夏に美味い日本酒を飲んでもらおうと企画して4年目を向かえた「ささのはさらさら」の呑み切りが6/22に米鶴の蔵で行われた。
今年は宮城県、福島県からも酒屋仲間がやって来て輪が広がった。
総勢30人程の参加者がブラインドの酒16点を真剣に「利き酒」をして1票を投じる。
決まったお酒は山田錦と出羽燦々で醸された純米吟醸でキレイな香りと味乗りが秀逸なもの。
七夕の日、7/7より販売開始となります。
画像上から
真剣に酒を利く酒販店の精鋭。
小生も鼻と舌に神経を集中して夏に最良の一本を探る。
集計の結果を発表する須貝杜氏。
今年は蔵前に笹の葉に短冊を吊るして交流会が行われた。
短冊に書いた願い事は「いつまでも健康で美味しいお酒が楽しめますように」。
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◆山陰、兵庫方面の旅◆
6月の初旬、2泊3日の日程で山陰、兵庫方面への旅に出た。
入梅した直後にも拘らず雨とは無縁の絶好の旅行日和に恵まれて気忙しい日常から離れてのリフレッシュタイムを満喫。
こんな贅沢な時間が取れたのも皆家族のお蔭と感謝、感謝!
旅の想い出に心に残った風景などご覧に入れたい。
先ずは右上、丹波の小京都と云われ「出石そば」が有名な出石(いずし)の町並み。
城下町の風情を上手に整備したコンパクトで美しいゾーンが山に囲まれて存在する。
左隣の画像は通称「明治館」と呼ぶ旧郡役所で現在は町の資料館となっている。
人口一万人の町に年間百万人が訪れる観光地なのである。
恐らくは昭和の高度成長期のイケイケドンドンに、ある意味で背を向けて土地の文化を頑なに護ってきたであろう先人の見識の確かさが今に繋がり花開いた好例のように感じる。
側溝には清らかな水が走り、電線地中化が成された路上には塵一つ落ちていない。
同行者が口を揃えて絶賛した素晴らしい町並み、今後の地域振興のお手本を観た思いがした。
その下右から宿泊した松江の奥座敷、玉造温泉「湯亭 こんや」のお料理から「鱸 すずきの奉書焼」。
この料理は宍道湖七珍を使用した郷土料理の大様といわれているのだそうで紅葉おろしとポン酢でさっぱりと戴くあっさりと淡白な美味。
その由来を栞より。
昔、漁師が焚き火をしながら取り立ての鱸を焼いて食べていたのを松江のお殿様がご所望になり、そのまま献上するのは失礼なので奉書紙に包んで差し上げたのが始まりとか。
鱸を奉書紙に包み炭火で焼き上げる独特の殿様料理。
この調理法の利点は素材本来の味を逃がさない点と生臭さが消される点。
続いて左はご存知「鳥取砂丘」、長靴に履き替え砂丘を歩く事20分程、砂丘の上から望んだ日本海の美しさは素晴らしい。
粒子が細かいサラサラの砂の為、コンクリートの材料にはできないのだとか。
下段右はようやくありついた「出雲そば」、小さなワッパに盛られた蕎麦3枚が一人前で、刻み葱、紅葉おろし、刻み海苔が乗っており、ちょい甘めの蕎麦汁を上から回し掛けて食する。
バスの出発15分前にオーダーして出てきた時には3分前、一枚1分で平らげるのを余儀なくされた為にジックリと味わう事もできず画像もご覧の通りの味気なさ。
こんなエピソードも旅の楽しい想い出と言うものだろうか。
最後は出雲大社で撮った「さざれ石」、国歌 君が代にも謳われた名石で自然の力が生み出した当に珍石。
岐阜県から遠路運ばれてきたのだそうである。
旅の終わりは最大の目的、「出雲大社」に参拝して締め括った。
千波に十月に国々の神が出雲の国に一同に集まる事から十月を「神無月」というが出雲地方だけは十月を「神在月」というのだとか。
どうかご利益がありますようにと願いつつ・・・。
入梅した直後にも拘らず雨とは無縁の絶好の旅行日和に恵まれて気忙しい日常から離れてのリフレッシュタイムを満喫。
こんな贅沢な時間が取れたのも皆家族のお蔭と感謝、感謝!
旅の想い出に心に残った風景などご覧に入れたい。
先ずは右上、丹波の小京都と云われ「出石そば」が有名な出石(いずし)の町並み。
城下町の風情を上手に整備したコンパクトで美しいゾーンが山に囲まれて存在する。
左隣の画像は通称「明治館」と呼ぶ旧郡役所で現在は町の資料館となっている。
人口一万人の町に年間百万人が訪れる観光地なのである。
恐らくは昭和の高度成長期のイケイケドンドンに、ある意味で背を向けて土地の文化を頑なに護ってきたであろう先人の見識の確かさが今に繋がり花開いた好例のように感じる。
側溝には清らかな水が走り、電線地中化が成された路上には塵一つ落ちていない。
同行者が口を揃えて絶賛した素晴らしい町並み、今後の地域振興のお手本を観た思いがした。
その下右から宿泊した松江の奥座敷、玉造温泉「湯亭 こんや」のお料理から「鱸 すずきの奉書焼」。
この料理は宍道湖七珍を使用した郷土料理の大様といわれているのだそうで紅葉おろしとポン酢でさっぱりと戴くあっさりと淡白な美味。
その由来を栞より。
昔、漁師が焚き火をしながら取り立ての鱸を焼いて食べていたのを松江のお殿様がご所望になり、そのまま献上するのは失礼なので奉書紙に包んで差し上げたのが始まりとか。
鱸を奉書紙に包み炭火で焼き上げる独特の殿様料理。
この調理法の利点は素材本来の味を逃がさない点と生臭さが消される点。
続いて左はご存知「鳥取砂丘」、長靴に履き替え砂丘を歩く事20分程、砂丘の上から望んだ日本海の美しさは素晴らしい。
粒子が細かいサラサラの砂の為、コンクリートの材料にはできないのだとか。
下段右はようやくありついた「出雲そば」、小さなワッパに盛られた蕎麦3枚が一人前で、刻み葱、紅葉おろし、刻み海苔が乗っており、ちょい甘めの蕎麦汁を上から回し掛けて食する。
バスの出発15分前にオーダーして出てきた時には3分前、一枚1分で平らげるのを余儀なくされた為にジックリと味わう事もできず画像もご覧の通りの味気なさ。
こんなエピソードも旅の楽しい想い出と言うものだろうか。
最後は出雲大社で撮った「さざれ石」、国歌 君が代にも謳われた名石で自然の力が生み出した当に珍石。
岐阜県から遠路運ばれてきたのだそうである。
旅の終わりは最大の目的、「出雲大社」に参拝して締め括った。
千波に十月に国々の神が出雲の国に一同に集まる事から十月を「神無月」というが出雲地方だけは十月を「神在月」というのだとか。
どうかご利益がありますようにと願いつつ・・・。
◆ながい黒獅子まつり◆
今日5月20日は長井の代表的な祭りの一つ「ながい黒獅子まつり」が開催される。
毎年約10万人の集客があり今年も13社の神社の黒獅子舞いを一夜で堪能できる。
当店は黒獅子の源流と云われる總宮神社の門前で店を構えている関係上、笛と太鼓のお囃子がBGMのように自然に聴こえてくる恵まれた環境。(笑)
この画像は隣の町内の民家の縁側で撮ったもの。
丁度折り良く家主のW氏が居られたのでお話しをお聞きしてみると、21もの獅子頭をお持ちで全てご自身の自作との事。
もちろんこれから白山神社の獅子舞いの一員として参加される直前のところでありました。
獅子頭を自作し獅子舞いもなさるW氏、当に「おしっさま」がライフワークになっておられる凄い方。
好きな事に一途に打ち込む姿勢に清々しさを感じた一時でした。
毎年約10万人の集客があり今年も13社の神社の黒獅子舞いを一夜で堪能できる。
当店は黒獅子の源流と云われる總宮神社の門前で店を構えている関係上、笛と太鼓のお囃子がBGMのように自然に聴こえてくる恵まれた環境。(笑)
この画像は隣の町内の民家の縁側で撮ったもの。
丁度折り良く家主のW氏が居られたのでお話しをお聞きしてみると、21もの獅子頭をお持ちで全てご自身の自作との事。
もちろんこれから白山神社の獅子舞いの一員として参加される直前のところでありました。
獅子頭を自作し獅子舞いもなさるW氏、当に「おしっさま」がライフワークになっておられる凄い方。
好きな事に一途に打ち込む姿勢に清々しさを感じた一時でした。