鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

山の植物を勉強しようと温泉街の有志で関の黒田さんのおじいちゃんに山を案内してもらいました。
植物の話だけでなく、歴史や地元の話など豊富な話題で大変勉強になりました。

写真は、今日たくさん咲いていたチゴユリ。
可憐な花です。

枝の先だけ葉が生えるユズリハ。
幹に近い古い葉は、新しい葉が出ると落ちるそうです。
居場所を新しい葉に譲るからユズリハ。

「たくさん栽培しているようですが、なんという高原野菜ですか？」
と聞きたくなる風景。

全て水芭蕉が生長した姿です。
この湿地は水芭蕉の群生地だそうです。
花の時期に来たら、さぞたくさんあることでしょう。

びっしりと生えたキノコ。
キツツキが開けた穴ふたつ。
山ならではの風景です。

今日は、ミツバチのワタリ（大移動）に遭遇し、オオスズメバチも登場しました。

最後にみんなで道端でお茶を飲んでいると・・・。

ドドドーッと全速力でカモシカが２頭、斜面を駆け下りていきました。

縄張り争いだそうです。

今日は、いろんな動植物に迎えてもらった気がします。

含蓄ある説明を聞きながらの山歩き。
とても楽しかったです。
なにごとにも先達はあらまほしきことなり。

黒田のおじいちゃん、どうもありがとうございました。