獅子宿燻亭3

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獅子頭の修理検分の続きです。
おやっ!ネジが・・−マイナスネジ
こりゃ古い!

ぶ厚い塗膜がペロンと剥がれてきました。

中には今では珍しいマイナスネジで固定した
錆びた補強鉄板が現れました。

マイナスネジは工具も無く、下手に回すと溝がなまって
頑としてそこに居座ろうとします。
どうやら
もう一方の軸受けにも同じものが隠れていそうです。
レントゲンでもあれば一発で発見できるのですが・・。

どなたかの修理跡を解体するのは実に楽しい作業で
四苦八苦、思考錯誤が甦ってきます。



2009.10.19:獅子宿店主:count(2,165):[メモ/獅子宿イベント]
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あらっ!
やはり・・・予想通りありました。
漆のパテ(こくそ)の厚いこと厚いこと
通常もったいなくてこんなに漆を使え無いものですが
湯水の様な使いっぷり・・

およよー
漆負けの恐れが出できました。
2009.10.20:獅子頭修理工場こうばちょー:修正削除
おっと!
ちぇっ・・やはり
2009.10.20::修正削除
ふーーむ
こちらは摘出した悪化した患部です。
この部分を新しく移植して再生いたします。
古い治療の跡が隠れていました。
断裂した部分をビスを深く埋め込み強化しています。
しかしビス止めによる補強は効果が薄い事が判明しています。

2009.10.20::修正削除
舌の木口の塗料を剥がしてみると底に杉の板を
張り付け補強の跡が見えてきました。
しかし繊維の方向が一緒では効果が半減します。
90度スライドして張り付けなければ意味がありません。


ここで依頼主に相談に行きました・・
2009.10.20::修正削除
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