獅子宿燻亭3
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続いてこちらのオシシ様は
庄内からのオシシ様は髭が紙で作られ多くの穴に差し込まれています。お祭りの時に信者の方々が御利益を求めて髭をムシリとるため短くなってしまっています。歯には真鍮の薄い板が取り付けられ悪魔祓いの為ガチャガチャ音がします。額には神秘的な和紙に包まれた鏡が取り付けられていていましたが修理の為取り外しています。特別に見せていただいた鏡の裏には、ナント!二羽の鶴がクチバシとクチバシを合わせて口づけをしているレリーフが隠されていました。…口づけという解釈より親鳥が雛に餌を与えていた様子を描いていたのかもしれませんね〜。宮内の熊野大社の獅子頭は獅子頭の額の内部にやはり鏡が埋め込まれていたのが発見されました。互いに獅子頭も酷似して熊野信仰の糸が繋がっているのではないかと推測してみました。
2007.07.06:
獅子宿店主
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