柴田 聖一 | SEI SIBATA
━━━・works
『人を動かすのはロゴス(理論)ではなく、パトス(熱情)だ。』
古代哲学者アリストテレスは 説得力の3大要素は【エトス・パトス・ロゴス】を唱えている。 1.エトス-----信頼/人徳/精神/品性 2.パトス-----感情/熱意/感動/感性 3.ロゴス-----論理/言語/議論/理性 アリストテレス先生の哲学に基づき Stepup式で《リーダーとしての説得力の3大要素》をマトリクス化すると 以下のようになります。 1.パトス(感情--声)------本音/気脈------感動力-------コンセプション 1.パトス(感情--声)------言葉/人脈------知識力-------コンテンツ 2.ロゴス(論理--話)------建前/文脈------智恵力-------コンテキスト 3.エトス(信頼--形)------実行/金脈------行動力-------コンバージョン 【有言実行】×【本音と建前】=【説得力】 ※本音はインサイト、建前はプロポーズ。 ※パトスは声。ロゴスは話。エトスは形。 Aristotles Poetics [Paperback] Stephen Halliwell (Author), Aristotle (Author) |
お馴染みマーケティング戦略の【4P】は・・・
1.Product/製品(プロダクト) 2.Price/価格(プライス) 3.Place/流通(プレイス) 4.Promotion/推進(プロモーション) 4つの頭文字Pのことです。が、、 今回はコミュニティマーケティング戦略の【4P】を紹介しましょう。 1.Presence/存在(プレゼンス)----------ブランディング(在り方) 2.Present/贈呈(プレゼント)----------ターゲティング(言い方) 3.Promotion/推進(プロモーション)----------マーケティング(遣り方) 4.Project/事業(プロジェクト)----------シェアリング(組み方) ・・・・・どんな人が ・・・・・どんな人に ・・・・・どんなプレゼントをするのだろう? ・・・・・どんな人たちがチームを組んで ・・・・・どんな人たちに ・・・・・どんなマーケットを提供できるのだろう? _______となります! 参照→ ステップアップのマーケティング (marketing)の図 |
年末コアミーティングのため・・・
アンパンマンをつくりました(^_^;)/ 【あ】━━━━━ありがとう 【い】━━━━━いいんだよ 【と】━━━━━とめどなく 【ゆ】━━━━━ゆめがある 【う】━━━━━うたがある 【き】━━━━━ききがある 参照→ 危を機に。 参照→ 草枕〜コミュニティ×マーケティング 参照→ 瞑想から発想、構想から創出へ。 参照→ Oplysning(オプリュスニング) 参照→ 水は清きふるさと |
Stepup式ターゲティングは..
1.人脈 2.気脈 3.金脈 4.文脈 4つの【脈】のコントロールで仕上がります。 脈だけに、血管、血液、血流、血圧に どこかしら通じる点があります。 経営者の皆さまとお話しすると 人脈の定義が曖昧である事が多々あります。 顧客、社員、取引業者、地域の人など どのような「人脈づくり」に取り組んでいるのか? それは「金脈」に結びつくのか否か? 戦略的視点でコントロール出来ているか? ちなみにStepupの「ターゲティング段階」は以下の通り。 1.興味段階--------気になる人 2.認知段階--------知ってる人 3.理解段階--------よく知ってる人 4.信頼段階--------信頼できる人 5.共感段階--------気脈が通じる人 6.契約段階--------金脈をつないだ人 7.共栄段階--------プロジェクト仲間 _______いづれにしても脈々と脈打ち続ける事が肝心。 じっくりと「人脈」の整理整頓してみてはいかがでしょう? |
成功しているホームページ制作には
「こん・こん・こん・こん」が絶対不可欠です。 「こん・こん・こん」でも 「こん・こん」でも 「こん」でも _______残念ながら、御社のホームページは成功しません。 1.コンセプト(思念/概念) 2.コンテンツ(中身/内容) 3.コンテキスト(文脈/脈絡) 4.コンバージョン(転換/転化) 【こん1】-----Concept 会社の考えや熱い思い、今伝えたいこと。 どう表現していこうか?誰にお伝えしようか? 社格を整えて、方向性とスタイルを定めます。 それがホームページづくりの大事な大事なコンセプト。 【こん2】-----Contents コンセプトに基づく 個々のメッセージづくりが大事です。 ホームページの場合 テキスト、イメージ、ムービー等で中身をつくります。 【こん3】-----Context コンテンツは情報パーツですが コンテキストは情報パーツをつなぎ合わせた ストーリー(物語)と言えます。 文脈を大事につくらないと 折角のコンテンツがバラバラになってしまい。 なかなか感動してもらえず もったいない事になりがちです。 【こん4】-----Conversion ストーリーは万全になりました。 でも・・・ 映画をみて感動したあとに売店で 映画のグッズや本など購入してもらうためには 転換率をあげる工夫が必要です。 コンバージョンレートをあげる場面づくりは マーケティング現場のクライマックスづくりでしょう! よって、成功するためのホームページ制作には 「こん・こん・こん・こん」が絶対不可欠なのです。 →こんタクト。 |
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アリストテレス先生の言葉を引用しアレンジを加えたものですが・・
今度は心理学者のアルバート・メラビアン先生の言葉を
ウィキペディアから引用します。
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7-38-55のルール(7%-38%-55% Rule)
1971年の著書『 Silent messages(邦題:非言語コミュニケーション)』における調査では、
メラビアンは次のような結論を出した。
まず、人と人とが直接顔を合わせるフェイス・トゥー・フェイス・コミュニケーションには
基本的に三つの要素があることである。
1.言語
2.声のトーン (聴覚)
3.身体言語(ボディーランゲージ) (視覚)
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三つのコミュニケーション要素が
7-38-55の割合で影響するという研究結果(3Vの法則/メラビアンの法則)です。
Visual=55%
Vocal=38%
Verbal=7%
言葉は7%、口調は38%、表情は55%の割合で
好感と反感に影響するというふうに解釈できます。
これって。。。
アリストテレス先生の論と重なると思いませんか?
1.エトス-----信頼/人徳/精神/品性---------->身体言語(ボディーランゲージ) (視覚)
2.パトス-----感情/熱意/感動/感性---------->声のトーン (聴覚)
3.ロゴス-----論理/言語/議論/理性---------->言語
好感度の上がりやすい人は
この三つのコミュニケーション要素を絶妙のバランスで
表現する事に長けている人と言えます。
反感を買いやすい人は、、、その反対?!
更に、仏教でいう【身口意(しんくい)】もまた、、、重なる。
使われ方も諸説あるが、密教では以下。
1.身-------手印(ムドラー)
2.口-------真言(マントラ)
3.意-------観想(メディテーション)
それにしても・・・
ギリシャ哲学と仏教と心理学
三つのコミュニケーション要素は見事に重なる。
1.エトス-----身-----身体言語
2.パトス-----口-----声のトーン
3.ロゴス-----意-----言語
会社のイメージアップも・・・
個人のイメージアップも・・・
ブランディングの基本(イロハ)は
三つのコミュニケーション要素のコントロールにあると
偉大なる先生方は教えてくれる。
高じて「メディア」「ミュージック」「メッセージ」という3要素とも
どうやら重なりそうだ・・・
更に高じて「アーキタイプ」「プロトタイプ」「ステレオタイプ」とも
重なる重なる・・・