◆立春朝搾り2007◆一年で一番長い一日

  • ◆立春朝搾り2007◆一年で一番長い一日
立春の朝に搾る酒がある。
この酒を楽しみに待ってくれている人がいる。

一切の手を加えずにそのまま瓶に詰める酒である。
酒屋が蔵に出向き自らラベルを貼る入魂の酒なのである。

夜も明けぬ早朝の酒蔵で酒質を語る杜氏を皆が見つめている。
その安堵の表情に自信の程が伝わってくる。

帰途の路上は吹雪でワイパーが凍り付き見る見る視界が狭くなってきた。
代替えの利かない特別なこの酒を無事に届けなくては。
ハンドルを握る手に思わず力が入る。

毎年一度、酒屋の原点を再確認する貴重な一日。
そんな立春の日の長~い一日を画像で振り返ります。
2007.02.05:maru8:[地酒あれこれ]

その2

  • その2
am4:00
枕元のコッコちゃんが突然鳴き出したので目を開くと辺りは闇の中。
電気を点けて素早く着替える。
熟睡中の愛犬に悟られないよう注意しながら愛車へと。
2007.02.05:[編集/削除]

その3

  • その3
am4:30
自販機の灯りが目に眩しい。
暖気もそこそこに寒河江めざして走り出す。
2007.02.05:[編集/削除]

その4

  • その4
闇が続く路上には対向車もなければもちろん人影も無い。
吹き付ける雪混じりの風の音が物悲しい。
2007.02.05:[編集/削除]

その5

  • その5
am5:40
千代寿 虎屋酒造へ無事到着。
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その6

  • その6
am6:15
開催セレモニーで挨拶する蔵元。
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その7

  • その7
引き続き酒質の説明をする杜氏。
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その8

  • その8
作業開始前の特設会場。
4名が一つの作業台を共有。
関係者の準備に感謝!。
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その9

  • その9
am6:30
いよいよラベル貼り作業開始。
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その10

  • その10
今年のラベル。
お見苦しいのは小生の親指。
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その11

  • その11
タオルを下敷きに一枚づつ丁寧に貼って行く。
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その12

  • その12
どの作業台も和気藹々、紅白幕の右後方の色から夜が明けた事がわかるでしょうか。
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その13

  • その13
am7:30
作業終了後、お待ちかね、これが【立春朝ご飯】。
いつもはこんな早い時間に食べてないのに、おにぎり3個に豚汁までおかわり。
酒蔵でご馳走になる朝食の美味しいの何の。
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その14

  • その14
早朝の千代寿蔵正面。
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その15

  • その15
積み込みの順番を待つ「まるはち号」。
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その16

  • その16
am8:30
いよいよ積み込み。
完了後「寒河江八幡宮」へ出発。
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その17

  • その17
祭壇にてご祈祷を受ける出来立ての「立春朝搾り」。
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その18

  • その18
ご祈祷後、宮司を囲んでパチリ。
前列の端で瓶を持っているのが小生です。
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その19

  • その19
am9:30
神社を後にそれぞれの帰路に付く参加者と配送車。
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その20

  • その20
寒河江の市街地を走り去る。
フロントガラスの雪が凍っている。
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その21

  • その21
寒河江からR287に出る頃には雪が降り始める。
店まではおよそ40kmの道程。
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その22

  • その22
朝日町の手前に差し掛かる頃、天候は吹雪に変わる。
無事帰れるだろうか・・。
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その23

  • その23
帰路の途中、白鷹町のIさん宅へ立ち寄る。
立春朝搾り、お届け第一号!。
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その24

  • その24
am11:00
雪まみれになりながらも無事帰店。
安堵感に浸る。
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その25

  • その25
持ち帰った朝搾りに手製の栞を掛けて一本づつ袋詰め。
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その26

  • その26
pm6:00
夜は恒例「立春朝搾りを楽しむ宴」。
低温365日熟成(一年古酒)も登場しての飲み比べに花が咲く。
美しい果実香が口中に広がり綺麗な酸が後口を引き締める、透明感が鮮明で香味バランスが絶妙。
今年の出来栄えは見事と得心する。
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その27

  • その27
pm10:00
今回お世話になったのは日本蕎麦の名店「そばきり八寸」さん。
一足早い春を感じるウドやタラの芽など春の山菜天麩羅に店主の心意気を感じながら心地良い酔いに浸る。
締めの蒸篭蕎麦もしっかりとご馳走になりお開き。
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その28

  • その28
pm10:40
帰宅後、就寝直前に枕元のコッコちゃんを忘れずパチリ。
後は速攻でバタンキュー。
今年も長かった立春の一日が無事終了。

最後までご覧頂きありがとうございました。
2007.02.05:[編集/削除]

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