獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
ログイン

獅子は小さいとかえって作りにくい事もあります。
工具も獅子に合わせて小さくしなくてはなりませんし・・。

ノミが入らなくて
わぁあぁぁーー!!って独り癇癪を起こし
お獅子に八つ当たりしたくなる時もあります。

パテで青くなった小ぶりな獅子は長井の成田や五十川地区系の形です。
長井では旧家には昔から小ぶりな獅子があって子供の頃
お獅子ごっこで遊んだ思い出がある方が多いのではないでしょうか・・

今この体験が薄れつつあります。
・・・ということで
小さなお獅子を樹脂で制作し販売しようと考えています。

白鷹の赤い獅子や飯豊の荒獅子
長井の唐獅子系や成田五十川系
主流の総宮系は勿論制作いたします。

以前少量ですが
制作したときもありましたっけ・・。

来月あたり弟子が現れるかも知れないので
期待しているところです。

しかし・・その弟子・・スコブルあてにならないのです・・。


...もっと詳しく

猫が部屋に三匹もウロウロしてますと、抜け毛も尋常な量ではありません!嫌がる猫どもを優しく確保し優しくブラッシング。
抜け毛はブラシにそのままにしておくと時々鳥さんが盗みに来ます。
巣のクッションに使うのでしょうか?



白鷹の獅伝の皆様〜
歯に金箔が付きました!
仕上げの艶もかなり引けました・・

脳天の宝朱と額のシワと歯に金箔を施しました。
ヤクの毛も植え・・ようやく完成に近づきました。

白鷹町萩野の獅子制作の時に
耳の付け根に丸い和紙を作り
毎年年号を書いて足していくという伝統
を知りました。

恐らく獅子舞で耳が動き本体に打ちつけられ
傷つくことを防ぐ為の役割の和紙なのでしょう。

原型となる獅子にはワタの入った座布団のような
クッションが付いている獅子もあります。

赤い獅子であれば赤の補色対比の青い布を使うのも
良いかもしれませんね・・・。

完成した暁の獅伝のお披露目の会が楽しみです。
気に入って頂けるでしょうか・・・・・??


...もっと詳しく

漆器のオークションで湯とうを見つけました。

ほとんど未使用です…
お店で蕎麦湯をお出しするときに使いたいと探していました。
いや〜使うのが勿体無い品です。

...もっと詳しく

木地が若くサクサク彫れます。
こちらのお獅子は独特の表情で
なかなか手強い・・・・
特に歯がこれ以上反れない位反っています。
モデルの古い獅子は下あごが縮小し上の歯と
合わなくなっています。
よくぞ、こんなにきれいに縮むものと感心・・
ずらして制作したのかと思うほどです。





白鷹の獅子舞グループ獅伝の幕を発注し制作してます。
普通ですと獅子幕に入れる文字は染屋さんが書いてくれますが
こちらでデザインいたしました。

バランスや多少の修正をパソコンで行えるのが良いですね。
獅伝の頭に了承を頂き送付いたしました。

獅伝のデビュー予定は8月に行われるイベント・・・
はたして獅伝の獅子舞は間に合うのでしょうか・・・・?????

・・・・と朝一番で記事投稿したすぐ後
獅伝の頭から連絡がありました。
頭へ獅子宿のブログを見て複数の会員から
獅伝の肩書が間違ってると連絡があったそうです。

びっくりいたしました!
その情報ネットワークの速さ・・・!

早速修正しプリントしておいた原稿を送付しましたのでーー。

文化継承団体  獅伝  
が正式名ですね・・大変失礼いたしました。
こちらの写真も修正いたしました。

近日中に獅伝さんのHPも開設のご予定らしいので
楽しみにしております♪。



制作中の獅子に耳が付きました。

モデルの獅子は耳も薄く軽量化。
同町小屋の故渡部 亨氏の昭和52年の名作です。

耳はかなりの彫り込み…しかも修理後がなく驚きです。
くるくる回す獅子舞のスタイルなので耳を障害物に
接触しやすいはずです。
よほど管理統制ができている組織と伺えます。

こちらのお獅子は耳に毛が生えて先がツンと尖って
反り上がっています。

長井の成田や五十川の獅子の耳と同じスタイルです。

獅子の構造やスタイルも八幡神社系独特の形に
なっているようです。

総宮系の獅子のデザインとはあえて相反して作っている
ような気がいたしますが・・

以前何かあったのでしょうか・・。


荒れ模様の朝
飯豊のお獅子をもう一つ制作しました。



一日中雨…
獅子宿は本日定休日
朝から獅子彫り…
午後三時から長井小で一学期最後の獅子舞クラブの稽古がありました。

飯豊のお獅子は内側を彫り進めて頭だけで3.5キログラムです。ここに耳2つと顎や軸棒がついてどの位に仕上がるか…。塗料や仕上げのヤクの毛を付けて6キロ弱が目的です。…とすればまだまだ減量化しなくてはなりませんね‥。


村上大祭
噂には聞いていましたがぶったまげました!

夕方からあいにくの雨が降ってきましたが・・
通りには凄いおびただしい数の出店と人の波

見たことない聞いたことのないような食べ物で溢れています
フト・・子供の頃のあやめ公園の出店の雑踏を思い出しました
この怪しさがいいんですねーー

別な通りには巨大な車輪の見事な山車
新しく作り直すと、ウン千万もかかると聞きます
山車を引く粋な法被を着た人々で賑わっています

山車と山車がすれ違う時の緊張感、
ゆっくりと流れるような雅な囃子がレトロな
街並み相まって時代をタイムスリップしたような
錯覚を感じました。
雨も益々激しく・・・
これぞニッポンの夏!!!!

...もっと詳しく

飯豊の獅子彫り三日目です。
こちらの獅子の構造は西置賜の獅子の中でも
特殊な作りをしているようです。

確か韓国の獅子にこういった表情に似た獅子を
埼玉の「獅子博物館」で見た記憶があります。
ブックチャン獅子舞とか・・

獅子頭の構造というより面や鬼面に顎を取り付
けた様な構造でびっくりいたしました。

長井の小出の古い獅子、成田地区や五十川地区
の獅子に共通した八幡系の意匠性を感じます。

非常に軽量で操作性を重視した作りです。

...もっと詳しく

この舌!
凄いの一言です!
歯打ちを行いながら、このような舌の構造で飛び出さないのが不思議です…。

口の開く限界の角度に秘密があるようです。
…続く


飯豊のお獅子の制作を始めました。
天を仰ぐような独特な表情です…。


玄関先のしくじり獅子に熊ん蜂が獅子彫りをしております。
…と言っても穴を掘ってマイホーム建設工事なんです。
毎年毎年
多目に見て見ぬ振りですが、しくじり獅子に穴がボコボコ
増えるのには閉口してしまいます。
最近蜂が消えた!
などとのニュースで話題になっていますがウチの熊ンバチ
はマイペースですね‥。



やっと川西町朴之沢の獅子のたてがみが完成し納品いたしました。

見える所に置いていましたが、受け取りにいらした方が余りの立派な変わりように、たてがみと気づかず民芸品のミノと勘違いした位の出来でありました。
7月25日が獅子の出番で是非とも新しいたてがみ装着の艶姿を拝見したいと思っております。