獅子宿燻亭3
獅子宿イベント
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今朝シーズン一番の冷え込み
路上のデジタル温暖計は１℃を表示していました そろそろ雪の匂いがしてきたので 雪に埋まる前に、先月運んでもらった柳の丸太を チェーンソーで切る作業を行いました 丸太の繊維に直角に切る丸太切りはチェーンソーが真っ直ぐ切れないと 最初の切り口から一周して、最後の切り口に出会わないと厄介なんです 何遍も研ぎますがなかなか・・ さらに縦に切るのも切り屑がチェーンの駆動ギアのカバーに詰まり 歯が回転しなくなったり・・帯ノコが欲しくなります グワーングワーンとチェーンソーの爆音が昼近くなっても温まらない空気を 震わせます およよ 雨が降ってきました 11月の冷たい雨かっ・・・つむじに沁みるぜ |
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白鷹町浅立諏訪神社の映像です
拝殿の両袖に巨大な獅子二頭が分かりますか？ その真ん中の獅子が本獅子です 大きな獅子は幕も付いて動き出しそうです こちらの本獅子には鼻髭がないので雌獅子なのでしょうね 雄獅子と看板がある方には鼻髭があります さっそく情報通獅伝の頭に問い合わせましたが不明 では地元近くの獅子彫りN君に連絡 すると・・・この大きな獅子頭は夫婦獅子 地元白鷹の三人が協力して制作し奉納した獅子だそうです 制作してけっこう以前に奉納しているらしく驚きました 山形新聞でも報じられたとか・・ 知る人ぞ知る夫婦獅子ですね 例祭日の他、正月三が日お披露目するそうですので必見です |
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昨日の膨大獅子ネタの提供でゲップが出そうです
早速23年前の映像 こちらは長井市歌丸水木地区の山の神神社の獅子幕 明治二十年の記名があり・・なんと124年前の幕を使用 素材は麻 余程良質な麻なのでしょうね・・ 問題は獅子幕の波浪模様 繊細な絵画的デザインで、珍しいことに獅子の毛模様がある事に驚きました なびいたウニの様な・・渦巻きの様・・よく唐獅子の体に描かれています 幕に獅子毛模様は白鷹の獅子に見られますが長井では初めて見ました 今から十数年前 こちらの獅子舞を取材して一緒に歩いた事もありますが 気づきませんでしたね 獅子舞は少人数で行われアットホームな雰囲気がホノボノ 歌丸神社のOBの年配の方の獅子舞いでした その時こちらのお母さんの話で 戦時中男が戦場に借り出された時、獅子舞を続けるため男の代わりに女性が 獅子を振ったという伝説があるとお聞きしました 「男達こんげに面白いごとしったんだな〜」 と女達はつぶやいたということです 九月のまだ夏の名残いっぱいの空に 稲刈り前の黄金色の田園の中を歩く獅子舞の一行が印象的でした |
昨夜は雨でしたが珍しく１１月にしては暖かい夜
獅子宿の囲炉裏の煙りの循環に玄関の戸を開け 放していても苦にならない程 全国的にも暖かいようでなんか変ですね 獅子舞好きな親子と囲炉裏に火を入れて酒盛り、 獅子談義に花が咲きました 親父さんは以前獅子頭を制作するほどの凝り性 その血をひいて息子さん達も親父さん以上にのめり込んでいます 親子で獅子舞出来るなんて羨ましいですね‥ 息子さんの膨大なコレクションの獅子舞ＤＶＤを観ながら話は尽きません このコレクションは長井市はもちろん川西町、飯豊町、白鷹町や小国町 と西置賜一円を網羅してのレア物 獅子舞が途絶えた地区の獅子舞も有り学術的にも貴重な資料です 獅子舞ビデオシアター整備事業に貢献してくれそうです 秋の夜長・・囲炉裏を囲んで獅子談義の一献 五臓六腑にしみわたり‥いやぁ〜たまりませんなぁ〜 |
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明日雨の予報なので束ねた茅をまとめました
昨日に打って変わって、鈍より曇り・・ 今日は山の茅場に向かう足も、気も重い なんぼでも乾燥の為、刈って束ねてから少し放置します その束を更に八本束ねてワラ縄で縛り一足と言います 経験上その位が担ぐには適量 刈りたての茅はそれでも20�前幣紊砲覆襪任靴腓Δ�？・・ 立て掛ける木まで担ぐのですが、茅場は鋭い切り口の茅が あって危ないのです もう長靴がぼろぼろ 二三日の成果がこちらです 8束×20足ほど・・160束まだまだ足りない量です 収穫した茅は一冬晒し 雪解けし乾燥した頃の四月下旬ごろ獅子宿の軒下に搬入します |
快晴中の快晴
快調に茅刈がはかどりました〜 秋晴れとは正に今日のことを言うような日和でした 午前中に児童センターの獅子舞をこなし、蕎麦打ちを済ませ 午後一番、軽トラを飛ばし今泉の元葡萄畑跡の茅場に直行です パンツ一丁ツナギ着て〜長靴履いてタオル被りポケットラジオはYBCです 茅を束ねで鎌でバサバサ刈ります 先っちょを握って葉っぱを鎌で上から下へ削ぎ落とします これが手間・・経験とテクニックを要する技 葉っぱを落とさないとガサばって非効率 葉っぱは茅場の養分にもなりますしね・・ 持って帰るのは茅の茎だけにしております さらに曲がった茅はなるべく刈りません・・というのも屋根に使うと 曲がっている分隙間が開いて良くないと言う話を聞きました 茅と物差しは真っ直ぐなほうが言いようですね こうしてみると茅にも様々個性があるようです 厳密に言えば微妙に種類が有るのかも知れません 何年も同じ所を刈っていると、株に成らず地面から直接生えて 稲刈りみたいにバサバサ刈れるのです・・・気持ち良い〜っ！ |
ラジオでは他の県内各地はもう晴れているようですが
野川と白川に囲まれた盆地の長井は霧が晴れませんなぁぁ〜 快晴の下で獅子舞したかったぁ〜♪ さて・・いよいよ勤労センター祭のオープニング獅子舞の始まりです 経験上、長井小学校の童たちは本番に強い！ 稽古より見劣りした例がないのです 緊張したピリピリした空気も無く、いよいよ開始です でも違いますね 稽古では見れなかった勢いが有ります 観客の方々の反応もパワーの源になりますね 笛、太鼓、獅子の三位一体に警護の気迫が加わって素晴らしい獅子舞になり ました・・ だんだん良くなる〜ホッケの太鼓〜♪ 早く茅刈りしんなね〜っ |
copyright/shishi2
獅子頭を見せて戴きたいとこちらの堂守に、こちらの獅子舞の熱烈なファン
のT君がアポを取りました
こちらの獅子頭は最近塗り替えられましたが、制作者の記名年号はその当時
のまま残してあるので貴重です
大抵は塗り替えの時に塗りつぶしてしまうのですが・・
古い獅子頭の修復は最低限記名年号作者名はのこしておくべきです
年代を経た獅子頭の価値の証なのです
さてさて
獅子頭の制作日は文政十二年
といえば西暦1829年とすればナント182歳
制作者は大工 浅立村の林蔵とあります
塗りは 丑蔵
こちら広野の獅子は浅立のお諏訪様の獅子頭と同系統
鼻髭が有る所と瞳が八方睨みである点の他は良く似ています
お諏訪様の獅子頭も同じ作者の可能性有りですね
しかし西置賜には類を見ない系統の獅子頭です
さてさてさて
写真は堂守の方の話ですと、終戦直後の獅子舞の様子です
ぱっと見ての印象は獅子幕の水玉がびっしり
バックには茅葺きの軒下が見れます
戦後の混乱時期 獅子幕もつぎはぎ 物資不足が伺えます
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