獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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本日長小獅子舞クラブ稽古納めでした。
早いもので今年のクラブも最後の稽古。
来月朝会でクラブ発表が予定されているので中庭の芝生に降りてみました。
建物に反響し笛太鼓が気持ちよく響き渡ります。

古い獅子は重さが丁度一貫目四キロ。

彫りかけの獅子は五キロであと1キロ半のダイエットが必要です。

古い獅子の顎は二キロ。
彫りかけの顎はもう丁度の重さですが、塗りの重さを考えて若干減量しなくてはいけません。

モデルの耳を量ると100グラム…今まで一番軽量で彫り込んでいます。

その他軸の重さを含め全体で7キロ弱…
欲を言って6キロが目標としましょう。

仕上がりで6キロ半!が限界でしょうか〜?

厳しいダイエットです。
ワタクシは制作で痩せよう!



6月から獅子彫り取材に訪れていたカメラマン金子君も
今日で取材納めとの事。
暗くなるまでアトリエでの撮影でした。
今まで撮影した写真の一部を見せてもらいましたが・・
光の加減や状況で獅子も私もいろんな表情を見せるのだな
と関心。
やはり太った姿は隠せませんでした・・・まさに中年ぶとり。

軽量化のため広い額の厚みを1センチに彫り込みます…原型の古い獅子もかなり軽量化に苦心し工夫した痕がありました。昔ですから今のようなチェーンソーや便利な電動工具など有るはずもなくひたすらノミで彫り込んだ事でしょう…先人の苦労が忍ばれます。

この獅子の耳の角度が問題…普通はこんな角度ですが、こちらの獅子の耳のホゾ穴はユルユルで下がり微妙な角度なんです。これから微調整が必要ですね…しかもかなり薄く彫り込まれ軽量化を意識しているようです。

3日間行方不明だった絶句が夜明け前に帰還しました!どこかに閉じ込められてたのか、ものすごい勢いで餌をかき込みました。泣き続けたのか声も変わり墨絵にフ〜と威嚇までするしまつ。でも落ち着いたのか直ぐ仲良くじゃれあっています。

明日長井小学校の慈愛まつり!学習発表会でございます。バザーの係で本日準備致しました。
さぁ〜〜物価高騰の昨今!格安の日用品や食器、衣料品食品などなど取り揃えておりますので、お子様の檜舞台のついでに是非ともご覧頂き、衝動買い願いま〜す♪

定休日
障子張らねで
おくべきか

予報通り
バラバラと雨が落ちたと思いきや
直ぐ上がってしまいました。

予定通り障子張りを行いました。
深山の手漉き和紙と言いたい所ですが
予算が・・

そろそろ雪囲いの季節ですね…
あぁぁ過ぎ行く定休日
順調!
前回の顎制作の半分で制作出来ました。
頭の歯の部分が出来ていたからです。
今度の柳材は大変いい状態でした。
気持ちいい切り屑が舞い上がります。
腐れの部分も無く節も逃れました。
後は変形しないで乾燥してくれればいいのですが…

そう簡単に問屋はオロスマイ・・

本日絶句が行方不明
只今捜索隊出動いたしました。

秋の好天が続きます!
茅刈りの季節です!
今泉のブドウ畑後の茅場を見に行きました。
やや葉も枯れかかってきましたが、まだ青々として
強い西風になびいています。
刈り頃はまだかなぁ…?

ところで
どなたか茅刈り体験希望の方いらっしゃいませんか?

事件です!
制作中の顎に完成後重大な割れやヒビ、強度に問題が起きるような部分を確認しました。苦渋の決断で作り直しを決断いたしました。
あ〜もっと早く決断すればよかった…
自問自答の時間を捨てました。何年か後に後悔する種を残すのも嫌だしね…

更に顎を彫り進みました。このタイプの顎の合わせ方は微妙で、口を開閉する支点棒の部分の作り方が難しいのです。慎重に悩み悩み調整…
モデルの古い獅子の歯形の型を作りピッタリ合うように作るのですが、そう簡単に上手くいきまセン。
彫ってしまえば作り直しがきかないだけにプレッシャーがかかります。

まぁ〜思いっ切りが肝心‥彫っちゃえ

材料の芯付近の部分を避けて繊維が絡んで粘り強い皮の部分を使います。本当に勿体ない使い方です。

顎用の柳の材料を用意しました。
両端の木口に入る小さな割れを多めにカットすると
使う部分が半分になり勿体ない気がします。
更に舌が異様に上に高く飛び出しているため、
顎自体は薄いのに倍の厚みが必要です。
粘っこい材料で何度もチェーンソーの刃を研ぎ直しました。
つづく・・・
今年の冬は人間もネゴも省エネの季節です。
ちいとばかり原油も値下がり傾向ですが、またどうせ値上がりするからネゴハウスも省エネ発砲スチロールの箱を出してきました。
しかしネゴ様方
イマイチお気に召さない様子。
今はダンボールに二匹仲良くお寝んねしてます。
この発砲スチロールの箱に足を入れる穴を開けネゴを熱源とするネゴあんかを考案中です!
あっ!特許とれるかも…