獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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昨日からチラホラ咲出しました。町のソメイヨシノと同じペースでした。久保の桜はまだかいな♪


久保の桜と同じエドヒガンサクラ。桜の塩梅を見るために植えました。あと1200年経ったら久保の桜のように大きくなるのでしょうか?


今日はこんな珍しいお獅子もご来店いただきました。小振りなお獅子はなかなか良いお顔をしていらっしゃいますね〜。まだ獅子宿にはお泊まり頂けないのでお帰りいただきました。縁があったら是非またお会いしたいですねぇ〜


白鷹の深山のお獅子がいらっしゃいました。ヘアーの質を変えることになったんです。今でも綺麗な白い御髪ですが、シナヤカなヤクのからパリッとした馬毛に変えたいという依頼です。お顔をよく見ると人間味豊かな貫禄のあるお顔。知り合いによく似た方を思い出して可笑しくなりました。


鶏の羽根を貰いに塗り師の江口氏の工房を訪れました。様々な獅子頭が並んでいまししたが゛・・・これは河井のオシシ。全体にパテ状の漆を全体に塗り、研ぎ出します。綺麗な仕上がりには欠かせない根気のいる工程です。納期は九月始めのお祭りまでです。


豊田小獅子踊りクラブの獅子頭が古くなり羽根を入れ替えするため黒い鶏の尾羽根を用意しました。六頭あるので追加して入手しなければなりません。


後半寒かったので、もっと遅れるかな?と思ったら意外と早い開花かも知れません。伊佐沢の久保の桜は一週間は遅れるのですが獅子宿の若いエドヒガンサクラの蕾がピンクががってきました。来週早々咲き出すかもしれません。


トラクターに牛糞の堆肥をバラまく機械を引っぱって作業しています。久々に聞くトラクターのエンジンの底音が春を感じます。堆肥の臭いもなかなかいいんだなぁ〜


何万本の紙のひらひらを赤く塗るのも容易でありません。吹き付けでやってみましたが、最初に紙を赤く染めて切れば良かったかもしれません。逆に少し白い部分があった方が味があるかな?


ヤハリ花粉が鼻を刺激し始めました。茅のバンボコリも原因の一つなのかな?秋に刈ってもらって茅場に立てかけていた茅を運ばなくてはならない時期にきました。そのまま放置し雨にあてて蒸れてしまうと腐ってしまうのです。獅子宿の風通しのいい北側の軒下に立てかけて保管します。ただ窓を塞ぐと部屋の中が暗くなるので避けますが、ほとんど障子戸なんで意外と場所がないんです。しょうがないのでビニールハウスに押し込めてしまいました。


獅子踊りのクライマックスで使う火の輪を作ってます。本来は竹で三つ輪を作ってエルビスプレスリーの袖みたいな和紙を作って巻いていきます。赤く塗った三つの輪を上下二カ所で結んでスライドするようにします。イザ!獅子がその火の輪を飛び抜け拍手喝采と言うわけです!いや〜和紙を切って巻くのが手前なんです!作り方なんて有りませんから保存会の火の輪を借りて探りました。


自宅の桜がなんと咲いています!


遅くなりましたが大獅子の冬囲いを外しています。長い冬からの目覚めで眩しそうです。途端にくしゃみと鼻水も出て来ました。


先日取材して頂いたYBC山形発〜旅の見聞録が放映なりました。短い時間でしたがダニエルさんの温かい人柄が出て楽しく獅子舞体験を紹介して頂きました。関東にも放映なるそうなんで親戚に教えなくちゃ!


中断していた牛制作レポートでしたが、実は修正に修正を重ねながら密かに進めておりました。直しても直しても次々と気になる場所が増えてきます。こうなりゃ気の済むまでやるしかありませんな。今日獅子宿の桜の蕾を観察したら、ちゃんと膨らんでおりました!うへーん恐怖の桜前線が迫ってきました。

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