鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

一晩しか咲かない月下美人が咲きました。
つぼみが4つ育っていたのですが、深夜にいっせいに花開きました。
ちょうど8月15日に咲くというのが、にくいですね。

発見したのは深夜0時前。
見回りの最中に花の香りがしたので駆けつけてみたら、咲いてました。

残念ながら、目撃者はおそらく私一人・・・。
お客様にもお知らせせしたかったですが、夕食後の時間帯に咲く花なので、どうしようもなく、その点は心残りです。

原産地の熱帯のジャングルでは、夜しか咲かないこの花に小型のコウモリや昆虫が集まり、受粉を手助けするそうです。
月の光に浮かび上がるような純白と強い芳香は短時間で彼らを惹きつけるためなのかもしれません。

また、開花中の花、開花後のしぼんだ花ともに食用にでき、咲いている花は、焼酎につけると保存できるそうです。台湾ではスープの具として使われ、また開花後のしぼんだ花を豚肉とともに炒めてもよいそうです。

お盆にいい花見ができました。


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