイな吟醸香がマッチした秀逸な出来栄えに自信をもってお出ししたのですが、ご満足頂けて良かった。
それと昨年の「立春朝搾り365日熟成」もお楽しみ頂きました。
こちらは角がとれて丸くなっていて新酒との対比に興味津々、いやーこれも美味しい。
この夜他に楽しんだお酒は「雪むかえ 玉庭 初搾り原酒」・「惣邑 無濾過原酒」・「秀よし 練り上げにごり酒 とろとろと」、最後は鱈ちりの鍋にご飯を入れた「溶き卵雑炊」、飲んだ後の嬉しいご馳走でした。
春の始まりを寿ぐめでたきこの日、
朝に搾り上がったばかりのお酒をその日の晩に楽しむ会を開催しました。
今年で3回目となった恒例のこの会、「旬の酒を楽しむ会」の冬の例会として行っているもので今回は9名の酒仙が参加。
搾りたての純米吟醸無濾過本生原酒である「千代寿 立春朝搾り」と共に合わせたメインのお料理は萬年青さん特製「鱈ちり」、ポン酢に紅葉おろしでいただきました。
今年の立春朝搾りは過去最高の出来との評価を頂き、酒屋冥利に尽きる嬉しさ!、確かにくっきりとした味の輪郭とキレイな吟醸香がマッチした秀逸な出来栄えに自信をもってお出ししたのですが、ご満足頂けて良かった。
それと昨年の「立春朝搾り365日熟成」もお楽しみ頂きました。
こちらは角がとれて丸くなっていて新酒との対比に興味津々、いやーこれも美味しい。
この夜他に楽しんだお酒は「雪むかえ 玉庭 初搾り原酒」・「惣邑 無濾過原酒」・「秀よし 練り上げにごり酒 とろとろと」、最後は鱈ちりの鍋にご飯を入れた「溶き卵雑炊」、飲んだ後の嬉しいご馳走でした。