ストップ!温暖化
地球温暖化によって、食料生産にも影響が出ると言われています。熱帯や亜熱帯地域では食料生産が減少し、人口の増加も手伝い飢餓や飢饉の可能性が増大します。
日本の場合、稲は熱に弱く生産が難しくなると言われています。また、貝類や幼魚が大量死し、それを餌にしている他の魚も減ってしまうなど、海産資源への影響も考えられます。 |
今世間で話題の松が集団で枯れる松くい虫被害は、青森・北海道を除く全国に広まっています。松くい虫被害は、「マツノザイセンチュウ(1㎜以下)」という線虫が松の木に入り水分の通同組織を塞ぐことにより通水機能を停止させ木を枯渇に導きます。この線虫自体は別の木に移動出来ないため、「マツノマダラカミキリ」というカミキリ虫が線虫の運び屋としての役割を担い被害が拡大しています。現在のところ、線虫への特効薬はないとされ、被害防止策はカミキリ虫の駆除が中心です。ラジコンヘリなどでの薬剤散布がそれです。けれども、弱った松ほど被害を受けやすいのです。実はこれが重要な問題なのです。
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「弱り目に祟り目」ということわざが示すように、人間も抗体が亡くなっているときにかぎって病気を併発したりします」。樹木も全く同様です。害虫被害を防ぐために施された薬品により、実は土壌内の貴重な益虫や微生物をも殺傷してしまい大事な栄養分は消失してしまっているのです。つまり、力のある樹木には寄生虫は集まりません。集まったとしても、樹木の本来持っている抗体によって自分の身を守るということです。元気な松には「松ヤニ」が出て、それが線虫をはじめとした害虫をやっつけます。しかし、その機能がいま低下しているのです。農薬の使用は、生態系の食物連鎖をとめていました。
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地球温暖化をストップするためには、二酸化炭素を酸素に変えることのできる植物をたくさんにすることが効果的です。土壌のために、水のために、農薬は使わないで庭に木を植えましょう。花を育てましょう。畑を作りましょう。お庭のない方は、プラントで試してみてはいかがですか?
私達がやれることは、実は単純なことなのです。 |
●水不足
●砂漠化
●氷河の後退
●植生の変化
●サンゴの白化
●海面の上昇(棚氷・氷床の減少)
●感染症の増加
●ハリケーンの巨大化
日本は、二酸化炭素の排出量が世界で4番目に多い国ということを知ってましたか?現在は日本人1人あたりが排出する量は、中国の4人分、アフリカ(平均の)約8人分です。ウルトラ級は、アメリカで何と地球全体の1/4を排出。問題ですね~。