獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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実は生涯二回目の警護役…昨年は寿泉荘が初めてで腰を捻り病院通い!

何度も本人に意思確認をしての警護でした。

なかなか厳しいかけ声は出ませんでしたが凛々しい警護役でしたねー。


ワタクシ中年…イヤ初老の獅子振りは、警護かかりで張り切り過ぎて足をつり疲労困憊。

花火を見る余裕もなく、しばらくは放心状態。

でも…しばらくして寿泉荘の職員の方々の労いの言葉で復活できました。

寿泉荘の皆様ありがとうございました。

大量の差し入れごっつおー様〜また来年。


昨日の寿泉荘夏祭りは雨…しばしの晴れ間をぬって予定通り獅子舞が行われました。おろしたての獅子でしたが…どうも音が今一つ煮え切らない響き。
獅子頭にとってパコーンと抜けるような音が健康体なんですがね…。

今回はえくぼ獅子舞の方々に荘内の部屋周りをお願いし足を運べないお年寄りを訪問いたしました。
手を合わせて喜んでくれたおばあちゃんもいて涙ぐむ獅子振りも…

後半は屋外会場にておじさん獅子舞連合会の獅子舞披露。
清水町黒獅子会と伊佐沢黒獅子会(仮称)が合同で行いました。


手作りのまわしの写真を頂きました。
見事な仕上がりですよねー!
こちらは飯豊町中(なか)地区の
豊中稲荷神社の新しい化粧まわしです。

お相撲さんが締める化粧回しは京都の
専門店等が制作する本格的なものですが
かなりの高額となり雨天の場合でも
決行する獅子舞では水を吸って重くなり
使用には向きません。
勿論製作費の予算の問題が第一ですがね・・・

警固を務めるNさんが丹精込めて制作した
化粧回し・・ご自分で装うのですから
気持ちも入りますね。 
良い仕事ですねーー!
うちの化粧まわしもお願いしたいですねー。


夏休みの課題らしいのですが…


ははははって笑ってる場合ではない!

結局

少量の蕎麦を打って夕飯は冷たい鶏蕎麦

まーまー美味しく頂きました。




昨夜
獅伝の獅子舞の稽古が行われ
頭(かしら)から熱気の籠もった写真が届きました。
裸で稽古です!
なにしろ6.1㌔を持ちあげて屈伸する激しい動きですからね。


前回の稽古で問題になった滑りやすい右手の持ち手
それを剥がし、棒に布を巻いて取り付けてみました。
また改良すべき問題が発生したでしょうか?
細部の雛型があればありがたいのですが・・。

15日の成人式での祝いの初獅子舞に向けて
獅伝会員の皆さんも獅子彫りも稽古や準備に
梅雨明けまじかで益々熱が籠ります。
こりゃーある種の熱中症ですね・・・良性の病気かも。


...もっと詳しく

台町の税理士さんちに書類をお届けに行って風情のある景観に気づきました。
用水路にハグロトンボが二匹仲良く浮かんでいて、その背景に古民家が見えます。


飯豊町で素晴らしく気合いの入った荒獅子舞いと遭遇致しました。
八月一日の午後
お神酒を持って神社に訪れると既に笛と太鼓が聞こえてきました。
初めてお邪魔する神社
杉の並木を抜けると神社の境内が見えてきました。

もうすでに獅子は境内から出ようとして警固が構えております。
くるっくるっと頭を回すような独特の舞い
足も振り上げ獅子の警戒する姿を表しているかのようです。
そして獅子と警固との迫力気迫のこもった相撲で獅子がいよいよ
道中へと放たれます。



長井にも獅子踊りとして3匹獅子が4か所残っていますが
継承できずに途絶えようとしています。
むかで獅子と比べ演目や曲数も半端でなく複雑
一人前になるには年季と忍耐、師弟関係が必要と聞きます。

こちらのお祭りの行列の資料をご提供いただきました。
それによると祭りの神輿行列は

天狗
長獅子
天狗
神輿
宮司
神職
社総代
三匹獅子とあります。
笛や太鼓の囃子の位置が気になりますが・・
最後の三匹獅子の位置も気になりますねー。








昨日福島県三春町の神社のお獅子に会いにいきました。
三春町といえば滝桜があまりにも有名ですね・・
高速道路にも特別の三春と言う看板があるほどです。
でこ屋敷もあって歴史と文化の香りを感じる街並みです。

三春町の町中のトアル神社
石の階段の参道を登り
入口には500年の歴史を感じさせる
立派な山門には二体の仁王像が
金の瞳孔を鋭く光らせ睨みを利かせていました。

さっそく獅子たちとご対面です。
長井の獅子と同じサイズの黒獅子と
頭に小さな獅子をつけて三匹で踊る獅子が
一緒に祭りで舞い踊るとの事・・・
昔、神仏混合のコラボがあったのでしょうね。

黒獅子は龍のような面長のお顔
80年前に新調され、だいぶ破損の修理痕が
が目立ちます。

素材は桐で、軽く作られていました。
・・というのも首の周りに取り付けられる
毛が興味深く、麻の繊維を直径10センチも束にした
直径1メートルもある輪っかなのです。
重さは5キロ弱もあるようです。
幕も一見柔道着の様なごつさ・・・・。
所変われば色々な獅子舞の様式があるものです。

以前は西置賜でも桐は嫁入り道具の箪笥の材料として
娘の誕生記念で植樹されあちこちで見られたものですが
最近は無くなりましたね・・。 ・・・つづく

ネットオークションで見事な古獅子を見つけ
落札し、さっそく届きました。

本日より獅子宿のコレクションに加えようとしましたが、
しばらく自宅で眺めていようと思います。

小ぶりですが彫慣れたノミ跡が見事・・・
特に目の彫込みやタテガミの彫りが素晴らしい。

障壁画から抜け出たような流麗な表情と凛とした存在感。

木地が縮んで漆が割れたり使い込んで
あちこち漆が剥離しノミ跡が見えるのも
古びて良い味を醸し出しています・・。

私もこんな獅子を残したいですね。
先人の巧みな技術に脱帽です。



昨日の獅伝の稽古で獅子頭の右手の支持部分が
滑りやすい事が判明し早速改良する事になりました。

獅子の縁を握って激しい動きをする為
汗で滑るそうで何度も落としかけたようです。

厚みを付けた部分を剥がし布を張って修復し
棒を荒布で包み込み紐で何箇所か縛って固定するという
伝統的な方法に改良する事に致しました。

左手の顎の持ち手はそのままで、やはり布を巻いて
滑り止めを行うようです。

いずれ少しでも軽量化を図る為
耳と顎を桐材で作り直す計画です。
一キロは減量可能と思います。

ヤハリあの大きさの獅子では半端な彫り込みでは
足りないのでした・・・。





白鷹でアイドリング中のグループである

文化継承団体「獅伝」の稽古が行われ頭から写メールが届きました。

新しい獅子の試運転というところですが如何だったでしょうか。

獅伝の頭にお願いしていた写メールが届きました。

動画も送っていただきましたがブログでご紹介できるのか・・はて??

残念ダメです。・・著作権の為送れない動画になっていました。


獅子舞を見ての感想ですが、想像以上に激しい動きなんですね・・!!

今回制作した獅子頭は6.1㌔あるのでかなりハードですね。
こりゃ50過ぎのオジサンには真似できないです!


元気な獅伝の皆さんも流石にバテバテの稽古だったようです。

理想的にはもう一つ軽い獅子頭を制作し本番用としたいところですね・・。

土曜日にウチの町の子供会の獅子舞がありました。

一週間の稽古の獅子舞ご披露でしたが、
本番の土曜日
夏らしいギラギラした快晴から一転し
険悪な雲行きが迫り激しい雷。
バケツをひっくり返したような雨・・
途中で全員公民館に避難!

小雨を待って再会し無事獅子の宮入りとなりました。
もし子供たちに落雷でもあれば楽しいお祭りが大惨事となります。
私もこんな経験は初めて。

でも・・ちょっとした惨事が発生
大雨による獅子幕の色落ちで
子供たちの白い衣装は紺色に染まってしまいました。

十年経ちましたが・・
ここにきて
まだ染め落ちするとは。
染め屋さん!
いったいどうなっているんですかーー???
リコール致します!


洗髪してみました…

新しい毛の鼻髭と比べると一目瞭然。

何十年ぶりの洗髪ですから、まだまだ取れませんね。

本日再挑戦いたします!

なんか孫をお風呂に入れるような心境

「お風呂でちゅょょょー綺麗綺麗にしまちょうねー♪」
久しぶりに赤ちゃん言葉になってしまいました。



入院中の今泉のお獅子がようやく完治して退院を待つばかり…
お酒を浴びゴワゴワの髪を洗髪してサッパリいたしましょう…

かねて長期入院中のお獅子は満身創痍
怪我で引退中の御身でした。

新しい獅子はもっとダメージがひどく
どちらを生かすかの選択に迫られ
こちらを選ばせていただきました。

二頭とも飯豊町の彫師ですが
再生する獅子は渡部亨氏の作

以前本格的に塗師の手によって大修理
したのですが別の部分から破損し
目の下から分離する危機的状況でした。

今回の修理は裏の割れ目だけでなく
鼻先から歯・・裏の面を覆うように
強化プラスチックで補強いたしました。
鼻先や頬もガラスファイバー入りのパテ
を作り強化しました。

スーパーフレキシブルな樹脂を使用したので
強烈な歯打ちの振動にも耐えてくれるのではないかと
期待しています。

耳も裂けて悲惨な表情のお獅子さまでしたが
にこやかに嬉しそうな表情
現場復帰の夢を見ているかのようです。

復帰早々はお手柔らかにパコン願いまーーす。
仕上げの洗髪でスッキリいたしましょうね・・。