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● 読書メモ
汝ふたたび故郷へ帰れず
文藝賞受賞作

飯嶋和一(著) 1952年山形県出身

出版社/著者からの内容紹介
伝説の作家のあの「血のたぎる傑作」がついに文庫化! 表題作のほか、小説現代新人賞受賞のデビュー作など、著者の現代小説すべてを収録した決定版!
  自然の息吹とボクサーの鼓動が響く名編。故・江藤淳氏が文藝賞の選評で「いつの間にか引き込まれていた」「現代の只中に活きている」と語った、伝説の作家の出世作が遂に文庫化。負け犬同然にリングを去ったミドル級ボクサー・新田駿一は、当てもなく帰った故郷の島でジムの会長の訃報に遭い再起を決意した ―。文藝賞受賞の表題作他、小説現代新人賞受賞のデビュー作など、著者の現代小説すべてを収録した決定版!

内容(「BOOK」データベースより)
故郷とは、人に何をもたらす場所なのか?「読む者をリングに立たせる」と言われた迫力満点のボクシング小説でありながら、人と風土との関わりを深く見つめた傑作―故・江藤淳氏が選後評で「いつの間にか引き込まれていた」と語った、第25回文芸賞受賞作『汝ふたたび故郷へ帰れず』を筆頭に、晩年を迎えた父の “記憶の痛み”に触れ、それに応える息子の姿を描いた佳編『スピリチュアル・ペイン』、そして小説現代新人賞受賞のデビュー作『プロミスト・ランド』までを収録。稀代の歴史作家・飯嶋和一の現代小説すべてを収めた価値ある一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
飯嶋 和一
1952年、山形県生まれ。1983年、『プロミスト・ランド』で小説現代新人賞受賞。88年、『汝ふたたび故郷へ帰れず』で文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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伊藤守(いとうまもる)国際コーチ連盟マスター認定コーチ

1951年山形県山形市出身

株式会社コーチ・エィおよび株式会社コーチ・トゥエンティワン代表取締役社長。
ほかに株式会社キャッチボール・トゥエンティワン・コンサルティング代表取締役社長、(株)ディスカヴァー・トゥエンティワン代表取締役会長を兼務。

また、日本における最初の国際コーチ連盟マスター認定コーチである。地方公共団体、教育機関、経営者団体などを対象とする講演多数。企業・経営者団体などを対象とした研修のほか、経営者の個人コーチも自ら手がける。またコミュニケーションに関する著書も数多く出版されている。


会話から始めるコーチング

伊藤 守 (著)
大和書房 (2006/08)
ASIN: 4479761470

内容(「MARC」データベースより)

「黙ってついてこい」はもう古い! 初めてリーダーになった人を対象に、部下・後輩のやる気が5倍、10倍、20倍になる、「コーチング」を使ったコミュニケーション・スキルを紹介する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊藤 守

1951年、山形市生まれ。現在、株式会社コーチ・エィおよび株式会社コーチ・トゥエンティワン代表取締役社長。大学を卒業後、商社勤務。その後、 1980年に株式会社イッツ・ア・ビューティフルデイを設立し、コミュニケーションに関する研究・実践を開始。1997年、株式会社コーチ・トゥエンティワンを設立。米国コーチ・ユニヴァーシティと提携し、コーチ・トレーニング・プログラムを開始する。企業向けコーチングにおいても多数の実績を持ち、 2001年には、株式会社コーチ・エィを設立。企業・経営者団体などを対象とした研修のほか、経営者の個人コーチも自ら手がける。国際コーチ連盟マスター認定コーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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『記憶・暴力・システム――メディア文化の政治学』(法政大学出版局, 2005年)
伊藤守/著

社会のコミュニケーション構造の暴力性が露わになる高度情報化社会。メディアは、主流の価値観や意見を「常識」化させ、過去・現在の経験を「記憶」として編制し、政治的多数派の形成を推し進める。権力のテクノロジー、闘争・葛藤の過程としてのコミュニケーションを分析するとともに、オーディエンスの行為はメディアのパワーとどう関わるかを中心に、メディア文化の意味および可能性を問う。
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眼の伝説
著者/阿部岩夫(あべいわお)
国文社
ISBN ISBN4-7720-0300-2 C0092


阿部岩夫(あべ いわお、1934年1月20日- )
山形県鶴岡市出身

法政大学文学部卒業。若いころは政治運動に身を投じ、獄舎につながれた肉体的・精神的苦痛から幻影をみる詩集「眼の伝説」「不覇者」故郷庄内地方の即身仏信仰をテーマとした「月の山」、難病に陥った中で、病者の意識を追い、迫力に満ちた「ベーゲェット氏」では第19回「高見順賞」を1989年に受賞した。


概要

病院や拘置所の限定された空間に現実のすべてが投影されていると触知したとき、詩人の目は同時に歴史的記録者となり、身体の必然的な内部告発者となる。阿部岩夫待望の第二詩集。

目次

序説
冬の夢
夏の朝
日々の彼方に
朝の夢
冬の朝
夢のたびに
「裁判大噴火 〜若手芸人渾身の裁判傍聴記」 河出書房新社
阿曽山大噴火 (著)

内容(「BOOK」データベースより)

マッドシティを跋扈する無法者と、正義の使者・検察官との、リアルファイトが炸裂。そこに現出するドラマよりドラマチックな人生模様を見よ。非教訓的裁判傍聴のススメ。

内容(「MARC」データベースより)

石原裕次郎の弟という被告に、本当かと真顔できく裁判官、強盗致傷事件をエロ事件へと暴走させる検察官など、裁判傍聴をライフワークとする著者が全国の裁判所で起こった悲喜こもごもの出来事をレポート。面白さ大噴火の本。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

阿曽山 大噴火

本名阿曽道昭。
1974年09月27日/山形県生まれ
B型

千代田工科芸術専門学校卒業後テレビ番組ADなどを経て、大川興業所属。テレビ、Vシネマ、ライヴ等で活躍する他、4本の雑誌連載を抱える。漫才コンビ「家なき大工」としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


阿曽山大噴火(あそざんだいふんか、1974年9月27日-)は、大川豊興業所属の芸人。本名、阿曽道昭(あそ みちあき)。山形県出身。

自身の趣味でもある、通算8000回以上の裁判傍聴を生かしたネタや、執筆活動をしている。

2006年9月5日の堀江貴文被告第2回公判の傍聴時に、一般人として「報道ステーション」のインタビューを受けた。

髭、スカート、髪型など格好が奇抜なため、とても目立つ。

裁判中の被告や証人らのクセや言動の回数をチェックして、それをネタにする事が多い。

阿曽山大噴火(あそざん・だいふんか)

本名:阿曽道昭。1974年9月12日生まれ、山形県出身。

大川豊興業所属。趣味は、裁判傍聴、新興宗教一般。チャームポイントはひげ、スカート。裁判ウオッチャーとして数多くの裁判を傍聴。月刊誌「創」に裁判傍聴日記の「アホバカ裁判傍聴記」を連載している。主な著書に「裁判大噴火」(河出書房)。

 パチスロはすでにプロの域に達している。また、ファッションにも独自のポリシーを持ち、“男のスカート”にこだわっている。定住する家を持たない自由人。パチスロと裁判傍聴で埋めきれない時間をアルバイトで費やす日々。
緒方竹虎(おがた たけとら 明治21年(1888年)1月30日 - 昭和31年(1956年)1月28日)は、ジャーナリスト、昭和時代の政治家。自由党総裁。国務大臣、内閣情報局総裁、内閣官房長官、副総理などを歴任。

明治21年(1888年)1月30日、緒方道平の三男として山形県に生まれる。4歳の時、父について福岡県に移る。父は福岡県書記官を退官後、福岡農工銀行頭取をつとめた。


人物叢書「緒方竹虎」

ISBN:4642052224
吉川弘文館 (2001-03-10出版)

・栗田 直樹【著】・日本歴史学会【編】

朝日新聞社主筆から転身し、戦後の55年体制の礎を築いた政党政治家。
その前年、吉田茂に代わって自由党総裁となると、翌年に民主党の鳩山一郎との対立を超えて自由民主党を成立させた。
自らの経験と人脈を生かす、「情報組織の主宰者」とも呼ぶべき政治手法によって首相の座を目前にしながら急逝。
いま埋もれつつあるその足跡を明らかにする。

第1 おいたち
第2 青年時代
第3 朝日新聞主筆
第4 情報局総裁
第5 敗戦
第6 吉田内閣副総理
第7 自由党総裁


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ビッグバン宇宙論 (上)

サイモン・シン (著), 青木 薫 (翻訳)
新潮社
単行本 (ASIN: 4105393030)

出版社 / 著者からの内容紹介

人類最大の謎、「宇宙誕生」が証明された――。超難解な理論を解きほぐすことでは世界屈指の著者が描き出す、天才たちの苦闘の歴史、現代宇宙理論の到達点。

内容(「BOOK」データベースより)

決闘で鼻を失った天文学者。聖書を精密に分析し、宇宙の年齢をはじき出した大司教。カヤックで海を渡って亡命しようとした物理学者に、世界トップクラスの天体画像分析チームを率いたメイド、重度の難聴ながら歴史に残る発見を成し遂げた女性ボランティア…。創世神話からプトレマイオス、コペルニクスにケプラー、ガリレオらを経て、ついにはアインシュタインの先へ―。宇宙はどうやって生まれたのか?人類最大の謎に迫る有名無名の天才たちの苦闘を描く傑作科学ノンフィクション。

青木 薫(あおき かおる、女性、1956年 - )は、翻訳家。
山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。
専門は理論物理学。


『ビッグバン宇宙論』サイモン・シン著 講談社 2006年 
『DNA』ジェームズ・ワトソン著 講談社 2003年 
『光速より速い光』ジョアオ・マゲイジョ著  NHK出版 2003年
『フェルマーの最終定理−ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで』サイモン・シン著 新潮社 2000年
『新ネットワーク思考』 アルバート・ラズロ・バラバシ著 NHK出版 2002年
『暗号解読』サイモン・シン著 新潮社 2001年
『人はなぜエセ科学に騙されるのか』カール・セーガン著 新潮社 2000年
『2次元より平らな世界』イアン・スチュアート著 早川書房 2003年 
『ユークリッドの窓』レナード・ムロディナウ著 NHK出版 2003年
『宇宙の素顔』マーティン・リース著  講談社ブルーバックス 2003年
『不思議宇宙のトムキンス』ジョージ・ガモフ/ラッセル・スタナード著 白揚社 2001年
『フェルマーの最終定理』サイモン・シン著 新潮文庫 2006年 ISBN 4102159711
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フェルマーの最終定理 (文庫)
サイモン シン (著), Simon Singh (原著), 青木 薫 (翻訳)

青木 薫(あおき かおる)翻訳家

1956年山形県出身

京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。専門は理論物理学。



内容(「BOOK」データベースより)
17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが―。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シン,サイモン
1967年、イギリス生れ。祖父母はインドからの移民。ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を取得し、ジュネーブの研究センターに勤務後、英テレビ局BBCに転職。TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』(’96年)で国内外の賞を多数受賞し、’97年、同番組をもとに第1作である『フェルマーの最終定理』を書き下ろす。第2作『暗号解読』、第3作『ビッグバン宇宙論』(以上新潮社刊)がいずれも世界的ベストセラーとなり、科学書の分野で世界トップクラスの高い評価を得ている

青木 薫
1956年、山形県生れ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第1章 「ここで終わりにしたいと思います」
第2章 謎をかける人
第3章 数学の恥
第4章 抽象のなかへ
第5章 背理法
第6章 秘密の計算
第7章 小さな問題点
第8章 数学の大統一
補遺
小説五月雨の頃

芳賀由也(酒田市生まれ)

みちのく書房 1997第1刷


山形県には雄大な母なる川最上川がある。東京の人達のどれだけの人がそれを知っているだろうか?何らかの方法で彼らに情報を発信したい。そう思い書き始めたのがこの小説である。この本を通してより多くの人に最上川そして山形の魅力を知ってもらえれば幸いである。ー本文

内容(「BOOK」データベースより)

淡い新緑に包まれたみちのく山形で生じた運命的な出会い。“芭蕉”“義経”“仙人堂”…、爽やかな五月の頃、心地良い風と満々と水をたたえた川の流れが、四人の女性を鮮やかな歴史ロマンへ誘い、新たな人生の旅ヘと導いていく―。


内容(「MARC」データベースより)

淡い新緑に包まれたみちのく山形で、4人の女性は出会った。心地良い風と満々な水をたたえた最上川の流れが、彼女たちを鮮やかな歴史ロマンへ誘い、新たな人生の旅へと導いていく。最上川と女性たちのハートフルストーリー。
義経を最上川に甦らせた男

芳賀由也著
山形県酒田市出身

ISBN4-944077-68-8
本書は毎日新聞山形県版連載「仙人堂通信−最上川から−」エッセイ集。
高橋みゆき/セリエAカレンダーCalendario collezione 2006

ヴィチェンツァ(セリエA)Vicenza Volley Group/Minetti Infoplus Vicenza

高橋みゆきオフィシャルページ

高橋 みゆき(たかはし みゆき)

日本のバレーボール選手/ウイングスパイカー

1978年12月25日 山形県山形市出身/山形商業高OB

ニックネームはシン(心技体の心から)。
テレビ中継におけるキャッチフレーズは「世界が恐れるニッポンの元気印」。
論創叢書

マルクスのロビンソン物語
ISBN:4846003736
288p 20×16cm
論創社 (2003-07-30出版)

大熊信行【著】

ランゲ、ピグウら西欧の経済学者に先駆けてマルクス『資本論』第一部第一章第四節へ深く分け入って“ロビンソン物語”の中に「配分原理」を発見。
マルクスのロビンソン物語(マルクスのロビンソン物語;配分原理;配分原理の拡充;配分学説史考)
諸家の批評に答ふ(労働還元の一問題;マルクス主義批評家の一例について;別種の『配分思想』について;日本的マルクス主義批評の特性について;マルクス・ロビンソンの再発見;配分比例の規制要因は何か;なにゆゑにマルクスを読むか)


大熊信行
おおくま のぶゆき

経済学者、評論家、歌人。福田徳三門下。

山形県米沢市元籠町出身

1893年2月18日 - 1977年6月20日

旧制米沢興譲館中学校(現山形県立米沢興譲館高等学校)を経て1916年東京商科大学(現一橋大学)卒。1916年日清製粉入社。米沢商業学校で教鞭をとった後、1919年東京商科大専攻科進学、1921年同卒。1941年経済学博士(東京帝国大学)。

1921年小樽高等商業学校(現小樽商科大学)講師、1922年同教授、1923年病気で同校を退職。1927年高岡高等商業学校(現富山大学経済学部)教授、1929年から1931年まで文部省在外研究員として、イギリス、ドイツ、アメリカ合衆国に留学。戦時期は「政治経済学」の構築を唱道、1942年高岡高商を退職し海軍省大臣官房調査課嘱託、1943年大日本言論報国会理事。

小樽高商では小林多喜二、伊藤整などを教えた。

戦後公職追放を受けるが、追放解除後1952年神奈川大学教授、1953年富山大学経済学部長、1965年神奈川大第二経済学部長、1971年創価大学教授を歴任。1946年から山形県地方労働委員会初代会長なども務める。また論壇でも活躍。1977年劇症肝炎のため米沢市で死去。

大熊信行研究会が運営されており、年に1回、東京で集会を開いている。
「あなたがほしい je te veux」
第22回すばる文学賞受賞作

安達千夏/著 集英社

ISBN4-08-774380-2 C0093

安達千夏(あだちちなつ)作家

山形県出身

1999年に『あなたがほしい je te veux』でデビュー。 同作で第22回すばる文学賞を受賞、第120回芥川賞候補。


男にはセックスと友情を、女には純愛を捧ぐ。孤独な「個」同士が寄り添う新たな共生関係を、新鮮な性愛描写をまじえて描く第22回すばる文学賞受賞作。

出版社/著者からの内容紹介

内容(「BOOK」データベースより)

あなたは私の「帰る場所」。率直な共生空間とやすらう性愛関係。優しいポルノグラフィ。すばる文学賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

抱かれるよりも、男を抱きたい。手の中で悦びに震えさせるために。性的関係にあっても男に恋愛感情が湧かないカナ。年下の女子学生に純愛と欲望を覚える-。男と女の新しい共生空間を描く。

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伊集院静、大沢在昌の両氏が絶賛した時代劇ミステリー
松本清張賞最終候補作

「夏の椿」出版社 文藝春秋

北 重人(きたしげと) 時代小説作家 本名/渡辺重人


1948年 山形県酒田市出身

酒田東高OB
千葉大学工学部建築学科卒
技術士(都市及び地方計画)一級建築士

1978年(株)LAU都市施設研究所設立

1999年「超高層に懸かる月と、骨と」オール讀物推理小説新人賞受賞

2004年 第11回松本清張賞候補作「夏の椿」が文藝春秋から出版

2005年「蒼火(あおび)」が文藝春秋から出版


内容(「BOOK」データベースより)

天明六年、江戸を襲った大雨の夜、甥の定次郎を何者かに殺された立原周乃介は、その原因を調べていくうちに、定次郎が米問屋柏木屋のことを探っていたことを知る。柏木屋の主人、任三郎にはどうにも後ろ暗い過去がある。核心に迫る周乃介の周りで、不穏なことが多発するようになり―。あなたも周乃介とともに事件を追いつつ、江戸の町歩きを体験できる、鮮烈のデビュー作。

内容(「MARC」データベースより)

柏木屋が怪しい。甥の定次郎を殺された原因を探る周乃介の周囲で不穏な動きが…。確かな時代考証で江戸長屋の人々を巧みに描く時代劇ミステリー。書き下ろし。
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