獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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長井市の河井地区のオシシです。こちらの獅子頭は額が高く独特な顔つきをしています。飯豊町の黒沢の熊野神社のお獅子とそっくりで、作者も同じ長井大町の梅津弥エ兵氏と記憶しています。文久三年作とあり江戸時代後期制作の獅子頭です。梅津氏の獅子の彫りの特徴は、代々指物大工の家柄の四代目の弥エ兵がその技術力を駆使して獅子を巧みに表現しています。注目すべき所は目の表現にあります。目の位置が大きく右に偏っています。茨の棘で怪我をしたという伝説に基づいて左目の視力を補うために右目を顔の中心から大きくずらした工夫が見られるのです。この獅子の工程は木地を薄めた生漆で地固めし、表面の細かい凸凹を漆のパテで平滑に整える工程です。黒くなっている眉毛の凹や目の部分が妙な表情ですね。


同じ地区で同時に獅子頭を二つ制作する事はホントに稀ですね。表面も複雑な形体ですが裏も表面とネガティブな形体になっていて塗師泣かせの獅子です。

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漆の工程を依頼している伊佐沢の江口漆工芸を訪ねました。いま新調と修理を含め四頭の獅子が入院しています。これは西高玉の獅子頭の一つです。生漆を薄め木地に含浸させて地固めをします。


長井には今でも四ヶ所で獅子踊りが継承されています。獅子舞も同地区の神社で行われ伝統文化の盛んな地域ですが、いよいよこちらの地区も後継者不足が深刻化してきました。今日は保存会の大事な話し合いにアドバイザーとして呼ばれました。後継者育成と保存会の継続をかけ、獅子踊り子ども教室の補助金事業を申請するよう提案し承諾する事になりました。しかーし・・こちら、ぴかぴかの誠に立派な公民館ですなー!

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昨日、市民文化会館で長井少年少女合唱団の公演がありました。三女も参加し練習の成果を発表しました。以前は男の子もいた時代もありましたが、今は、女の子だけになってしまいました。いろんな文化的な分野で女性が元気というか男性が見当たらない事に気がつきます。

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山形発〜旅の見聞録の取材でした!ダニエルさんはホント気さくなかですね〜奥様が長井の出身だけあってテレビで見るように置賜弁も堪能で外見のギャップがより親しみを感じました。アンドリュー君も笛や初めての警護役で出演してくれました!伝統的な日本文化にお二人の外国の方が興味を持っていただき、交流の橋渡しになったようです。囲炉裏で獅子彫りもご披露しました。放送は確か4月7日とお聞きしました。


長女が仙台のメディアナントカちゅーとこで彫刻の仲間と初の作品展を行いました。本日は最終日搬出のお手伝いをしてきました。といってもトラックの運転ボランティアです。石や木やFRPで制作した作品展でした〜。マァ〜マンズ、マンズすんばらしい会場の建物にびっくりこいてきただぁ〜作品も力作ぞろいでしたよ。

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撮影完了前にモデルの方が蕎麦を平らげてしまい、おかわりをお出ししました。美味しく召し上がっていただいたようです。


獅子彫りでなくて・・獅子振りの像を何作か発泡スチロールで習作し、さらに原寸大まで拡大し制作します。それをモデルに木彫を試みてみようかと思います。獅子振りの像はいつか作ってみたいと温めていた構想です。原木丸太から彫りこむ木彫はやり直しが利かないので一発勝負。その前に稽古をして腕を磨きます。

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おっぱいもつけました。ホルスタイン種などの乳牛ではないのでウエスト250センチAカップ位でしょうか?計ってみようかな?


長女は吹雪で休み次女が嫌々動員です。

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三人娘動員です。猫の手も借りたいと次女三女も動員しました。
最初は面白がってやっていた三女も45分以上は集中力維持は無理でした。



皮を貼ってます。この皮貼り何故か、やりだすと止められなくなります。梱包材のプチプチを指で潰すのと共通したものがあります。なんか癒しの効果あるのかもしれません。貼った場所の成果が見えてだんだん立体感が現れるという達成感があるのでしょう。面白がってやっています。


三頭並べてみたいですね。


本日は獅子宿定休日ですが、影のお仕事?・・樹木の化粧師です。今日は有名な東根の大ケヤキです。業者が太い枝を吊っていたワイヤーをうっかり緩めたら折れてしまったという悲惨な部分。その補修穴埋めした所を化粧するという仕事です。以前も手掛け、うっかり足場を踏み外して痛い思いをした事があります。高所での作業は余裕をもって行わないと怪我をしますね。この大きな枝折れはこの大ケヤキにとって腕を切られるようなダメージがあったように思われます。大ケヤキが一回りも二回りも縮んだような印象です。

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