獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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ミサイル攻撃で爆破されたスクープ写真の様ですが、土蔵の解体現場です。ちょっと離れたお隣が空き家になり解体工事が進んでいます。カニのハサミのような重機の腕が屋根を引きちぎり太い杉の梁が現れました。ズシンと地響きがして巨大な梁が地面に沈むのが見えました。魂が抜けるように壁がホコリとなって空に飛んでいきます。


飼い主募集中のにゃんこたちはご飯を食べて眠くなりました。可愛がってくれるご主人の夢を見るのかなぁ〜? どなたか早くご決断ください〜


本日より毎年恒例の茅葺き工事が始まりました。
私も朝から足場作りのテコをいたしました。
伝統的な細木足場は実にシンプルで合理的に設営するんですね。
枯れきった木製ハシゴを足場にしてワビサビを感じます。
いささか危なげですが、ぎりぎり強靭さも混在しているようです。
カメラマンの卵こと金子君、今日はわざわざ上京しての授業をキャンセルしての取材です。
スポンサーのボスを引き連れて脚立を持参しての撮影です!
めったにお目にかからない茅葺き工事なんて犬も歩けば棒に当たるみたいなもんですね。
ところで猫はいりませんかァ〜猫はいりませんかァ〜!


習字の帰り道、猫アレルギーの三女が猫を二匹も拾ってきてしまいました。暑さと空腹でぐったりして見かねた状態で発見したそうです。どなたか可愛がってくれる方いませんか?生まれて1ヶ月も経たない可愛い子猫で〜す。お申し込みのコメントお待ちしています!

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雲行きが怪しく稲妻がピカピカ鳴り出しました。ザリガニ釣りの後に米沢までドライブ。知る人ぞ知る、かき氷の名店「あらいや」へ。氷をカンナで削る一番大事な仕事をしていらっしゃるのが婆ちゃん!電動かき氷の時代にカンナで削るとは…レトロ…味が有ります…個性も。見ていると婆ちゃんの旦那さんでしょうか?いつの間にかお客さんに変身し、かき氷を頬張っています!ところが、グラスであるはずの器が違っていました。あれは練乳ミルクの空き缶です!お客さんと一緒に店で休憩なんでしょうね。家族でお店を切り盛りする暖かさを味わいました〜。ざっくばらんな雰囲気が良いですねぇ〜。


色だけは、うまそうですが、住んでいる環境が環境なので食材には向きませんね…。


自然豊かな里山の獅子宿の界隈。こんな所で面白いほどザリガニが釣れます。昔の言い方で「たんなげ」。大抵古屋敷には野菜などを洗う水槽がありました。スルメを餌にザリガニの大物を狙いますが、大物は流石に慎重で直ぐには食いつきません。そこで餌をピクピク動かし狩猟本能を刺激します。奴らが大きなハサミでしっかり餌を挟んだ所を静か〜に引っ張り上げ移動しバケツに確保いたします。三人で30分、30匹!大漁です…もちろん最後は皆さんにお帰り願ましたよ。楽しい一時でした〜


金子君はとある東京の写真家を目指す大学生。卒業制作に獅子彫り師をテーマにしたいと取材の依頼がありました。後からカシャカシャと激写のシャッターを切る音で動きがギクシャクいたします。あんなにいっぱい撮っちゃって勿体ないって思うのは素人だからでしょうね〜。


茅場の隣の畑で見つけた足跡です。写真では良く解りませんが、足跡の真ん中が別れてヒズメの跡のようです。畑の作物を戴きにやって来たカモシカの足跡のようです。他にも野ウサギや狸の足跡のような形跡もありましたよ。茅場には色んな動物の生態系が絡んでいるようです。


見たことの無い変な植物がにょきっと。外来種の植物でしょうか?葉っぱに毛が生えて無数の花芽が膨らんで不気味な繁殖力が伺えます!この植物知っている方いらっしゃいませんか?

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ここは長井市を一望に見渡せる小高い丘陵地。
三反歩もある葡萄畑跡の茅場です。

茅屋根の減少から刈る人も入らず荒れておりました。
今年は心がけを正し、二カ所の茅場を下刈りいたしました。
その為に大汗をかき、日々体重計に乗るのが楽しみになっています。

ところがどっこい、その汗をかいた倍以上ビールが進ので悪循環に陥っています。

地主の快諾を頂き茅場の一部と茅場化しつつある取り付け道路の草刈りをしました。

茅場は毎年定期的に刈って管理してあげないと流石の茅も蔦に負けて原野化してしまうようです。

この茅場はまだ大丈夫だったようで大量の茅を確保できそうです。
放置されていたわりに茅場には雑草が少ないようですが、よく見ると枯れて放射状に倒れた茅が雑草を防いでいるようにも見えます。

自らの骸を盾にして身を守る生命力の強い茅の姿なんですね…。


長井市上伊佐沢の民家で茅葺き屋根の葺き替え工事を行っていました。築三百年近くもの年月に耐え小高い山間地にいだかれひっそりと時を刻んでいます。茅葺き職人は暑さを避けて午後二時まで昼休みです。横浜から通っていらっしゃる家主の方は古民家やこの自然環境に惹かれ毎月訪れて通っていらっしゃるとか…玄関先で古民家談義に花が咲きちょっとのつもりが小一時間もお邪魔してしまいました。


獅子舞クラブの時間での出来事でした。この子は獅子が怖くて近づく事もできないのに獅子舞に興味があり獅子舞クラブに所属していましたが、今日劇的な変化です!初めて獅子頭を持って触りだしました。でも幕をつけた動く獅子はまだ苦手で近寄ることができません。太鼓に興味を持ってくれればもっと自信がつくのですが…ゆっくりと親しむことが早道なのかな〜。


伊佐沢念仏踊りの伝承と後継者育成を目的に保存会が伊佐沢小学校の児童に踊りの指導を始め三十年になりました。それを祝い小学校のグランドで保存会と児童の念仏踊りの伝統芸能の共演が行われました。高齢化の保存会と少子化の児童数がこれから伝統芸能をどう継承していくか重要な課題になっています。孫の踊りを頼もしく眺める奴の姿が印象的でした。


コレはなんと!三女の鼻から出た○○ではなくカマキリの赤ちゃん。オシシの耳に乗っかっていました。こんな小さなカマキリを見たのは初めてです!今日産まれたのかもしれません。赤ちゃんと言っても鎌を振りながら威嚇してきます。ナントちょこざいな!