獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
ログイン

川西町のお獅子が治療の為入院しました。

満身創痍の古い獅子頭です。

顎が割れあちこちひび割れが目立ち塗装も

剥がれています。


依頼を受けてお寺にお迎えに行くと

制作された年号は記録してきませんでしたが

川西町で一番古い獅子とか・・。

正確に言えば寺には二頭の獅子がありこの獅子頭より

一回り大きく重い獅子がありそちらが古く、江戸時代の

年号が記されておりました。

そちらも以前飯豊町の小屋の渡部氏が修理したと

獅子に記録されていました。


少し前長井の五十川(いかがわ)の獅子舞を

習ったという住職さんのお話をお聞きしました。


偶然・・五十川の獅子頭は只今制作中ですが

似ても似つかぬ形です。


推測ですが、五十川の隣の白鷹町浅立の諏訪神社の

獅子頭に色形が似ています。

獅子舞も何かの縁あって伝授されたのではないでしょうか?



ようやく痒ーーい峠
も越えたのでしょう…
ブツブツも熟して赤くなり
快方に向かっているようです。

でも近くで見ると気持ち悪ーい
辛子明太子状態です。

そうだ
今日の夕飯は
タラコパスタに致しましょう。


見事な馬具装飾を施した

馬の人形を落札しました。

馬は木目込み人形で使う桐の木のオガクズ
を固めたもののようで、表面に特殊な和紙を張り
馬の毛の生えた皮膚感を表現しています。

馬具も雅な生地を使用し金具やアブミも丁寧に
作られています。

もともと武将がいて威張って馬に乗っていた
のでしょうか・・

手間を抜かない仕事ってこういう作品なんでしょうね。

今日は獅子宿燻亭の定休日

爽やかな風が頬を撫でます。

快適な一間幅の廊下で飯豊の

お獅子の毛植えを行いました。

思うに・・

茅葺の家は今ぐらいの昼間の気温上昇と

低下する夜間の気温のバランスを相殺しても

まだ快適なんですが、八月は流石にプラスマイナスゼロ

になるようです。

暑苦しいのは一か月もありませんがね・・



毛を植えるとイキイキして存在感が出てきます‥。


しかしヤクの毛も高くなりました。

絶滅危惧種のネパール産のヤクの毛を精選したものを束ね

50ヶ所ほどの毛穴に植えていきます。


ところで昨日この獅子を触ってから腕に早速違和感が・・

こっ・・これは久しぶりに漆マケの症状!!



これです・・見えますか?

見えませんよね

写真ではよくお伝え出来ませんが


赤いぶつぶつがだんだん増えています。

しかも両腕に・・痒い


いつもの特効薬を塗り様子を見ております。




さて午後から長井小獅子舞クラブの時間です。

昨日は伊佐沢小・・で明日は児童センター

娘からは最近ミスターボランティアと称されています。





幕の中はムシムシ熱気と汗も加わってサウナ状態でした。



第三回目の獅子舞の授業です。

まずは笛と太鼓の復習

太鼓は道行き太鼓を

秘伝の虎の巻を教材にして稽古

こちら集会室では太鼓の音が各教室にガンガン

響くので体育館に移動しました。


私だったらこんな音聞かされたら

ウズウズして授業どころでは無いでしょうね〜



やはり女子の方が笛太鼓の筋が良いですね

男子笛はほとんど全滅ですが太鼓は上手い子がおりました。


それ以上に女子に一人音感の良い子がいてビックリ。

さて

どこまで磨けるか・・挑戦は始まったばかりです。


白川ダムへ獅子の原木を見に行った帰り道

長井に戻り木地山ダムへ向かいました。…

ダムから眺めると左手に祝瓶山

右手に朝日岳

何十年ぶりの再会です…

再びきびすを返し小国町の先の飯豊山を見に・・

登山口の飯豊山荘の林道終点まで行ってみました。


蝉も鳴いてすっかり夏山の様相でした。

塗り師からの飯豊のお獅子の

進捗状況報告がありました。


神社名と制作年号

獅子彫師の名前と塗り師の名前を入れます。


最後にヤクの毛を植えて仕上がりです。



今年は養生して振りませんが、お祭りにご披露致します。


塗りたての獅子と面会が楽しみです!




本日…夏の日差しの午後蝉の初鳴きを聞きながら

伊佐沢小学校へ獅子舞の授業に参上いたしました。

五年生男女合わせて15名…

第1回の獅子宿での獅子舞講話の影響か

やる気満々です…!



少し延長して一時間

笛と太鼓と獅子舞を体験



女子も初めて獅子頭を持って持ち方口の開き方を習いました。

9月の獅子宿かっきり祭りを一つの通過点とし、

10月の本番学習発表会の獅子舞発表に向けて

伊佐沢神社の獅子舞を学びます。

所謂
なんじゃ〜!?これ?楽器です…

正式には昭和電機
カンタン電子楽器
オタマトーン

実は・・吹奏楽部の三女の誕生日のプレゼントです
八分音符のデザイン
オタマジャクシの頭に口があり
ほっぺを押すと口が開きビブラートするのが
シャレています。

百聞は一見にしかず
オタマトーンを検索してみて下さいませ。

三春の三匹獅子の進捗状況です…



昨日のワールドカップのサッカー試合内容にはヤキモキしましたが

選手たちの表情にジーーンときてしまいました。

感動・・・涙

ゴールを外してしまった選手をいたわる監督や選手たちに

ふと・・自分を投影してしまいました。

自分があの立場であったら・・かなり落ち込むでしょうね。

しかも視聴率60パーセントの試合だったとか・・

誰もがもしかして?・・と頭をよぎった事が現実になってしまいました。


しかし勝敗以上に日本選手の健闘振りが日本国民に感動させ

勝利の喜びを体験させて貰ったのではないでしようか・・

その価値は計り知れないものです。


あぁぁ〜あんな感動出来る
獅子舞してみたい!

パラパラと雨が落ちてきました…

長井踊り踊り17年ぶりの復活

祝うように雨雲が本格的な雨を我慢しているようです。

久しぶりの長井踊り

懐かしさが蘇ってきますね〜。


よく小学校の時参加させて戴いたものです。



こちらの綺麗どころは伊佐沢地区の参加者…

獅子宿のお姉さん方…だった方や現役の方々です!

約束通りブログに掲載させて戴きましたよぉぉぉ!


明るいうちは少し緊張ぎみ



ようやく暗くなると本領発揮

おっ!同級生だ!



知り合いに声をかけ・・
なかなか良いコミニュケーションでした。

一旦不景気吹っ飛ぶかもしれませんような勢いでした・・。



昨日と今日と小学校へ!

今日は児童センター獅子舞クラブの稽古です…。

しかし暑い!

いよいよ夏が来た〜

車の中がウダッテいました…。

暑さにも負けず子供達はやる気で目が爛々…!


女の子は指が小さいので笛の穴を塞げません。

指が大きくなるのを待って先に指使いを憶えましょう。



今日は朝から伊佐沢小の五年生17名が

獅子宿に話しを聞きに訪れました。


予定時間に待っていると、

遠くから子供達の元気な声が響いてきます。


この中の何人かは九月の「獅子宿かっきり祭り」

にすでに自由参加している児童もいて興味津津。


でも、ちょっと難しい話だったかな・・・?


最後に一人一人から質疑応答あり

あっという間の獅子舞の話でした。


これから獅子舞の稽古をして十月の学習発表会で披露したいと

期待を膨らませています。


できれば近い将来・・

地区の神社の獅子舞に参加してくれれば良いですね〜。


今度は午後から長井小の獅子舞クラブ

前回は黒獅子まつりの獅子舞のビデオを見たので

ウズウズしていた様子だったので張り切っています。


しばらく見ないうちに皆ちょっとづつ身長が伸びてる・・


あらら・・何にも言わなくても笛も太鼓ももう定位置、

獅子を被ってスタンバイしております。


今年の六年生が技術的に飛び抜けていて

卒業してしまうとどうなるのか・・

来年の獅子振りの育成を頑張らないと〜。


笛と太鼓は順調に成長していて心配無しです。
獅子舞は上達に時間がかかります。


今年の十月に獅子舞のご披露が決まっていて

舞台ステージの獅子舞の稽古を始めます。


また彼らの獅子舞が見れると思うとワクワク致しますね。








獅子頭の修理です…

恐らく今回が3度目の修理かと思います。

舌の漆を剥がしてみると一度修理した痕があり

別な場所から割れて応急処置で接着したようです。

…そして当病院へ入院という経過でしょうか?

舌の割れは良くある修理ですが、もっと根元から

剥離するのが多いようです。

今回の場合は栃材特有の黒いタンニンの様な

沈着痕から割れたようです。

接着したあたりに打撃を加えると簡単にポロリと折れました。

どこから折れてもおかしくない脆さなので

先から顎の底までボルトを貫通させ固定しました。

その他、牙の所から軸にかけて割れが入っているので

さらにボルトで固定致しました。

もともとの栃の木地がもろい状態で

完成してしまった獅子なのでこれからも

要精検というところでしょう・・・。


わたくし自身も昨日

肝機能 脂質について要精検という

健康診断が送られて参りました。とほほほ

しかし・・メタボリックシンドロームは該当逃れました。




昨日夏至でした

夏至ってなんか良いですねぇ〜
日が長くて

でも、もう今日から日が短くな
る事になります…

そう考えちゃうと

少し寂しくなりますが・・

暑い夏はこれから…


山鳩が
デデ〜ポッポ
デデ〜ポッポ
とイヤに近くで聞こえます。


振り返ると窓の格子に居るではありませんか!

ソォ〜ット撮影
警戒心が強いんですね…
シャッター音で逃げてしまいました。

しかし不思議

ウチの猫の仕業でしょうか?

先日庭に鳩の惨殺死体が…

第一発見者の私がねんごろに葬りましたが

猫はとにかく無責任。

ネズミの食べかけとか平気で放置。


怪しいオットリ系のメス猫に鈴を

もう一つ追加してやりました。

あれで捕まるようではハトに責任があります。