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◆吟醸生酒頒布会のご案内◆

  • ◆吟醸生酒頒布会のご案内◆

4月に入り再開した朝のウォーキングに手袋が手放せない寒さですが桜の開花が待ち遠しいこの頃です。(^^♪

さて春から夏にかけて月毎に違う蔵元の吟醸生酒をお届けする頒布会のご案内です。

通常は取り扱いのない銘柄ながら名前が知れ渡っている老舗蔵、はたまた近年成長著しい期待の若手蔵など山形の銘酒が目白押しです。

大吟醸の生酒500mLを毎月2銘柄お届けする大吟醸頒布会、吟醸生酒300mLを毎月6銘柄お届けする吟醸生酒頒布会と二つのコースをご用意致しました。

どちらも‘吟醸王国山形’ならではの高レベルで多彩な香味が楽しめる魅力的な頒布会です。

ぜひこの機会に山形酒の実力の程をお試しください。

画像は吟醸生酒頒布会5月、6月お届け分のラインナップです。

2015.04.08:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆おきたま地酒サミット◆

  • ◆おきたま地酒サミット◆

九州や四国の桜の開花が伝わった週明けに季節外れの大雪となった置賜地方。

そんな23日の月曜日、第一回おきたま地酒サミットが米沢市で開催され長井小売酒販組合からは理事長S氏と小生で参加してきました。

主催は「おきたま食のモデル地域実行組合協議会」という農協さんと地域行政が立ち上げた組織のようですが参加者のリストを一読した限りでは置賜の蔵元10社に卸売2社、置賜各地区の我々小売店、それに飲食店、旅館業といった製販飲食に至る関連業者のみならず各市町村の行政関係者や一般消費者までも網羅した人員構成の合わせて65名。

二部構成の第一部は製販飲食各代表によるパネルディスカッション。

それぞれの立場で置賜の地酒を熱く語って頂きましたが随所で啓蒙されるお話しが有り置賜地酒のこれからを再考する良い機会だったかと。

続いて会場を移しての第二部は日本酒に合う料理試食会と地酒試飲会。

このイベントの為に東京でオー・ギャマン・ド・トキオ5店舗を展開している新進気鋭のフレンチシェフ木下威征氏を招き、置賜の食材を生かした日本酒に合う創作料理を作って頂いたとの事。

 

 

先ずはこちら、各テーブルの中央に立てられた束ねた藁、啓翁桜の小枝が何とも春を感じさせてますが、そこに差し込まれた黄緑色の物体がまさかお料理だと気付かれた方は極僅かだったのでは。
この度肝を抜く遊び心、当に店名の「ギャマン/いたずら小僧」そのものに吃驚。

それが三枚目の画像にある牛舌のやわらか煮とフキノトウのブロシェット

冷めた状態で食す事を前提に米粉の衣で揚げられたカリッカリの食感に蕗の薹のほろ苦さが何とも乙な逸品。

同じお皿の左側は米沢牛スネ肉を具材にたこ焼き風に焼かれた「おきたま焼き」

赤ワインベースのさっぱりとしたソースにセンスの高さが伺えます。

お次はつや姫、雪菜のふすべ漬け、遠山かぶといったご当地食材で作ったという「ゆきなとカブの押し寿司」、ワインビネガーベースのお寿司は初体験でしたが素朴な食材の持ち味を引き立てた繊細な味わいは唯一無比。

その他にもタラの芽のわさび菜ドレッシングというお料理も有り、これらを頂きながら置賜の地酒を一銘柄毎に試飲して行く趣向。

研ぎ澄まされた感性のお料理と合わせた置賜の地酒はどのお蔵の出品酒もレベルが高く甲乙付けがたい美酒ばかり。

これぞ至福の一時。

続いて挨拶に立つ木下威征シェフ。

枠に囚われず、フランス料理店の常識を覆す全対面アイランドキッチンでのライブ感溢れるクッキングを身上として腕を振るっておられる由。
雄弁で親しみを感じるお人柄に好感を抱かせる好青年。

そして最後は試飲酒のオンテーブルと同時にステージに上がりPRスピーチをしてくれた参加蔵元各位。
画像は弊店にとってはご縁の深い後藤康太郎酒造店の若き専務兼杜氏、後藤隆暢氏。

とても貴重な体験をさせて頂いたサミット、置賜の地酒躍進の一助と成るべく気持ちを新たにした一時でした。

関係者各位に感謝!

 

2015.03.25:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆店頭にて 弥生2015◆

  • ◆店頭にて 弥生2015◆

得意先への配達途中で目に入ったお花片手の卒業生の集団に春を感じる弥生三月、今日は桃の節句です。

まだまだ気温も低く寒い日が続きますが確実に春へと向かっているのが嬉しい今日この頃です。^^

今日午前中は近くの酒蔵で大吟醸の上槽があり、雫取りの作業も含めてしっかりと見学させて頂きました。

造り時期の酒蔵特有の凛とした空気の中で真摯に造りに打ち込む蔵人の姿に啓発された一時。

吊るされた醪から滴り落ちる一滴一滴の雫がタンクの中で響かせる美しい澄んだ音色。

身近な所に信頼する酒蔵が在るという恵まれた環境に感謝ですね。^^

さて春を待つ今の季節、店頭では美味しい搾りたてのお酒が目白押し。

先ずはこのお酒、メロン系の甘い香りと爽やかな柑橘系の香りとをミックスしたかのような好ましい含み香が飲み手を魅了する「信濃鶴 純米無濾過生原酒

お次も限定酒、人気蔵の薄にごり!「雅山流 吟醸うすにごり

雅山流ならではのフレッシュさと綺麗な香味は流石の一言、軽やかなタッチが秀逸です。

更には明日入荷の超限定酒、「出羽ノ雪 無垢之酒

無垢之酒は酒名の通りの搾ったまま一切の手も加えずに滓引き後すぐにビン詰めした純米吟醸生原酒。
フルーティな吟醸香、旨み、吟味のふくらみ、ボリューム感はこの酒質ならでは。

そして来週11日の発売が待ち遠しい「甦る 純米吟醸

三年目の今回のお酒は透明感があり香味バランスに秀でた綺麗な味わいに磨きが掛り更にレベルアップしていますよ。

酒屋おやじがセレクトした早春の逸品をぜひご賞味ください。<(_ _)>

2015.03.03:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆立春朝搾り2015◆平成二十七年乙羊二月四日

  • ◆立春朝搾り2015◆平成二十七年乙羊二月四日

立春の日の朝に合わせて搾る酒がある。

飲み手への想いを込めて自らラベルを手貼りする入魂の酒である。

たかが酒なれども酒屋の心意気がぎっしりと詰った酒である。

二月四日、この日を特別な日と位置づけて「酒屋の原点に立ち返る」大切な一日。

千代寿のお蔵で立春朝搾りを開催し今年で13年、干支が一回りして新たな一歩を踏み出した年。

穏やかな天候にも恵まれて清々しい気持ちで向かえた今年の立春朝搾りでした。

今年も立春の日の朝に酒屋仲間と共に同じ思いで時を過ごせた事、春の息吹が詰まった招福の一瓶を無事にお届けできた事が何より嬉しい一日でした。

今は責務を全うできた充足感と一時の解放感に浸り心安らかにこのブログを綴っております。

ご購入頂いた皆様、関係者各位に心より感謝申し上げます。


さて、今年の立春の一日を振り返ってみようと思います。

先ずは出発から蔵での作業、ご祈祷、配送まで。

ご苦労様、お疲れ様と掛けて頂いた労いの一言、一言が胸に沁みました。

以下のURLをクリックしてご笑覧ください。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.636458299834279.1073741836.105832022896912&type=1

 

 

時の流れと共に育まれた熟成の妙味を満喫した立春朝搾りを楽しむ宴。

飲み比べて楽しんだのは四年前から今年までズラリと並んだ千代寿立春朝搾りビンテージ5アイテム。

スペシャルバージョンの酒宴は以下のURLをクリック願います。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.636469379833171.1073741837.105832022896912&type=1

 

‘立春に春を届ける朝搾り 町の酒屋の心意気’

 

 

 

 

2015.02.06:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆樽酒で乾杯◆

  • ◆樽酒で乾杯◆

‘ 杉の香ゆかしい樽酒で乾杯!’

 

先日、長井市内のとある事業所の社長様からの「恒例の新年会で樽酒を振る舞ってお客様を持て成したい」というご依頼にお応えし一生幸福純米酒の樽酒をご用意させて頂きました。

ご覧のような一斗(18リットル)用の杉樽に一生幸福純米酒を前日から詰めて頂き、会場にて呑み口を打ち込んでスタンバイOK。

杉樽の凛とした立ち姿、良いですよねぇ、日本の心ここに在りといった感がございます。

そして準備が整った実際の画像がこちら。

 

 

樽酒を升に並々と注いでグイッと呷れば清々しい杉の香が口中に広がってお目出度気分も増幅し、最高のサプライズかと。

千波に大変美味しいお酒で好評でしたとのお褒めのお言葉を頂戴致しました。(^.^)

ご用命頂いた社長様に感謝申し上げます。

各種パーティに樽酒の粋な演出如何ですか。

喜ばれる事享け合いですよ。^^

2015.01.28:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]