獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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左側が昨年葺いた部分
右側がこれから今年葺く予定の部分…

約八年経つと補修した部分も茅がソジル(消耗する)のです。

冬の積雪と凍結が最大の原因で、屋根の雪崩と共に茅がごっそり

抜け落ちてしまう事があり、3月は不測の事態にビクビクしなくてはなりません。

10月に入ったとたんカメムシが家に寄ってきました。

越冬の為に家の中に無断で侵入…

奴等、よく隙間を見つけて入ってくるもんです。

退治してやるぅぅ〜




秋晴れ・・しかも夏日

これも異常気象でしょうか?

ピカピカの押し切りで茅切りを始めました…

腰が重いんで始めるまで時間がかかるんです。


やはり作業開始直ぐに腰に違和感がありました…

無理はしないのが信条


ありゃりゃりゃ

10月も半ば、そろそろ

茅刈も始めないといけません!


昨年はもう茅刈りを始めていたのに

今年は茅が枯れていないので早いのです。

雪が降れば茅が倒れて枯れなくなってしまいます。


来週白鷹で獅子舞の共演があるとか・・

以前制作させて戴いた

白鷹町萩野のオシシが里帰りです…。



長谷部岳翁氏作の子獅子も一緒に入院

親子並べて見ると

何故か、ほのぼのいたします。



牙を付けると怖さが増したような気がします。

竹を削って取り付けました。

牙が付くのは
二つの雄獅子で雌獅子には有りません。

現代人が作れば逆転

雌獅子に牙が付いて雄獅子には無いかも知れませんね…。



今日は朝から長井小の五年生25名が獅子宿に訪れました。

獅子舞クラブのメンバーが多く興味津々で質問攻め…獅子舞の話しは尽きません。

話しだけではと実際に外に飛び出し獅子舞体験

慣れたものです…
警護かかりも二回もこなして満足げに帰っていきました。

獅子舞の魅力は言葉では表せない長井の老若男女を魅了する文化なんですね〜。




いい天気が続いています。そろそろ茅刈りに山ごもりしなくてはならない季節なのですが、茅場はまだ青々として入れない様子…

今年は茅屋根の修復もまだで心配になっています。
今日は茅を切る
押し切りを購入いたしました。

結構高価で一万円…

茅屋根修復に入る前に少しでも準備をしなくてはなりません。



先頃ご紹介した漆塗りの制作中の写真がまた届きました。

下塗りを研いで艶が消え艶消しになりました。

この手間が一般人は出来ない職人技です…。

完璧な平滑な面を作り出し初めて奥深い独特の艶が出てくるのです。


飯豊町の獅子頭木地諜報部員からの連絡で飯豊町に軽トラを走らせました。
落雷で倒れた柳と聞いて勇んで現場に到着すると様子がおかしい!

グチャっと潰れたような様子…観察すると柳の内部が空洞化し枝も鉄砲虫の影響で枯れています。


三年生が来年進級してクラブを選択致しますが、

その見学に獅子舞クラブの稽古に訪れました。

クラブの皆さん観客が現れると張り切る張り切る!

警護かかりでアピールいたしました。

来年獅子舞クラブをよろしくね!

見て戴く人が居るか居ないかで違うってありますね。

反応が返ってくると嬉しいものです。

それを見た太鼓の連中が続々獅子の幕に入ってきました。

見学訪問は大変良い刺激になりました。


飯豊の特派員から珍しい情報が届きました。

落雷で裂けた柳を発見したそうです。
何万ボルトの電流が走り裂けて倒れたた姿はなんと無惨。

後日現地に訪れ視察する事にいたしました。

もし、この雷神の洗礼を受けた柳で獅子頭を作ったら?…

超自然的な力が宿っているかもしれません。

夜動き出したり鼻毛が伸びたりして…。




塗りの工房から大型の獅子頭の

途中経過の報告がありました…

下塗りが終わった段階で

間もなく唇や中の赤の塗りに入るようです。

なにしろ来月に納品予定ですので気揉めてきました。

黒光りのまさに漆黒の獅子

見事な仕上がりになるでしょう。

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秋晴れの野川で幕洗を行いました!

よく晴れましたね〜

野川の水は冷たく清らか…

かっきり祭りでの獅子幕の汚れを流しました。














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三春の三匹獅子の頭を固定する竹の部分の制作を依頼に

高畠の竹工芸の工房へお邪魔いたしました。

教員を退職後もともと竹工芸の家業だったことから

始められたという・・道具も父親の物を受け継いだ

という鉈や小刀を見せていただきました。


もともとの獅子頭の踊り手の頭に取り付ける部分を

見ていただくと孟宗竹と篠竹を使っているのだとか・・。


ご夫婦で教員をしていらっしゃって奥さんは長井小学校にも

お勤めしていらっしゃった事もあり知人や親戚の名前がぞろぞろと

出てきました。


ホント世間は広いようで狭いですねぇ〜。

改めて獅子頭を仕上げてお邪魔することになりました。


飯豊町のガマの湯さんで久々に
えくぼ獅子舞クラブの獅子舞披露がありました!

とある方の退職祝いの宴で全国からいらっしゃった
八十名のお客様。

やはり会場はビッチリで狭く、失礼ながら足で
椅子を押しながら場所を確保するという獅子舞…
限られたスペースでの獅子舞
難しいですね〜。




いつもの諜報部員から
獅子の材料の情報が入りました〜

直径50センチ程の細身という情報ですが
現地に出向いて確認しなくては…
目的の柳材かは写メでは判断出来ません…

重要なのは伐採時期
夏場の伐採材は使えません。