獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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完成を首を長くして待っていた西高玉の獅子頭二頭が本日完成しました!置賜でも超大型の獅子頭が新旧四頭が並ぶと凄い迫力です。普通新調の獅子頭は目も金箔で輝きますが古い獅子のイメージで黒い目になりました。新しい獅子が西高玉地区の益々の発展を見守ってくれればと思います。今宵は見違えるような立派な獅子になって帰ってきた娘の姿を肴に祝杯をあげます。


昨日、山形市のとあるレストランで松茸のリゾットなるものを頂きました。すでに松茸はスーパー等でも出始めてきましたが、白っぽいカナダ産の松茸でした。確かめてみると香りは僅かで、別な香りがします。今年は猛暑で松茸の生育不順と聞きましたが国産の松茸かどうかワクワクいたしました。さてリゾットの中を探索するとスライスされた松茸が…やはり白っぽい松茸でしたが期待した松茸のほのかな香りがいたしました。でも最近松茸の香りはトンとご無沙汰で確たる自信は無いのですが…チーズやゆずの香りも加わって旬の味を引き立てていました。私は本当は牡蠣にしたかったのですが、まだ早くムール貝のパスタにいたしました。小ぶりのムール貝がたっぷりのオリーブオイルに絡まって食欲をそそります。大きめのムール貝より食べやすく見た目も良く味が濃くて美味しく頂きました。ただハーブのタイムの香り?が強すぎたのが気になりました。好みでしょうがね・・。


近くの空き家になっていた古民家が解体移転の作業中です。十年前にある方が機織りの工房計画を持ちかけましたが折り合わずのままでした。民家は関東へ売られ旅館として修復され蘇るとか…見慣れた風景にポッカリ穴が空き懐かしい建物がまた一つ消えていきます。獅子宿の周辺には空き家が増えています。後ろの家も近々解体されるとの話があります。


長井小獅子舞クラブでした。太鼓打ちの彼女は夏休み前まではまだ自信ない叩き方でしたが、かなり上達していました。繰り返しの稽古の積み重ねで自信がついたようです。どこかのお祭りで武者修行したのかもしれません。


今日は残念ながら犬猫ネタでは御座いません。最近10月に入っても獅子宿の軒下に良く20センチ程のカナチョロを見かけます。これも温暖化の影響でしょうか?恐らくトカゲは小さな昆虫などが餌なので虫が増ているのでしょう。昨日も庭の草刈りをしていると腕に蚊が複数くっついてゾッとしたところです。
只今カナチョロ君は朝の暖かい日差しを体に受けて、ひなたぼっこです。カメラを向けて近づいても逃げようとしません。子供の頃カナチョロの尻尾を掴んで捕まえようとして尻尾が抜けてびっくりした覚えがあります。奴ら尻尾を再生する能力があるらしいのですが・・私の歯も見習ってもらいたいものです。


修理を依頼していた農機具店に草刈り機を取りに行くと、店の奥からゴロナ〜ンゴロナ〜ンとドスの効いた重低音が…。その音まさか猫???…と思いながら振り向くと鳴き声の主がノコノコやってきました。その店の愛猫はなんと二十歳だそうです。小綺麗なシャム猫はご主人に抱っこされご機嫌。しかし猫の二十歳は人間にすると百歳ぐらいでしょうかー?しかし凄い声になるもんですね。我が家の長女と同い年かぁ〜


御披露目式が間近に迫った塗り工房の獅子頭です。黒光りして凄みがでてきましたね。工房は漆の匂いで溢れています。鼻の中が漆負けしないか心配になってきました。獅子頭の鼻に挿している棒は塗る為の手掛かりで、塗り直後ウルシが垂れないように室の中で回転させるための大事な物です。間近に迫ったオシシの出産シーンでした!

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最近、獅子頭の保管が困難になったという話をよく聞きます。以前は神社に保管し鍵もかけなくても安全でした。連続して獅子頭が盗難にあったこともあり最近は個人の蔵にも、なかなか保管して頂けないというご時世になりました。結局不安ながらその地区の公民館という事になりますが、セキュリティーに関してはまだまだ不安を感じます。オシシも住みにくい世の中となったのでしょうか。
 昨日はとある方に獅子頭と専用のガラスケースを納入いたしました。ケースの前面には雲型の模様を入れています。神社には獅子を保管する獅子箱があり、奉納者の名前や当時の獅子連の名前が記されています。古い時代の獅子の箱には何のタレベェといった時代劇で聞くような名前もあって時代を感じます。家内の担任の一年生の名前にはびっくりします。まるで少年少女マンガに出てくるような大仰しい名前が連なっています。失礼・・

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アンドリュー夫妻を連れて染め工場に見学に行きました。丁度依頼している獅子幕のノリ置きの作業中でした。餅米と米糠で作った秘伝のノリをケーキのクリームを絞り出す袋の様な物に入れ、模様を描き出します。アンドリュー夫妻もちょっとだけ体験させて頂きました。

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昭和三十年代につくられた西高玉の獅子幕の波模様に妙な模様を見つけました。水玉の中に棒の様なものがあるのです!何か隠されたメッセージなのでしょうか?染め職人のサイン?


色がブルーシートみたいだったかな〜


十年ほど前のお祭りの翌日、野川の清流で獅子幕の厄と酒の汚れを洗う「幕洗い」の儀式習慣を経験した事を思い出しました。今はそんな習慣も簡略化され益々川も汚れ、そんなことをしたらかえって汚れてしまう様な現状です。大型のコインランドリーで安く洗濯乾燥出来る様になり利用しています。クリーニングに出すと半月もかかり費用も四倍以上かかりました。伝統的な幕洗いの儀式では獅子振りたちが冷たい清流で幕洗を行い獅子舞の余韻を味わいながら、獅子振りたちの結束を強める意味もあったのだと思います。大事な習慣も無くなり、便利さを追って本当に大切なものを見失っているのでしょうね〜。今日はカラッとした秋晴れ。まだ乾燥し切っていない幕を干しています。擦り切れた草鞋が落ちていたり、煙草の吸殻を片付けながらお祭りの余韻を楽しんでいます。


広い居間に敷く絨毯ではありません。麻の獅子幕を制作しています。模様を写し取り糊おきを行う前に打ち合わせをおこないました。


着物が似合う、えくぼの阿部さんの太鼓です!ビシバシとキレの良い太鼓ぶちに上達しました。

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秋分の日獅子宿かっきり祭りを開催しました。かっきりとは稲刈りという意味です。

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